ドゥオーモが京都大賞典に登録されました。登録馬は18頭と揃いましたが、当然ながらドゥオーモの出走に問題はありません。
ザッとメンバーを見渡すと、休み明けの馬が多いところ、菊花賞馬にして前走宝塚記念2着のキセキがいるなど古馬中長距離王道路線の秋初戦らしい雰囲気がありますね。
正直、ローカルG3での2着が最高実績のドゥオーモにとって楽な舞台ではないですが、それでも『何かが起こるかも…』と思わせるだけの“自分のカタチ”を持っている馬ですから。。距離が2400mに延びる点、休み明け初戦でメイチの仕上げではなさそうな点など不安要素もありますが、今年に入っての体調の良さ、衰えを見せない心身にの強さに期待をしたいところです(^^)
**2020/10/11京都11R 京都大賞典(G2/芝2400m)登録馬**
ZBAT!競馬 『【スプリンターズS】マイルに続きスプリント界も制圧!グランアレグリアが“2階級”制覇』
第54回スプリンターズステークス(G1、芝1200m)は、クリストフ・ルメール騎手騎乗の1番人気グランアレグリア(牝4歳、美浦・藤沢和雄厩舎)が勝利。史上6頭目の春秋スプリントG1制覇を狙ったモズスーパーフレアや、悲願のG1初制覇を目指したダノンスマッシュら豪華メンバーが集結した秋のスプリント王決定戦を制し、3つ目のG1タイトル奪取。タイムは1分08秒3(良)。2馬身差の2着にはダノンスマッシュ(3番人気)、さらに半馬身差遅れた3着にアウィルアウェイ(10番人気)が入った。
グランアレグリアはデビュー以来、芝1400~1600m戦に出走してきたが、春の高松宮記念で芝1200m戦に初めて出走して2着。G1馬10頭という豪華なメンバーが揃った安田記念では、2着のアーモンドアイに2馬身半差をつけ完勝。そして今回、マイルに続いてスプリント界も制圧し“2階級”制覇。また、ディープインパクト産駒初のスプリントG1制覇となった。
スプリンターズSを勝ったグランアレグリアは、父ディープインパクト、母タピッツフライ、母の父Tapitという血統。通算成績は9戦6勝。重賞は18年サウジアラビアRC、19年桜花賞、阪神C)、今年の安田記念に次いで5勝目。スプリンターズSは、藤沢和雄調教師は97年タイキシャトル、昨年のタワーオブロンドンに次いで3勝目、C.ルメール騎手は昨年のタワーオブロンドンに次いで2勝目。
-----
いやぁ、強かったですねぇグランアレグリア。。
モズスーパーフレアにビアンフェが競りかけて、1000m通過が56.2秒のハイペース。結果的に後方2番手だったグランアレグリアが勝って最後方にいたアウィルアウェイが3着なので、展開が向いた部分はあるにせよ、それでもあの位置から楽に差し切って2馬身差をつけるのは並みのG1馬では無理でしょう。
あのアーモンドアイを相手に東京マイルで0.4秒差をつけた時も強い馬だと思いましたが、今日の勝ちっぷりにはさらなる凄みを感じました。まあ、東京、中山両方でこれだけ強い勝ち方ですから、この先しばらくは1200~マイルでこの馬に勝つのは相当に厳しそうですね(^^;)
そして… 勝ち時計が1分8秒3で、アウィルアウェイが1分8秒7で3着に入った今日の競馬。。単純なスピード比べではなく、時計のかかる馬場、外差しが決まる馬場での短距離戦も面白いです… いや、まあ、これならディメンシオンの引退レースはここでも良かったかな?と少しだけ考えてしまいました(^^ゞ
**2020/10/4中山11R スプリンターズステークス(G1/芝1200m)・良**
ZBAT!競馬にパンサラッサの次走情報が載っていました。
それによると、「神戸新聞杯12着パンサラッサ(牡3)は太秦S(17日、京都、OP、ダ1800メートル)かオクトーバーS(18日、東京、L、芝2000メートル)へ」とのこと。
10/1更新の近況では矢作先生の「10月18日東京 オクトーバーS、または10月25日東京 ブラジルCの両にらみ」とのコメントが紹介されていましたが、要するに、『左回りに慣れさせる』『ダートを試す』というテーマに『中2週で使う』という前提条件が加わった感じですね。
ただし、太秦SもオクトーバーSも『左回りに慣れさせる』『ダートを試す』を両立するレースではないので、パンサラッサの次走についてはどちらのテーマを優先させるかと、あとは相手関係を見て決めることになるのでしょう。個人的にはこのタイミングでダートを試す可能性の方が高いと思うのですが…
いやですね、これから先はただの与太話ですが、もしもパンサラッサがダートの鬼だった場合、太秦Sのあとに中3週で11/14東京の武蔵野S(G3)、そこも勝てばさらに中2週で12/6中京のチャンピオンズカップ(G1)に向かう!ぐらいの事は、矢作先生、考えておられるのではと…
まあ、武蔵野Sの次にチャンピオンズCまでつけてしまうと妄想ローテっぽくなりますし、そもそもオクトーバーSに出走して芝中距離路線を進む作戦の方が普通な気はするんですけれど…
結局は来週以降の近況でどういう方針が示されるかを待つしかないですが、芝長距離路線のG1から矛先を変え、ダートでG1出走をめざすとか、それはそれで面白い作戦だと思います(^^ゞ
【2020/9/27中京11R 神戸新聞杯(G2)でのパンサラッサ:公式HPより】