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とりあえず一口馬主の楽しいこと

気合の出資馬応援と飲み食い! たま~に趣味の話題など。。(^^ゞ

2016年産募集馬展示会報告・混戦! 今年の作戦(そして来年は(^^))

2017-11-04 07:36:47 | イベント・募集馬検討
一応、昨日までに新規募集馬とその他の募集中馬について、一通りレポートをさせてもらいました。
広尾TC募集馬に限らず、馬にはそれぞれに個性があり、また、将来どう変わっていくかは神のみぞ知るところです。
従って、一概に良し悪しを言えないのは当然としても、やはり出資作戦を考えるにあたっては、自分なりの出資候補本命はコレで対抗はコチラ、みたいな想定をしておく方が、今後の近況チェックにもメリハリが出て楽しいものです。
という事で、展示会終了後の懇親会で木村さんから仕入れた話も含め、アレコレ考えてみたいと思います。

まずは、距離適性別募集総額別の2016年産馬の分布ですが、大体こんな感じになっています。


まあ、この手の整理は飛び抜けてイイ馬がいる時はやる必要が無く、タイプがどうとか分布がどうとか関係なしに、抜けてイイと思ったその馬をドカッと買えばOKなわけです。(もちろん、ちょこっと買うでもイイんですけど(^^ゞ)
ただ、今年のラインアップのように、良く言えば目移りがする、悪く言えば今ひとつ突き抜け感に欠ける顔触れの場合、距離適性や牡牝のバランスを考えるとか、一発長打系とアベレージ系を両方揃えておくなどの配慮も多少は必要かなと。。
『とにかく好きな馬にいく』、というのも立派な作戦なので、いろいろ組み合わせを考えて楽しみたいですね(^^ゞ

そう言えば、懇親会場で木村さんに、「今年はどの馬が好きですか?」とお聞きしたところ、
「今年は本当に難しい。。夏ごろまではウェルシュステラがジャスタウェイのイメージだったのですが、急に大きくなって雰囲気が変わり、先が読みにくくなりました。 ダンカーク産駒はそもそも経験値が少ないのでどうなるか分からないですし、今年は混戦だと思います」
と仰っていました。(乱暴な質問に答えて頂いてありがとうございましたm(_ _)m)

ちなみに、「好きですか?」との質問は、「どの馬が走りそうですか?」と聞くのでは芸も品もないし、(そもそもそれが分かれば蔵が建っている…)ギリギリ答えて頂けて、かつ意味のある質問は?、と考えた結果生まれたものです(^^ゞ
木村さんは全ての馬を大切に考えておられると同時に、私たちのようなクラブの会員にも本当によくしてくださるので、乱暴な「好きですか?」に対しても、毎年、生産者として最大限に誠実で大人な回答をして頂いています。
(初対面の方がいきなり聞くと、さすがに驚いて引かれるかもしれませんが…(^_^;))

話が脱線しそうになっていますが、要するに今年は混戦模様、そういうことなんですよね。。
だとしたら、自分が好きなタイプの馬にまずは注目し、その後は多少の様子見態勢を意識しつつ、距離適性や牡牝、一発狙いかアベレージか、などの要素を考慮しながら検討対象・範囲を絞り込んでいく、この方針が一番楽しめそうです。

例えば、私はすでにレフィナーダ'16に出資申込みをしていますが、レフィナーダ'16は文字通り私が好きなタイプ。 お姉さんのエンパイアブルーのときは一目惚れに近かったのですが、ダンカーク産駒の弟も非常に綺麗な馬でしたから。
出資理由が、“応援したい好きなタイプだから”であれば、これはもう誰からもツッコまれる筋合いはないですしね。
そしてもう1頭、やはりウェルシュステラ'16は。。 大きいとかイメージが想定と違うとか言っていますが、気になる度では元々抜けた存在ですから、ほぼ出資決定に近い感覚で、申し込みボタン押下のタイミングをさぐることになると思います。

となると、その大好きな2頭の他にあと1、2頭、これをどうするかが今年の作戦の大きなポイントになるワケです。
改めて分布図を見ると、明らかに1800万円、2000万円の中距離適性ゾーンに牝馬の塊があります。
“1800万円から2000万円の中距離適性牝馬が大好き!”という方は別ですが、普通はここから買うとしても1頭にして(全体を3、4頭に収めるとしたら)、あとの1頭はバランスを考えて、短距離傾向の強い牡馬から選びたい。
ダート短距離~マイルはつぶしが利く条件ですし、タフに走って稼いでくれるのは結構そういう馬だったりしますから。
(昔の出資馬で言うとカーティスクリーク、アルシラート、スプラッシュエンドのイメージ!?)

