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自転車にまつわる四方山話(よもやまばなし)

自転車に関する気ままなブログです。

ミニベロの話 その14(ブレーキレバー:オポジット レバー )

2015年10月13日 23時44分30秒 | パーツ
オポジットタイプのブレーキレバーは、サイクラーのプロムナードでも使用しています。



専用のハンドルバーであれば、バーエンドにブラケット固定用のビス穴やブレーキケーブル取り出しの穴があいています。





随分以前にミニベロ用にと購入しておいたオポジットタイプのブレーキレバー。
てっきり専用ハンドル用(ハンドル内部にブレーキケーブルを通すタイプ)だと思っていました。
ところが、ミニベロの構想が進み、袋から出してみて気づきました。



これは専用ハンドル用ではなく、通常ハンドル用だと。

改めてみてみると・・・



外見は、専用ハンドルと同じに見えます。
しかし、よく見ると



ハンドルバーの中でパーツが広がって固定される仕組み。



ブレーキアウターは、グリップに沿って外側を通します。
グリップもセットなのですが、ちょっと安っぽい感じがします。



専用ハンドル用との比較。

これが専用ハンドル用ではないとなると、さてどうする?

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ミニベロの話 その13(ステム)

2015年10月11日 11時44分01秒 | パーツ
「ミニベロの話 その7 アルマイトの剥離」で日東 ダイナミックⅡのアルマイト剥離失敗を書きました。

ミニベロのフラットバー使用には、ハンドルポジションを高めにセッティングする必要があり、そのためには日東 ダイナミックⅡ の90°は捨てがたいパーツです。
ただ一点、メーカー ロゴのあることを除いてですが。

薬剤に頼った前回の失敗をもとに、今回は人力でアルマイトを剥がすことにしました。




前回と同じステム。
ロゴが無ければ・・・ ディスカウント品なので文句も言えませんが・・・

まず行うのは、表面のアルマイトを削り落とすこと。
用意したのは、スポンジ表面がサンドペーパーになっているもの。



番手は、少し粗めの#180
ステムのような曲面形状のものを削るには、ペーパー状のものよりも圧倒的に作業効率が良く、時間短縮になります。



スポンジ状のサンドペーパーを3つ使ってここまで2時間半。
これを早いとみるか、長いとみるか・・・
問題だったメーカー ロゴは上手く落とすことが出来ました。
目的を一つ達成。




しかし表面を剥がした程度なので梨地風。
これはちょっと頂けません。
表面を「仕上げ」なければ。

次に用意したのは、目の細かいスポンジ研磨剤(800番・1200番)と耐水ペーパーの1500番・2000番。
仕上げにどの程度効果があるのかは、やってみないと分からないので何種類か用意してみました。



スポンジ研磨剤1200番 → 耐水ペーパー2000番 と使って1時間半。




ここまできましたが、表面がピカピカとはなりません。
細かいスジが残っています。
仕上げは、「花咲かG」(磨き剤)です。



ピカールよりも研磨力が強い気がします。

出来たのがこちら。



何度もやりたくない作業ですが、何とか仕上がりました。




もう少し時間を掛けると更に表面は鏡面になるのでしょうが、そこまで求める自転車でもないのでここまでにしておきます。
9月のシルバーウィーク、こんなことに時間を費やしました。









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ELITE pase custom carbon

2015年09月26日 23時09分43秒 | パーツ
いつものようにボトルケージにボトルを差し込もうとすると、やけにスルッと入りました。
「なんで?」
見るとカーボンのケージが割れています!!



