中山競馬場での引退式を終えて、9日、北海道・新ひだか町のアロースタッドに無事到着。10日付けで競走馬登録を抹消いたしました。なお、出資会員の皆様には詳細をオフィシャルサイト等にてご案内いたしますので、ご確認のほどお願いいたします。長きにわたる皆様からのご支援に対しまして、心より御礼申し上げます。温かいご声援、誠に有難うございました。
9日午後4時頃、午後から降り始めた雪が降り積もる中、2022年のドバイターフ、2023年のサウジカップと芝・ダートで海外G1・2勝を挙げたパンサラッサ(栗東・矢作芳人厩舎、牡7歳)が、本年より種牡馬生活を送る北海道新ひだか町のアロースタッドに到着した。
前日に中山競馬場で行われた引退式で本馬を引いていた池田康宏元厩務員に付き添われてのスタッドイン。これが最後になる旅の感想を聞かれると「うれし涙は全てサウジで流しつくしました。いい子を出してくれることを願っています」とすっきりとした表情で話し、「大きくてきれいな馬房を用意していただきありがたいです。やんちゃな子ですがよろしくお願いします」とアロースタッドのスタッフに声をかけて回っていた。引退式の最後には吉田豊騎手を背に立ち上がるなどやんちゃな姿を見せていたが、この日はおとなしく引かれ、馬房に入ると早速、乾燥牧草を口にしていた。
到着を見守ったジェイエス事務局の大西恵介氏は「類まれなるスピードと、最後の直線で粘り込む根性とスタミナには素晴らしいものがありました。父のロードカナロアを超えるような子を出してほしいです」と語った。初年度の種付け料は300万円(受胎条件)となっており、日本での種付けシーズン終了後には南半球でのシャトル供用も予定されている。
アロースタッドに到着したパンサラッサ(Photo by サンスポ)
-----
池田さんに付き添われてアロースタッドに無事到着、本当に良かったです。
クラブからの報告のほか、いろいろな方がX(旧ツイッター)で様子を伝えてくれています。こんなに注目される中でのスタッドインになったことは嬉しい限りですし、最高のカタチで種牡馬入りができたのではないでしょうか。
これからいよいよ夢の第二章が始まります。いずれは日高の星として、世界に羽ばたく産駒を量産してくれるでしょう!(イクイノックス産駒をやっつけるのも大切ですが、真の目標・めざすべき舞台は世界でしょう(^^))
【おは🍞】
— アローの中の人 (@arrowstud_staff) January 9, 2024
今日も1日スタコラサッサ
🍞「あさイチの🥕うめぇ〜」#パンサラッサ#ゆっくり出来たかな #おはパン#馬 #競馬 #種牡馬#アロースタッド pic.twitter.com/fKCrbVUaKf
【パンサラッサがアロースタッドに到着】
— パカパカ工房💉ワクチン5回接種済 (@pakapakakobo) January 9, 2024
外が雪だったので主な撮影は厩舎内にて🐎📷
パンサラッサ(牡7歳、父ロードカナロア)とツーショット撮影する池田元厩務員から熱烈なチュー😘🐴
若干、迷惑そうにも見える🐴💦パンサラッサですが照れ隠しなんでしょ?😉
※見学期間外(音声ミュート) pic.twitter.com/45LhVdKIQ7
「パンちゃん! 元気でな!」
— 週刊Gallop(Weekly Gallop) (@gallop_keiba) January 9, 2024
新天地まで付き添った池田康宏元厩務員が #パンサラッサ とお別れ🥹 https://t.co/kovmE319wX pic.twitter.com/jJIxhomocp
ようこそいらっしゃい😊#パンサラッサ#パンくん#アロースタッド pic.twitter.com/h482GTHdMq
— (有)岡田牧場 (@QuJoQIfzQTrONjE) January 9, 2024
パンサラッサ、スタッドイン!