とにかく、一応ですが、最初にのせた分布図に、今書いたことをメモるとこんな感じになったりします(^^)


まあ、アレコレ勝手なことを書きましたが、結局、馬への出資というのは自分が好きなように、納得して応援できるようにやるのが一番。 それにはいろいろな失敗を重ねつつ、自分のスタイルを見つけていくしかないのかもしれません。
私も随分長くこの趣味をやっていますが、自分で好きになった馬を応援するスタンスだけは変わらずに済んでいます。
そういう気持ちがどこかにないと、そりゃあ、サラブレッドは繊細ですから思い通りにならないのが当たり前ですし、競馬に行けば、どう考えても勝つより負けることの方が多いわけですからね(^~^;

ありゃ、またまた頼まれてもいないのに、自分の出資検討方針を公開してしまいました(^_^;
参考にする必要もメリットも全然ない話ではありますが、多少のヒマつぶしにでもして頂けたらと思いますm(_ _)m
なのですが、ここからの話は、好きな人にとってはそれなり以上に楽しい情報です!
それはですね…
『来年のラインアップに是非とも入れて欲しい馬がいるのでよろしく!!!』、という話なんです。

いやですね、懇親会で酔った挙句に木村さんのお人柄につけ込んで、2017年産馬のことを無理やり話して頂いたのです。
そうしたら、最初は無理やりだったはずなのに、木村さん、途中から結構ノリノリで…
いや、木村さんは会員に絡まれて仕方なく話をしたワケでして、あくまでも悪いのは当方なのです。 なのですが、木村さんの話を聞いた結果、『その馬は是非ラインアップに入れて欲しい』という馬が確実に3頭はできたのであります( ・`ー・')キリッ

では、来年のラインアップ入りを是非ともお願いしたいリストを発表します。

■ミスペンバリー'17(ロードカナロア)・牡
ロードカナロア産駒としては、今年はサンデーローザ'16がラインアップ入りしています。
そんな事もあって木村さんに確認してみたのですが、とにかく脚がスラッと伸びた、素晴らしい馬になっているそうです。
ミスペンバリーの実績はエタンダールのダービー出走にとどまらず、これからは(先週勝った)ディメンシオンが、そのポテンシャルの高さを含めて改めて証明してくれるでしょうし、これは相当に楽しみな牡馬だと思います。
そう言えば、この馬の話をするときの木村さんの表情、初めてディメンシオンの話を聞いたときに似ていたような…
(まさに満面の笑みでしたが、あまりにも馬のデキが良いので、カナロアの種付料高騰も心配しておられました(^^))


■ハイアーラヴ'17(オルフェーヴル)・牝
この馬に関しては、オルフェーヴル産駒が欲しくてたまらない某師匠が、勢い込んで質問されていました。
すると木村さん、人差し指の先をこめかみに当てつつ、「プッツン」とひと言。 一瞬、師匠の表情が凍り付いたのを私は見逃しませんでしたが、木村さんは引き続き笑顔で、プッツンとはどういうことなのかを解説してくれました。
それによるとこの馬、何かのはずみでプッツンすると、放牧場の端から端まで猛スピードですっ飛んでいくのだそうです(^_^;
ちなみにですが、プッツンした時の運動能力の高さ、スピード感はハンパないそうで、オルフェーヴルらしいと言えばそうですが、一体、どんな馬になってくれるのか(なってしまうのか)、今からとても楽しみ(怖い)です。


■ステラリード'17(ルーラーシップ)・牝
ステラリードはこれまでステラバレット、エンジェルリード、そして16年産(ノヴェリストの牝馬)を出していますが、毎年産駒の姿形が違っていて、馬体面では種牡馬との相性によって産駒の形が変わるタイプと言われています。
その上でルーラーシップとの間に生まれた17年産については、(これは4月にお会いした時も仰っていましたが)「どこに出しても誰に見てもらっても、これはイイ馬だなぁと感心されます」とのことで、どうやらステラリード産駒の本命はこの馬かもしれないぞと。。
ステラリードにはウェルシュステラ後継として成功してもらわないといけませんし、それほどまでに馬のデキがイイのであれば、自分の出資馬として応援したいという気持ちになってしまいそうです(^^ゞ


