メロディック・ハード/メタルが好き~♪

シンフォニックでメロディアスなのHM/HRのCDを中心に感想を書いていきます。サッカーやバレーのことも。

Agents of Mercy の The Fading Ghosts of Twilight

2009-10-18 16:32:54 | メロディック・ハード
Flower Kingsのギタリスト、Roine Stoltのソロ・プロジェクト。
従って、プログレ的な作品。
Flower Kingsからは、
  Jonas Reingold(B)
  Zoltan Csorsz(Dr) 
も参加している。

サウンドは、キーボードのTomas Bodinを抜いたFlower Kingsかというと、そうでもない。
なんせ、曲が短い(笑)
11分、9分、8分といった長い曲はあるにせよ、4分台の曲が4曲もある。

それほどシンフォニックでない分、曲が堅めに聴こえる。よりシンプルだ。
一聴した感じだと、地味め。
Flower Kingsの包み込まれる優しさと、幸せの高揚感はない。
それは、ハッセのソフトで温かい歌声と、渋く暗くだけど癒されるロイネの声質の違いにもよる。
多分、明るめのFlower Kingsでは表現しきれない、ロイネの暗さが蓄積したので、ソロ・プロジェクトで表現したのだと勝手に思う。

とは言え、4曲目のスローな“Heroes And Beacons”は、Flower Kingsそのもの。
温かさと、ざっくりした手触りと、洒落た曲調、変化のあるロイネのギターフレーズは、私がロイネに求めてるものを具象化してくれてて、訳もなくうれしい。
そう、既に確立化されてるロイネのギターを聴きたいのだ。

6曲目の“Wait For The Sun”もいい。
曲の展開が穏やかにも関わらず、感動的だ。
ロイネの泣きのギターと、感動を押し上げる才能に感服。

ヨナスのジャジーなベースは、テクニカルで、本当にロイネのギターと合う。
すごいことやってるのに、決してロイネの前には出ないバランスが素晴らしい。

ギターソロに関しては、概ね満足。
プラス、ロイネの歌が満載だ。
どうしても明るめの曲を好んでしまうのは、私の趣向によるのだろう。


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1 コメント

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やっぱり (massh@まー)
2009-10-18 17:13:21
やっぱり本家Flower Kingsの方が好き。
Tomas Bodinとの両翼が揃わなくちゃ

そのうちに『The Sun Of No Evil』のレビューも書かなきゃなぁ~
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