— 一般社団法人umanowa (@umanowa) January 9, 2024
本日雪降る中、引退式を終えたパンサラッサが無事にアロースタッドに到着しました🐴🚌
池田元厩務員が帯同し馬産地日高に戻ってきましたが、とても元気です。木村秀則牧場さんも、温かい眼差しで到着を見守っていました。
日高の希望の星として、活躍に期待です! pic.twitter.com/f62gP9M74F
【モグモグ🍞】
— アローの中の人 (@arrowstud_staff) January 9, 2024
ただただひたすらにモグモグするパンサラッサ#パンサラッサ#モグモグ #草にまっしぐら#アロースタッド pic.twitter.com/c44CShvSiJ
新種牡馬到着!
— 株式会社 ジェイエス&アロースタッド (@JS_CompanyJP) January 9, 2024
パンサラッサが引退式を経て
本日アロースタッドに到着致しました!
本年より供用開始となります🐎
令和の逃げ馬、サンデーサイレンスの血を持たない超一流中距離馬待望のスタッドイン👍#アロースタッド#パンサラッサ#新種牡馬 pic.twitter.com/Qb5E5RwKpq
クラブから『パンサラッサ引退式フォトセッション 当選メール(HTC) 中山競馬場』というタイトルのメールが届きまして、1/8の引退式に参加させて頂けることになりました。
もちろん、当日の状況次第で変更や中止もあり得ますが、まあ、パンサラッサも以前より大人になっているでしょうし、チャンピオンヒルズで充分に心身を整えているでしょうから、多分大丈夫じゃないかと思います(^^ゞ
と言ってはみたものの、私は口取り参加などはちょっと恥ずかしい派なので、実はスーツを着て競馬場に行ったことがありません。果たして当日、私なんぞが本当に参加して良いものなのかどうか…。いや、今さらキャンセルなんてできないことは承知をしていますので、勇気をふり絞って中山競馬場に向かいたいと思いますm(_ _)m
パンサラッサ引退式YouTubeライブ配信(1月8日(祝日・月曜))【JRA公式チャンネル】:JRA
1月8日(祝日・月曜)16時40分頃から中山競馬場で行われるパンサラッサの引退式の模様をYouTubeのJRA公式チャンネルでライブ配信します。ライブ配信中はチャットを開放しますので、パンサラッサ・関係者の皆様へのコメントをお寄せください!チャンネル登録がまだの方はぜひチャンネル登録をお願いします!
日時・1月8日(祝日・月曜)16時40分頃から
URL・https://youtube.com/live/FfsL9nbNGJE
【2023/11/26東京 ジャパンカップ(G1/芝2400m)でのパンサラッサ:公式HPより】
チャンピオンヒルズ在厩のパンサラッサは、すでにコース入りを再開しています。
◇小泉厩舎長のコメント 「すぐに平熱に戻りましたし、その後の様子もいつもの本馬のもの。一時的に熱が上がっただけで済みましたので安心しました。すでに坂路でハロン17~18秒ペースを1本乗っており、馬自身は元気にしてくれていますよ。このまま体調維持に努め、引退式に備えます」
-----
軽い感冒で23日の引退式がキャンセルになりましたが、それは大事をとっての判断だったようで、すでに症状が治まりコース入りも再開しているとのこと。まあ、『パンサラッサはそんなにヤワな馬ではない』『軽い感冒ぐらいすぐに治るハズ』と分かっていても、改めて元気になったことが確認できて良かったです(^^)
あとは無事に年を越して、1月8日の引退式に備えるのみ。当日は私も現地に駆けつけたいと思っていますし、フォトセンションへの参加申し込みも済ませましたので、申し込み多数による落選がないことだけを祈ります(^^ゞ
(落選は仕方がないことながら、やっぱりズッコケちゃいますからね(^^;))
【チャンピオンヒルズ在厩のパンサラッサ:公式HP(2023/12/27更新)より】
引退パンサラッサの秘話を米山代表&吉田豊が語り尽くす イクイノックスのルメールも嫉妬!?:競馬ニュース・特集なら東スポ競馬
〝世界の逃亡者〟パンサラッサの夢は続く 米山代表&吉田豊が明かす知られざるエピソード「バカじゃないかと言う人もいたけど」:競馬ニュース・特集なら東スポ競馬
-----
東スポ競馬さんが吉田豊騎手と米山代表の対談を記事にしてくれました。
長い記事なので本文は各自でご確認頂くとして、あの時はああだったな…とか、へぇ、そんな話があったんだ…とか、いろいろと思い出させてくれる内容なので、まだ未見の方は是非ご一読を。
そして、クラブから出資者向けに、1月8日引退式のフォトセッションに60名参加させて頂けるとの連絡がっ!