完全に割れてちぎれているではないですか。
「あぁ~」

思い当たる原因があります。
8月下旬、軽いぎっくり腰になり、自転車に乗るどころではない週がありました。
自己診断では「軽い」と思っていましたが、生活面で不自由を感じるほどで、少し悪化すると危険な感じ。
無理をせず、そーっと動く生活を続けていました。
ようやく違和感も無くなり少しリハビリを兼ねて体を動かそうと自転車に乗りたかったのですが今度は天気が悪く断念。
仕方なく、久しぶりにローラー台を出して乗ることにしました。
本当に久しぶりです。

まず準備をします。
部屋を少し片づけ、スペースを作り、3本ローラーを広げ、ゴムベルトを引っかけます。
ここでトラブル発生。
ゴムベルトが切れました。いかに使っていなかったか・・・。
(ローラー台を使っている時でなくて良かった。)
交換して準備完了。

ローラーの幅は、40cm
道路であれば、これだけの幅があればはみ出ることはありません。十分な幅です。
ところが、ローラー台では非常に狭く感じるものです。
走り始めと止まる時は特に緊張します。

走り始めは、左の壁を支えにしてバランスをとりながら回転を上げていきます。
安定したところで回転を上げたり下げたりしながら40分を目標に乗りました。

時間も経過したのでそろそろ止まろうと速度を落とし左の壁に手をつこうとしたその瞬間、家中に響き渡る「ガッシャーン!」の音。
左の壁に気を取られハンドルを右に切ったようで右側に倒れました。
ほとんど立ちゴケです。

倒れた弾みで横に並べていた自転車が横に動き、その自転車のペダルが隣のボトルケージをヒット!
その時は気づきませんでした。


壊れたケージは買い替えなければなりません。
手痛い出費です。
もし2個とも壊れていたら、固定のローラー台が買えたことになります。


さて、購入するケージは無事だったものと揃えるために壊れたものと同じものを選びます。
それがこちら↓



同じと思っていたら・・・



微妙に異なります。
(モデル名は同じですが、モデルチェンジしているようです)



横はほぼ同じ。



カラーリングも少し変わりましたが、フレームカラーにもマッチしているのでヨシとします。


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ミニベロの話 その11(スポーク)

2015年09月04日 22時54分06秒 | パーツ
こだわって探した 20×1・3/8 28H のリム。
もはや「定番品」とは言えないリムでのホイール組です。
次なる課題は「スポーク探し」。

このリムに合うスポーク長は何ミリなのか?
そもそも必要とするスポークの長さが分からなければ、探しようもありません。
まず、スポークの長さを調べることから始めます。

スポークの長さを調べる計算式は、ネットで見つけることができます。
但し、その元となる数値が必要となります。

まず、リムの内径。



ハブのフランジの幅



フランジの直径:スポーク穴間



そして、組み方。
28Hであれば、6本組み。

この数値を計算式に入力すると答えがピッツ!

216mm とでました。
元となる数値の誤差を考慮すると、前議1mmほどは許容範囲でしょうか。

さて、スポークの長さは分かったものの次の問題はどこでなら入手することができるのか?です。

20×1・3/8 は、一部子供用自転車で使われていることがあるようで、ひょっとしたら「普通の自転車屋さん」に行くとあるのかもしれません。
ただ、ステンレスではなく鉄製の可能性大。
やはり昔扱っていたショップから攻めていくのがセオリーでしょう。

この手のパーツで困ったときにまず相談するのが、「両国・いちかわ」さん。

私:こんにちは~。
ご主人:なに?探し物?
私:無いものねだりかもしれませんが216か215mmのスポークがないかと思って。
ご主人:ん?215?それは、20インチだな。
私:すごいですね。長さだけでホイールサイズが分かるなんて。在庫あります?
ご主人:もう無いな~。
(・・・と言いながら、ショーケース下の段ボール箱を引っ張り出してゴソゴゴ。)
ご主人:あったよ~。ほら。一つだけ。最後だな。
私:やっぱり、すごいわ。いくらですか?
ご主人:いくらなら買ってくれる?
私:いやいや・・・、いじめないで下さいよ~。
ご主人:じゃあ、××円でどう?
私:ありがとうございます!



