うれし涙を見るために・・・芽育学院

みんなの《うれし涙》を見るために・・学院長がソウルする!
 《うれし涙》こうして流す。
  《うれし涙》家族で流す。

名前と、生きた証

2019-08-29 11:23:49 | カズナリ先生より



地球は地軸が傾いており

公転しているので

季節は、その場所により

特徴に富んでおります。



ま、このごろ

気候的にはかなり極端ですが。


昔は

集中豪雨なんていう名前で

ワンパターンに報じられていたのが

ゲリラ豪雨とか

線状降水帯とか

バックビルディングとか

さまざまな名前がつきまして。




唯名論とか実在論とか

そんなことにも考えが及ばないわけでもないですね



病気も

名前がついてないものだったら

単なる体調不良で済まされてしまったり

原因不明だねぇ で終わったりと



まぁ

何かに名前がつくってことは

ある程度、

その物についての知識とか情報があってのもので。

だから

生き物などの新種や自然現象とかを見つけて

新しく名前をつける人々のその知識であったり

覚悟であったりというのは

それ相応のものがあるのだろうな

と思ったりもします。



以前、そして今の職業柄

たくさんの人々にあってきましたが

名前の大半が被ってはいない気がします。

かぶっても字が違うとか。

全かぶりというのがそれほどいない。



漢字の種類とか

ひらがな、時によりカタカナ

もっといえば旧字など

バラエティあふれる日本語の表記は

かぶり問題を少なくしていますよね


欧米とかだと

何とか1世とか2世とかでごまかしたり 

十二使徒からのアレンジがベースだったり

ジュニア、シニアって言ってみたり

そんな名前が結構多数派。

ただ、最近は

ミドルネームでちょっと個性を見せたろかい、とかなっています

最近はそのミドルネームがとんでもない方向へ行っているのも確か。

やっぱり、欧米の人もかぶりを気にしてたんだ、と思いもしています。


マイクって言ったら

クラスの3分の1くらいの男子が振り返りそうなイメージなんだよなぁ



名前って大事ですね


でも苗字は結構かぶるんですよね


だけれども


田中君とか鈴木君が何人もいるからと言って

田中Aとか鈴木Bとか

そういうので呼んではいけません

ドラクエじゃないんだから。

いい加減、田中君や鈴木君がぶち切れして

仲間を呼びまくって合体し

キング田中やキング鈴木として存在感を発揮するかもしれません

なので

名前は大事です。





京都アニメーション放火殺人事件の

被害者の方々の名前が公表されました。


実名報道をすることに対して

さまざまな意見が飛んでいます。


被害者の肉親の方の中には

息子や娘が「生きた証」として

実名報道、そして会見に臨む方もおられました



かつてのマスコミは(今もかな)

ご遺族のもとへ伺い

この「生きた証」という言葉を使って

卒アルや顔写真をいただいて

記事に掲載するということがまかり通っていました。


僕があっち側の世界にいたときも、そんな空気はあったし、

某新聞社の最終面接などの場でも


そのシチュエーションで

あなたなら、どうやって写真を撮りますか、頂きますか

ご遺族の方にむけてそれができますか


みたいな質問がなされたこともあり

マスコミの正義感をはき違えてるんじゃないのかって

結構、違和感をうけたことがありましてね。



仕事として辛いことができますか っていうニュアンスの質問だと思うんだけど

いや、それ被取材者の方がつらいし

そうまでして顔を載せる価値あるのか   

なんて思うときに


上の方から


『生きた証』を載せるべきだろ、メディアは


なんていう言葉が発せられたりする



それは

会見を開いたような被害者の方々から

自発的に出た言葉であれば

尊い言葉であるけれども

取材者側から出た言葉なら

ただの下衆の言葉にしか聞こえないんですよね




ま、現場に出ている記者の人々は葛藤していると思うけれど

上は、今までのメディアの体裁とか他がやっているから抜かれては困るという

そんな意固地なプライドで、

いまだに実名報道とか顔Pにこだわっていたりするんだろうな、と思います



今は、SNSとかいろいろ

情報発信の手段がたくさんあるので、

メディアが発表しなくても

大きな事件でも小さな事件でも、いずれ知られていく可能性があります

戦前のような情報統制をされるわけではないので

警察発表がうんぬんで、権力がどうこうという理屈もちょっとナンセンス


ただ、煽り事件の時などにあったように

情報が乏しい状況では

デマが発生することも多々あるし、

そのデマが回るということは、

世間は何だかんだ言って

実名などの情報を欲しているんだという証拠にもなっているし



ま、難しいですよね


僕自身は

了解の取れた人だけ実名でいいのではないかとも思いますよ



あと

普通の事件も

被害者だけでなく、

加害者も実刑が確定するまでは容疑段階では匿名で。という考えもあります

フランスがそんな感じだったような。

初動の報道で、実名が拡散して

のちに無罪やら不起訴になった場合、

その後の生活が大変ですし

とくに冤罪の場合は。




今回の放火事件も

明らかに犯人ってわかっているんだけれども

被害者の実名を非公表なら、加害者も刑が確定するまでは匿名にしなさい

という考えにもつながるけれど


まぁ僕も聖人君子でなくてダブスタだらけの人間なので

こうなるとすごく複雑な気分になります




名前って大事ですよね。

名前に恥じない人生を生きたいですし。


生きた証 

立てていきたいですけどねぇ


その途中で命を強制的に奪われるのは、なんとも




ま、インドの話は・・・

京アニではないですけど

天気の子が、正規上映されるみたいですよ







コメント
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