「ヴェクの詳細について観察する。その4」は、本当に必要か?ポジションランプです。
ヴェクを正面から見れば、ん?これは何?と思われるのが、フロントパネルに装着された三日月型のポジションランプでしょう。このポジションランプですが、ON・OFFのSWが無いので(ヘッドライトのSWもありませんが)、キーがONの位置にある時はずぅ~と点灯しています。点灯状態はボ~としたオレンジ色であり、間違ってもヘッドライトの補助ランプとはならないものです。
本来のポジションランプの役目は、夕暮時などで「ヘッドライトを点灯するまでもないし、かと言って自車の位置を他車から分かりやすくする必要もあるし・・・」なんて悩ましい時に使うライトなんですが、現在のように常時昼間でもヘッドライトを点灯するバイクにとっては、必要性を感じないものです。さらにヴェクの場合は、オプションのフロントバスケットを装着すれば、荷物で隠れてしまう訳ですから、全く意味の無いものになります。
そんなところで、意味不可解なポジションランプなんですが、ふと思い出したのが70年代後半のSUZUKIのバイクです。当時はGS400やGT380(空冷2スト3気筒が懐かしい!)がSUZUKIのドル箱(これまた懐かしい言い回し!)だったのですが、他のメーカーのライバル車がポジションランプが装着されていたのに対し、何度マイナーチェンジしても頑固に装着されませんでした。もっとも、その代わりにギヤ・ポジションインジケーター(ギヤが何速に入っているのかを表示)は装着されていましたが・・・(現在ではGSR400ですね)
ウーン、その頃のバイクに装備されなかったことへの逆襲?でしょうか。他のメーカーではしないことを押し通すSUZUKIの姿勢を感じるところです。
ついでに・・・なんですが、そんなSUZUKIらしいといえば、ヴェクの150ccという排気量もそうですね。国内向けモデルの他社では見当たらない排気量です。実はこの半端な排気量もSUZUKIの十八番(おはこ)であり、かってはランディ55、GT135、GT185なんてバイクを発売していました。
ランディ55は50ccモデルにちょっと排気量を上げることにより(僅か5cc)、2人乗り&法定速度50km/h可能。GT135とGT185(空冷2スト2気筒)は、GT125+α(排気量)で高速道路走行可というモデルでした。それぞれ既にベース車がありましたから、簡単に新モデルを発売することが出来ますし、価格抑制&存在価値もあるという一石三鳥ですね。ヴェクの150ccも弟分の125ccがあることから、「やっぱりSUZUKIだね!」と感心しています。
ヴェクを正面から見れば、ん?これは何?と思われるのが、フロントパネルに装着された三日月型のポジションランプでしょう。このポジションランプですが、ON・OFFのSWが無いので(ヘッドライトのSWもありませんが)、キーがONの位置にある時はずぅ~と点灯しています。点灯状態はボ~としたオレンジ色であり、間違ってもヘッドライトの補助ランプとはならないものです。
本来のポジションランプの役目は、夕暮時などで「ヘッドライトを点灯するまでもないし、かと言って自車の位置を他車から分かりやすくする必要もあるし・・・」なんて悩ましい時に使うライトなんですが、現在のように常時昼間でもヘッドライトを点灯するバイクにとっては、必要性を感じないものです。さらにヴェクの場合は、オプションのフロントバスケットを装着すれば、荷物で隠れてしまう訳ですから、全く意味の無いものになります。
そんなところで、意味不可解なポジションランプなんですが、ふと思い出したのが70年代後半のSUZUKIのバイクです。当時はGS400やGT380(空冷2スト3気筒が懐かしい!)がSUZUKIのドル箱(これまた懐かしい言い回し!)だったのですが、他のメーカーのライバル車がポジションランプが装着されていたのに対し、何度マイナーチェンジしても頑固に装着されませんでした。もっとも、その代わりにギヤ・ポジションインジケーター(ギヤが何速に入っているのかを表示)は装着されていましたが・・・(現在ではGSR400ですね)
ウーン、その頃のバイクに装備されなかったことへの逆襲?でしょうか。他のメーカーではしないことを押し通すSUZUKIの姿勢を感じるところです。
ついでに・・・なんですが、そんなSUZUKIらしいといえば、ヴェクの150ccという排気量もそうですね。国内向けモデルの他社では見当たらない排気量です。実はこの半端な排気量もSUZUKIの十八番(おはこ)であり、かってはランディ55、GT135、GT185なんてバイクを発売していました。
ランディ55は50ccモデルにちょっと排気量を上げることにより(僅か5cc)、2人乗り&法定速度50km/h可能。GT135とGT185(空冷2スト2気筒)は、GT125+α(排気量)で高速道路走行可というモデルでした。それぞれ既にベース車がありましたから、簡単に新モデルを発売することが出来ますし、価格抑制&存在価値もあるという一石三鳥ですね。ヴェクの150ccも弟分の125ccがあることから、「やっぱりSUZUKIだね!」と感心しています。