いちかわさんに無ければ、他に数件当たってみるつもりでした。
それでだめなら注文して長さに合わせて作ってもらうしかありません。
ショップでお願いすると1本@100ぐらいでしょうか。
それに比べれば、時間も価格も助かりました。



入手できたのは、旭スポーク。
既に廃業してしまった日本のスポークメーカーです。
今では、国産スポークメーカーは、星工業のみ。
完組ホイールが主流になり需要も減っているのでしょうか。

これでホイールまわりが揃いました。
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ミニベロの話 その10 (リム)

2015年07月27日 23時53分46秒 | パーツ
密かに進めている「ミニベロ更新計画」は、遅々として進まず、すでに半年が過ぎてしまいました。
「年内中にできれば」と思っていたものの到底無理な状況。
いつ出来上がるかわかりません。

進まない理由は、パーツを集める作業に時間がかかっているためです。
ミニベロ用のパーツは、一通り集め「いつでも」作れるようにストックしていたのですが、いざ着手となると浮気心が芽生えてしまい・・・。
結局、パーツは増加傾向。

ミニベロフレームの製作には、そのサイズの特殊性からスケルトンと使用するパーツが決まらないとオーダーできません。
ロードバイクであれば、各パーツ規格が統一されているのでスケルトンだけ先に決めてパーツはフレーム製作と並行して探すことも可能です。
しかしミニベロではそうもいかず、結果、フレーム製作もお願いできず時間だけが過ぎています。

全く進んでいないわけではありません。
ここ最近集めたパーツについて・・・。

まずは、リム。
約20年前に購入して温めていたのは、アラヤ 20×1・3/8 36H 細身のWOです。
それ用にハブは、カンパ トリオンフ スモール 36H を用意していました。



胴が細身でヌーボ レコード風。刻印は、羽根マーク。



残念なのは、コニカルナットが今風なこと。



クイックレバーも少し角ばっています。
購入したのも随分昔の話です。

リムの話に戻りましょう。
20インチに36Hというのがずっと引っかかっていました。
このリムサイズでは、スポークが多すぎてうるさく見えると。

4月のフリマで カンパ レコード SF 28H 126mmを衝動買いしたのは、やはり28Hにこだわったからです。



ところがいざ28Hのリムを探してみると見つかりません。
少し以前、アラヤに SP-30 という商品があったようなのですが時すでに遅く製造終了。
さらに、アラヤさんの話では、「20インチでは、3/8WOが主流となることは今後もありません」とも・・・。
確かにタイヤは、このサイズほとんど見かけません。
主流は、HE規格。こちらであれば28Hもあります。
WOあきらめてHEに乗り換えるか、それともWOを根気よく探すか・・・。

ヤフオクをチェックしているとステンレス製20×1・3/8なるものを見つけました。
これで我慢するか?と思ったもののその重量600g超と聞くとさすがにごめんなさい、です。
そもそも 20×1・3/8 をほとんど見かけないのですが、ある日ウカイの「36H」が格安で出品されたので思わずポチッ。



どこに向かっているんでしょう・・・。スペアにするつもりか?

ショップも随分探しました。昔、ミニベロを扱っていた目ぼしいショップを訪問したり問い合わせしたり。
残念ながらどこも今ではパーツの手持ちがなく、製作する際は持ち込みがほとんどだそうです。

待てば見つかるものです。
28Hがヤフオクに出品されました。しかも新品でビックリする価格。
入手したのが、こちら。



製造は、中国の「アミーゴ」とのことですが、その正体はよくわかりません。
リムには、「marukin」のステッカーが貼ってあります。
「marukin」はホダカ(量販車を販売している企業)が、販売しているブランド。
このリムは、量販車向けのものでしょうか?

結局、20インチリムはこんなに幅をとることになりました。





もう一息でパーツも揃いいよいよフレームオーダーへとすすめそうですが、きっと秋になっていることでしょう。
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