札幌5R 2歳新馬を優勝したキングエルメスの関係者コメントです。
◇坂井瑠星騎手のコメント 「フットワークがいいですし、センスがありますね。抜け出してからは遊んでいる感じでした。これからが楽しみです」
◇矢作調教師のコメント 「調教では能力をうまく出し切れていませんでしたが、競馬に行ったら周囲を見るようなこともなく力を発揮してくれました。カイザーノヴァに続き、兄弟で新馬勝ちができてひと安心しています」
◆クラブのコメント 「潜在能力の高さは誰しもが認めるところ。一週待ったことにより少頭数でスムーズな競馬ができましたし、鞍上の好リードに応えるように、余裕を持ってデビュー勝ちを果たしてくれました。なお、このあとは、「いったんシュウジデイファームでリフレッシュ。先々のことも考えて、函館2歳Sありきではなく、あくまでも本馬の状況を見ながら」(師)決めていければと思います」
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「フットワークが良くセンスがある、抜け出してから遊んでいる感じで今後が楽しみ」。。兄カイザーノヴァにも跨っている坂井騎手ですが、抑えめトーンのコメントの中にも、キングエルメスに対する期待の大きさ、今後に向けての自信が秘められている…と感じるのは私だけでしょうか。
一方の矢作先生は、「調教で思ったほど動けていない中、本番で力を出してくれた」、「兄に続いて新馬勝ちができてひと安心」といったコメントです。そうですねぇ、今回は(ご自身の判断で)あえて出走を一週スライドさせた背景もありますし、その中で、本馬への高い評価が正しかったこと、それをキングエルメスが示してくれて良かった…という意味での『ひと安心』かもしれません(^^)
ここから先は想像するしかないですが、「一旦、シュウジデイファームでリフレッシュ。函館2歳Sありきではない」との対応も、キングエルメスに対する期待の大きさ、目先のニンジンにこだわることなく、将来に繋がるレース選択をしていきたいとの方針ゆえではないかと思います。
もちろん、結果的に函館2歳S出走となる可能性もありますが、その場合、シュウジデイファームでの滞在期間は一週間ほど。レース後のダメージがどうなのか、気持ちが落ち着いているかどうかがポイントですから、来週の近況報告からも目が離せなくなりました。
個人的には函館2歳Sをパスして距離延長へ舵を切るのもアリだと思いますので、例えばカイザーノヴァが勝ったクローバー賞(8/22札幌)に直行するのも悪くないかなぁと…。カイザーノヴァがそうだったように、もしもクローバー賞を勝てば、来春までの重賞は選び放題、出走し放題ですからね(^^ゞ
Sponichi Annex『【札幌新馬戦】“矢作×坂井”の師弟タッグ キングエルメスが快勝「この先も楽しみ」』
札幌5Rの2歳新馬戦(芝1200メートル)は2番人気のキングエルメス(牡=矢作、父ロードカナロア)が番手から楽々と抜け出し、デビュー勝ちを決めた。勝ち時計は1分9秒2。
坂井は「この血統らしい、いいフットワークでレースセンスもいい。抜け出してからはまだ遊んでいるところがあるので、この先も楽しみですね」と将来性を評価した。
キングエルメスは父ロードカナロア、母ステラリード(母の父スペシャルウィーク)の血統。母は09年函館2歳Sの覇者。半兄のカイザーノヴァは昨年のクローバー賞を制している。2歳戦に強い母系だけに、次走以降も期待できそうだ。
4コーナーから直線で加速して逃げて勝ったキングエルメス坂井瑠星騎手(撮影・千葉茂)Photo by スポニチ
スポーツ報知『【札幌5R・2歳新馬】ロードカナロア産駒キングエルメスがV 坂井瑠星騎手「楽しみ」』
6月26日の札幌5R・2歳新馬戦(芝1200メートル、8頭立て)は、2番人気のキングエルメス(牡、栗東・矢作芳人厩舎、父ロードカナロア)が、デビュー戦を白星で飾った。母ステラリードはデビュー2連勝で09年の函館2歳Sを制した重賞勝ち馬。勝ち時計は1分9秒2。
スタートを決めて、内からハナを主張したカルネアサーダ(2着)をマークする形で2番手へ。道中は手応え良く運び、4コーナーでは早くも先頭に立った。そのまま直線でも伸び脚を見せて、最後は流す余裕のある完勝だった。
坂井瑠星騎手は「この血統らしい、いいフットワークでした。競馬のセンスもいいですし、まだ抜け出して遊んでいる感じで、これからが楽しみです」と、満足げに勝利を振り返った。
ZBAT!競馬『【2歳新馬・札幌5R】ステラリードの息子キングエルメスがV』
6月26日の札幌5R(2歳新馬、芝1200メートル)は、坂井瑠星騎手騎乗の2番人気キングエルメス(牡、栗東・矢作芳人厩舎)が2番手追走から直線危なげなく抜け出して初陣を白星で飾った。タイムは1分09秒2(良)。
2馬身差の2着にはカルネアサーダ(7番人気)、さらに1馬身1/4差遅れた3着にエルバリオ(5番人気)が続き、1番人気のロータスペトルは6着に終わった。
キングエルメスは、父ロードカナロア、母はG3・函館2歳S勝ちしたステラリードで、母の父スペシャルウィークという血統。
◆坂井瑠星騎手(1着 キングエルメス)「血統馬らしくいいフットワークで走ってくれました。センスが良くて抜け出してからも遊んでいたくらい。これからが楽しみです」
札幌5R メイクデビュー札幌(新馬/芝1200m)に出走したキングエルメスが優勝しました!!!
