自転車にまつわる四方山話(よもやまばなし)

自転車に関する気ままなブログです。

ミニベロの話 その13(ステム)

2015年10月11日 11時44分01秒 | パーツ
「ミニベロの話 その7 アルマイトの剥離」で日東 ダイナミックⅡのアルマイト剥離失敗を書きました。

ミニベロのフラットバー使用には、ハンドルポジションを高めにセッティングする必要があり、そのためには日東 ダイナミックⅡ の90°は捨てがたいパーツです。
ただ一点、メーカー ロゴのあることを除いてですが。

薬剤に頼った前回の失敗をもとに、今回は人力でアルマイトを剥がすことにしました。




前回と同じステム。
ロゴが無ければ・・・ ディスカウント品なので文句も言えませんが・・・

まず行うのは、表面のアルマイトを削り落とすこと。
用意したのは、スポンジ表面がサンドペーパーになっているもの。



番手は、少し粗めの#180
ステムのような曲面形状のものを削るには、ペーパー状のものよりも圧倒的に作業効率が良く、時間短縮になります。



スポンジ状のサンドペーパーを3つ使ってここまで2時間半。
これを早いとみるか、長いとみるか・・・
問題だったメーカー ロゴは上手く落とすことが出来ました。
目的を一つ達成。




しかし表面を剥がした程度なので梨地風。
これはちょっと頂けません。
表面を「仕上げ」なければ。

次に用意したのは、目の細かいスポンジ研磨剤(800番・1200番)と耐水ペーパーの1500番・2000番。
仕上げにどの程度効果があるのかは、やってみないと分からないので何種類か用意してみました。



スポンジ研磨剤1200番 → 耐水ペーパー2000番 と使って1時間半。




ここまできましたが、表面がピカピカとはなりません。
細かいスジが残っています。
仕上げは、「花咲かG」(磨き剤)です。



ピカールよりも研磨力が強い気がします。

出来たのがこちら。



何度もやりたくない作業ですが、何とか仕上がりました。




もう少し時間を掛けると更に表面は鏡面になるのでしょうが、そこまで求める自転車でもないのでここまでにしておきます。
9月のシルバーウィーク、こんなことに時間を費やしました。










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