人数も多いので大変だとは思いますが、もともと引退式には出動する予定でしたし、一生の記念になるので参加申し込みをしておきました。(定員オーバーの場合は抽選によりクラブで参加者を決定)
しかし、東スポさんの記事も含めてこういう話が出てくると、パンサラッサが本当に引退してしまう現実を突きつけられる気がします。こりゃあ、早く元気な産駒に出てきてもらわないと、寂しさの解消は無理なのかもしれません(^^;)
■チャンピオンヒルズ在厩のパンサラッサは、19日に軽度の感冒の症状が認められたことから、大事を取って12月23日(土)の引退式を延期することとなりました。なお、年明け以降にあらためて実施する方向で再調整を進めていく予定となっておりますので、取り急ぎお知らせいたします。
■引退式の延期日が1月8日(月・祝)に決まりましたので、お知らせいたします。
■チャンピオンヒルズ在厩のパンサラッサは、大事を取って体を休めています。
◇小泉厩舎長のコメント 「飼葉をしっかりと食べてくれていますし、馬自身に元気もありますので過度の心配は要りませんが、最近は馬の風邪が流行っていることですし、輸送もありますからね。本馬の平熱は大体37.9度。それよりも1度ほど高かったものですから、引退式を延期して大事を取ろうということになりました」
-----
なんとパンサラッサの引退式が延期に!!(°◇°;)
まあ、軽い感冒とは言え今後のこともありますし、大事をとるのは当然だと思います。それに、年末は何かと慌ただしいですからね。むしろ、年が明けて最初のビッグイベントができたと考えれば『これもまた良し』じゃないでしょうか。
(遠方から参加予定だった会員さんなどは、スケジュール変更が大変でしょうけれど…)
それにしても、良くも悪くも最後まで本当にハラハラさせてくれちゃいます。
そうですねぇ、もしかしたら周囲の雰囲気が今までと何か違うぞ??みたいなことに敏感に反応し、熱が上がっちゃったのかもしれませんね。(或いは、これからの種牡馬生活を想像して興奮しちゃったか(^^;))
【2023/11/26東京 ジャパンカップ(G1/芝2400m)でのパンサラッサ:公式HPより】
チャンピオンヒルズ在厩のパンサラッサは、おもに坂路でハロン17~19秒ペースのキャンター1本を消化しています。
◇小泉厩舎長のコメント 「早朝に一頭でコース入りしていることもあって、精神的にゆったりと落ち着いた状態をキープできていますよ。馬自身がこれで引退になることを理解しているのかどうかはハッキリしませんが、日々の様子は今までと何ら変わりありません。引退式の前日に中山入りする予定です」
-----
小泉厩舎長によれば、パンサラッサは「精神的にゆったりと落ち着いた状態をキープ」しているとのこと。前走ジャパンカップでは久しぶりの実戦らしからぬ激走だったとは言え、一度叩いた上積みが充分にありそうな感じです(^^ゞ
ただしこれからは、その元気をレース以外の仕事で発揮しなければいけませんからね。
もしもたくさんの繁殖牝馬が集まるようなら、種牡馬生活は完全に体力勝負になってきますし、特に初年度はいろいろと気を遣う場面も多いはずです。なかなか簡単な話ではなさそうですが、現役時代同様、明るく元気に乗り切って欲しいです!
