メロディック・ハード/メタルが好き~♪

シンフォニックでメロディアスなのHM/HRのCDを中心に感想を書いていきます。サッカーやバレーのことも。

Heart の Red Velvet Car

2010-09-05 16:21:25 | メロディック・ハード
アメリカのハードロック・バンドの6年ぶりの新作。
13作目になるのだろうか?
RushのSignalsの“Losing It”でエレクトリック・ヴァイオリンを弾いたBen Minkが、ギター、フィドル、ビオラなどで参加し、さらにはプロデュースまでしている。

Dreamboat AnnieやLittle Queenなどの初期の匂いがぷんぷん。
80年代に大ヒットした、きらびやかでメロディアスで感動的な作品を期待してはいけない。
外部ソングライター作品を使わずに、彼女達の作品のみでまとめてある。
そのせいか、原点に立ち返ったような作品ばかりだ。

1曲目の“There You Go”は、アコーステッィ・ギター使用で、懐かしさが溢れる。
2曲目の“W.T.F”は、リフがまるでZeppelinで、ブルース感覚が泣かせる。
7曲目の“Saffronia's Mark”のアコーステック・ギターは、民族調で、Little Queenの頃みたいだ。

最初聴いた時は、つまらなかったが、80年代ではなく70年代を意識して聴くと、それなりにいい。
ボーカルのうまさと、確かな演奏力のおかげだろう。

Annの声は、さらに渋くなっていた。
だけど声が出ないわけじゃなく、その渋さで高音も歌いきるからたいしたものだ。
Nancyの声は、全く変わらなくて、びっくりする。
声質が軽いから、Annとの相性はすごくいい。
昔はNancyの声の方が渋かったものだが。。

私個人としては、ブルースはあまり得意でないので、続くとキツい。

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