【レース内容】好スタート! 二の脚にも余裕があり難なく絶好の2番手をキープ。道中の折り合いも良く、3~4角の手応えも抜群で、直線を向いたところで勝利を確信させてもらいました。あとは逃げた1番を楽々交わすだけという鼻歌まじりの競馬。。2馬身差以上に力の差を見せつける新馬勝ちとなりました!
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素晴らしい! 内容も結果も!!ゥットリ(´ー`*)。・:*:・
パドックで馬体を見た時に、『やはりこの馬が素晴らしい。単にバランスが良いとかそういう話ではなく、サラブレッドとしての美しさが備わっている』と感じました。ただし、その一方で子どもっぽい仕草を見せてもいましたし、競馬で勝つかどうかは別問題だと、自らを戒めることも忘れなかったのですが…。
でもまあ、イザ競馬をやらせてみたら、こんなに上手なレースをするなんて、いろいろ心配したのがアホらしく思えるぐらいの素晴らしい勝利でした(^^ゞ
新馬勝ちのあとなので好き勝手なことを言わせて頂くと、私が本当に素晴らしいと思った点は、馬がまだ全然本気でないのにこの内容…ということです。レースセンスの高さは別にしても、まだまだ遊びながらな仕草もありましたし、最後の直線などかなりフワフワと走っていましたからね。そのあたりが改善してくれば、兄カイザーノヴァを超える活躍も、思ったより早い時期に望めるのかもしれません。
久々の勝利にちょっと興奮しているのでこの辺にしておきますが、このあと函館2歳Sに行くのかどうかも含めて、まずはレース後の関係者コメントを待ちたいと思いますm(_ _)m
**2021/6/26札幌5R メイクデビュー札幌(新馬/芝1200m)・良**
2022年2歳馬募集スケジュールについて:2022年2歳馬募集を対象とした「Hiroo no REIWA」の募集馬ラインアップおよび、募集スケジュール等をお知らせいたします。
◆募集馬プロフィール◆
☆母エンパイアブルー、待望の初仔
エンパイアブルー'20 牡馬
父 マジェスティックウォリアー 母の父 エンパイアメーカー
☆近親に全欧3歳牡馬チャンピオン、シンダー
クエストフォーワンダー'20 牡馬
父 サトノアラジン 母の父 マクフィ
☆母は中央3勝馬。いとこに秋華賞(G1)4着、パラスアテナ
ゴッドフロアー'20 牡馬
父 ダンカーク 母の父 ハーツクライ
☆母は北米11勝馬、近親にBCジュヴェナイル(米G1)2着、スクエアエディー
ジアナズドリーム'20 牝馬
父 ドゥラメンテ 母の父 Twirling Candy
☆半兄に重賞2勝馬、クレッシェンドラヴ
ハイアーラヴ'20 牡馬
父 キズナ 母の父 Sadler's Wells
☆全姉は中央3勝馬、ミトノレインボー
ラズベリータイム'20 牝馬
父 エイシンフラッシュ 母の父 フジキセキ
☆母は中央3勝馬、いとこにクローバー賞(OP)勝ち、カイザーノヴァ
レトロクラシック'20 牡馬
父 ドレフォン 母の父 ディープインパクト
◆オフィシャルサイトにおける詳細(管理予定調教師、募集価格、立ち写真等)の発表
7月9日(金)夕方 全容公開予定
◆申込受付 <先着順による受付>
7月21日(水)より<先着順>受付開始
インターネット・・・・7月21日(水)午前10時~
電話・・・・・・・・・7月21日(水)午前11時~
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7月通常募集における、募集馬ラインアップが先行告知されました!
お馴染みの木村秀則牧場産馬としては、エンパイアブルー’20、ゴッドフロアー’20、ハイアーラヴ’20、ラズベリータイム’20、レトロクラシック’20ということで、ほぼ予想通りの顔触れが、予定通りにラインアップ入りをしてくれました。あえて言うなら、このところずっと募集されていたスイートマカロンの仔(マジェスティックウォリアーの牡馬)がいませんが、当然ながら事情は良くわかりません。
木村秀則牧場産馬以外では、パカパカファーム産のクエストフォーワンダー’20、そして三嶋牧場産のジアナズドリーム’20がラインアップ入り。クエストファーワンダー’20はクエストフォーラヴ、ルーシッドという姉兄に続いてのラインアップ入りなので、ある意味、木村秀則牧場産馬並みのお馴染み感がありますから、サプライズ系の募集馬はドゥラメンテ産駒のジアナズドリーム’20のみということになりますね。
全容公開まではあまりアレコレ考えないつもりですが、現時点での感想としては、エンパイアブルーの初仔が無事にリスト入りしてくれた良かった… というのが一番でしょうか。それからドレフォン産駒のレトロクラシック’20について、ドレフォンが新種牡馬として好スタートを切って良かったなぁと。。
いずれにしても、姿カタチや管理調教師、お値段などの情報が出揃うまでは大人しく待つことにします(^^ゞ