ちなみに、やっぱりパンサラッサは「これで引退になること」をまだ理解していないと思います。。でも、こういうことって、どのタイミングでどうやって理解をしていくんでしょうね(^^;)
【2023/11/26東京 ジャパンカップ(G1/芝2400m)でのパンサラッサ:公式HPより】
いきなり、『大狩部牧場・下村社長チャンネル』の動画を貼りつけてしまいました。
内容は『動画を見て頂ければ…』なのですが、簡単に紹介しますと、イクイノックスの初年度種付料が2000万円に決まった(しかも発表即Bookfull!)こと、イクイノックスの父キタサンブラックも2000万円に値上がりしたこと、1200万円のままだったら狙いたかったコントレイルも…といったアレコレについて、やる気満々な若手生産者目線で分かりやすく語ってくれています。(これからは、オグリキャップの現役時代を知らない方々の時代なんですねぇ(^^;))
そしてそして、チャンネルを主催している下村社長はこんなポスト(ツイート)もしておられます(^^)
『パンサラッサ 種付け300万円』
— 下村優樹 (大狩部牧場代表) (@ookaribefarm) December 7, 2023
行くべきでしょう👀💪
特に初年度は🐴
送り込む自己所有馬の選定に入ります☘️☘️#種牡馬 #パンサラッサ #競馬 https://t.co/UIgNX5YF1q
動画の中でイクイノックスやコントレイルがもう少し安ければ挑戦したかった…と仰る一方で、これでその分の予算を他に割り当てることができる!と、前向きに考えておられるのが素晴らしいです。(いや、当たり前なのか(^^ゞ)
しかもパンサラッサに白羽の矢を立てるとはさすがにお目が高い!!
すみません、素人が偉そうにしてしまいましたm(_ _)m
とにかくですね、パンサラッサは種牡馬になっても最初はチャレンジャーですからね。
もしも本当に大狩部牧場さんがパンサラッサをつけてくれるとしたら、是非とも種牡馬入り同期のイクイノックスやタイトルホルダーの産駒、同年生まれ同厩同期であるコントレイルの産駒たちに一矢報いるような、素晴らしい馬を生産して頂きたいです。
そして、そんなことになったらどうしても応援したくなっちゃう私としては、パンサラッサの良駒が生まれた暁には広尾さんが買って募集してくれないかな?とか、セリに出た時にはYulong Groupさんが高値で落札してくれないかな?とか、全く他人のふんどしにもかかわらず、勝手な想像、都合の良い妄想をするのでした(^^;)
でも、私の与太話はさて置いて、パンサラッサは需要あると思うんですよね。
お値段が何とかお手頃な範囲内に収まっているうえに、血統背景は間違いなく世界レベル、身体能力の高さとタフさはそのレースっぷりから明白、心肺機能については常々獣医さんからお墨付きをもらっていましたし、前向きで元気一杯、環境変化に動じないな気性も大きな強みになると思います。それに(成長力が半端ないのは当然ながら)ホープフルS6着の実績があるように、意外に早い時期から動けるポテンシャルもあるワケですから…
と、そんなことを私が言っても屁のツッパリにもならないんでした(^^ゞ
いずれにしても、パンサラッサのようなチャレンジャーにとってはスタートが大事ですから、来年、再来年は出来るだけ多くの牝馬に集まって欲しいですし、パンサラッサも気合を入れてお仕事に励んで欲しいと思います!m(_ _)m
【引退式ラッシュ】
— 競馬ラボ (@keibalab) December 8, 2023
イクイノックス
12月16日 土曜
16時45分頃~ 中山競馬場芝コース
パンサラッサ
12月23日 土曜
16時40分頃~ 中山競馬場芝コース
タイトルホルダー
12月24日 日曜
レース後 中山競馬場(時間は未定)https://t.co/QdsNBnsXd4 pic.twitter.com/5lmQwK75kF
パンサラッサの引退式が発表された。
— 競馬ブック 自由帳 (@bookjiyucho) December 8, 2023
あぁ、本当に引退するのだなぁと。
天皇賞も、JCも、他のどのレースも