今あげた3頭以外に、実はもう一頭、レフィナーダ'17(カジノドライブ)も気になっています。
レフィナーダ'17に関しては、「これはとにかくデカいです。もしかしたら、今までで一番大きいかもしれない」とのことでしたが、レフィナーダの繁殖としてのポテンシャルは、ミスペンバリーやハイアーラヴに勝るとも劣らないはず。
まずはお休み中のレイナグラシア、出資を決めたレフィナーダ'16に頑張ってもらったうえで、17年産のデキがいいようであれば、上の3頭に続く存在として前向きに出資を考えることになりそうです。

なのですが、今あげた馬たちは、もちろんまだ募集されると決まったわけではありません。
まずは元気に育ってもらう事が第一ですが、もしも縁あってクラブから募集となったら、少なくともこの中の何頭かには(100%とは言いませんが(^^ゞ)、かなりの高確率で出資、応援をしていくつもりです。
いや、これでもさすがに先走り過ぎか…。
訂正します、まずは現役の馬たちを応援し、2016年産への出資を前向きに検討します。
その上で、来年も再来年も、三年後も四年後も、この趣味を続けていけるように頑張りたいと思います!

*広尾TC募集馬のページはコチラ → https://www.hirootc.jp/sellhorses/

*出資はあくまでも自己責任でお願い致します(^_-)-☆
*文中の引用コメントは私の記憶に基づいて書いています。誤り、ニュアンスの違いなどは全て私の責任ですm(_ _)m


*広尾TCのご厚意により、クラブ公式HPからの情報転載の許可を頂いています。


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2017産 (ジャック)
2017-11-04 15:26:58
こんにちは

17年産の方が魅力的なラインナップに
仕上がりそうですね。

ウェルシュステラの動向次第ですが
初年度産駒にしては割高な感じと
風貌からスピードがあるか未知数です。

滑り込みでキングオブハーツを
出資したためキツキツです。
返信する
Unknown (Az)
2017-11-04 16:10:01
>ジャックさん

こんにちは

正直17年産の方が、と思わないでもありません。
まあ、この頭数でやっていたら、多少のバラつきはありますかね(^_^;
ウェルシュステラ'16は、実は、一番先が読みにくいかもしれません。
私はどうせ買う方向だと思いますけれど(^^ゞ
返信する
Unknown (Unknown)
2017-11-04 17:05:10
ミスペン、ハイアーラヴ産駒は無条件で買いです(^.^)
今年はこの2頭の産駒がいないのでテンションが上がりません。
取り敢えずサンデーローザを買いますが、兄弟が地方でしか走ってないのが不安です(^_^)
返信する
Unknown (Az)
2017-11-04 17:09:41
>Unknownさん

ミスペンとハイアーラヴがいないと、どうしても小粒な印象になってしまいますよね(^^;;
サンデーローザは確かに上は大したことがないですが、馬は良かったです。
これで走ったら、カナロアの能力ってことになりますかね。
やはり、来年のミスペン仔は楽しみです(^-^)
返信する
展示会お疲れ様でした。 (マホカン)
2017-11-08 18:49:43
貴重な情報ありがとうございます。
是非、参考にさせて頂きます。
ウェルシュはジャスタのイメージからどんなイメージに変わったのですかね⁉️
17年産はミスペンとハイアーですね。
ちゃんとお金貯めないと。
返信する
Unknown (Az)
2017-11-08 20:05:19
>マホカンさん

こんばんは。
どう変わったかは難しいですが、なんか、サンデー系っぽくないんですよね。
これから動かしてどうなるかですが…
雰囲気のあるイイ馬なのですが、レフィナーダ16よりもダート馬みたいな(^^;;
返信する
Unknown (マホカン)
2017-11-09 17:22:46
ダートですか❔

走ってくれれば芝ダート問わずですけどね。

僕もポチる予定ですが少し様子見ます。
ありがとうございます。
返信する
Unknown (Az)
2017-11-09 23:38:57
>マホカンさん

走ってくれれば芝ダートは関係ないですけど、
最初のイメージと違うとアレッと思ったりしますのもね(^_^;
ジャスタウェイのスピードをうまく受け継いでくれたいたら面白いんですけど(^^)
返信する

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