覚えているし、忘れない。
逃げてこそなど
勝手な思い込みかもしれないのに
吉田豊騎手は
パンサラッサは
我々が見たかったレースをしてくれた。
感謝しかない。
君のレースは楽しかった。 pic.twitter.com/5dQKjv7J8f
パンサラッサの海外G1・2勝、国内重賞2勝の輝かしい実績を讃え、12月23日中山競馬場において、最終レース終了後に引退式を実施することとなりましたので、取り急ぎお知らせいたします。
-----
クラブからパンサラッサの引退式についてアナウンスがあり、そのあとJRA から以下の発表がありました。
パンサラッサの引退式を中山競馬場で開催:JRA
ドバイターフ(G1)やサウジカップ(G1)などを優勝し、18億円を超える賞金を獲得したパンサラッサ(牡6歳・栗東・矢作 芳人厩舎)の引退式を、下記のとおり中山競馬場で実施することとなりましたのでお知らせします。
なお、同馬は、競走馬登録抹消後、北海道日高郡新ひだか町のアロースタッドにて種牡馬となる予定です。
【日時】
12月23日(土曜)【第5回中山競馬第7日】
16時40分頃開始
【場所】
中山競馬場 芝コース
【出席者】
馬主 広尾レース株式会社 代表取締役 中尾公亮
調教師 矢作芳人
騎手 吉田豊
調教助手 岡勇策
元厩務員 池田康宏
生産者 木村秀則
(敬称略・出席者は予定)
【その他】
引退式の模様はJRA公式YouTubeチャンネル、グリーンチャンネルおよびBS11にてお伝えします。詳細は後日、ホームページ等でお知らせいたします。
注記: 馬の体調等により、変更・中止となる可能性がありますので、あらかじめご了承ください。
いやぁ、素晴らしい。。こんなに楽しませて頂いたうえに引退式までやって頂けるなんて…
パンサラッサが活躍してくれたこと、強烈な印象をファンに与えた馬だったことが一番ですが、(種牡馬入りの件も含めて)本当に関係者の皆さんに恵まれたんだなと、引退式ご参加各位の名前を見て心からそう思います。(チャンピオンヒルズのイケメン小泉厩舎長は… さすがに縁の下の力持ちなので… ですよねぇ…)
一出資者に過ぎない私が言うのも何ですが、本当に感謝感激です、ありがとうございましたm(_ _)m
これはアレですね、さすがに当日は現地に行かないと申し訳が立たない気がします。
普段はなかなか競馬場まで行けないのですが、こうなったら引退式が阪神開催じゃなかっただけラッキーと思い(関西在住出資者の皆さんスミマセン)、久しぶりの中山競馬場突撃を調整してみようと思います(^^ゞ
23日までパンサラッサは現役競走馬なので、自分は中山競馬場ではなく、テレビの前で見守ることにしました。広尾の会員達や池田さんのような競走馬パンサラッサを支えて来た人々こそ引退式に参加すべきだと思います。 https://t.co/0z9Yt4uBzv
— Winning Horse Club🇨🇳🤝🇯🇵 (@yangminghan8901) December 8, 2023
【2023/11/26東京 ジャパンカップ(G1/芝2400m)でのパンサラッサ:公式HPより】
パンサラッサの初年度の種付け料は300万円 サウジCなど海外G1を2勝 アロースタッドが発表 : スポーツ報知
アロースタッドが12月7日、引退して種牡馬入りが発表されているパンサラッサ(牡6歳、栗東・矢作芳人厩舎、父ロードカナロア)の2024年の種付け料が300万円になったことを発表した。
同スタッドで、この日までに発表されている種付け料(シニスターミニスターは後日発表)の最高金額はカリフォルニアクロームの400万円。モズアスコットの350万円に続き、ビッグアーサーの300万と並ぶ金額。その父ロードカナロアの後継として、大きな期待が寄せられる。
パンサラッサは今年のサウジカップ、昨年のドバイ・ターフと海外G1を2勝。通算27戦7勝(うち海外4戦2勝)、総獲得賞金は歴代4位の18億4466万3200円。大逃げを打って場内を沸かせた先月のジャパンCがラストランになった。
-----
パンサラッサの初年度種付料が300万円に決まりました!
12月3日に書いた記事『【パンサラッサ】種付料はおいくら万円でしょうか??』の中では、「アロースタッドさんの主要種牡馬はおいくらかと言いますと、23年に500万円だったシニスターミニスターは後日発表、カリフォルニアクロームは400万円、モズアスコットが350万円でビッグアーサーが300万円となっています。ダート専用機と思われるカフェファラオが150万円スタートであること、アロースタッドさんの高額ゾーンが500~300万円程度であることを考えると、初年度は300万円ぐらいからになるのかな?あるいはもう少しイケちゃうかな?といった感じがしてきます。(もしも200万円台だったらかなりの戦略価格じゃないでしょうか)」と書いていましたので、まさにバッチリ予想通り!
ただ、コメント頂いた何人かの方も含めて概ね予想が当たっていましたので、クイズとしてはヒントが多くて比較的簡単だったみたいですし、予想が当たったから偉いとかそういう問題でもないですよね(^^ゞ
ちなみに記事の中ではイクイノックスさんについても書いていまして、「あのイクイノックスが果たしていくらからスタートになるのか、相当高いことになっちゃうんじゃないかと心配です」と、文字通り余計な心配をしていたわけですが、アチラは何と新種牡馬最高額を更新する2000万円とのこと。いきなり2000万円は鼻血が出そうな金額ですが、まあ、社台グループが自分の繁殖牝馬につけたいのでしょうから、傍から何か言うようなことでもないですね(^^;)
話をパンサラッサに戻しますが、300万円はアロースタッドさんの中でもバランスがとれていると思いますし、日高の種牡馬として(高額ゾーンではありますが)多くの繁殖牝馬を集められる範囲に入っていると思います。
牝馬を集めることについてはYulong Groupへの期待も高いワケですが、当然、Yulong Groupにおんぶにだっこでは話になりませんからね。日高でも成功し、世界にも羽ばたいていく、そんな未来が待っていることを祈りたいと思います!
パンサラッサ種付料300万円に決定!!
— 株式会社 ジェイエス&アロースタッド (@JS_CompanyJP) December 7, 2023
サウジカップ、ドバイターフ海外GⅠを2勝!
ロードカナロア有力後継種牡馬! pic.twitter.com/3lwC5aLQnD
Yulong Groupさんの関連では、こんなポストも出ていますね(^^)
今年2月タタソールズのフェブラリーセールで一頭高齢の空胎繁殖を僅か2.8万ギニーで一声で買いました。
— Winning Horse Club🇨🇳🤝🇯🇵 (@yangminghan8901) December 6, 2023
当時1番走った子であるWithout A FightはG3勝ち馬ですが、G2は入着が精一杯でした。血統と繁殖能力を信じて、購入後いい種牡馬を付けました。そしたら、Without A… pic.twitter.com/cNhbYwNx5A
こちらは到着ホヤホヤのサウジカップ優勝レプリカトロフィー。重みがあってシリアルナンバーつきでなかなか格好良いです(^^) (ぬいぐるみがドバイターフ優勝時のものなのは、サウジカップのものが諸般の事情でまだ届いていないからです(^^;))
それから東スポさんがこんな動画を上げてくれています。何だか懐かしい話、そう言えばあの時は…などなど思い出される動画ですので、時間のある方は是非確認頂ければと思います。