女子バレー日本代表は、アメリカを下して32年ぶりのメダルを獲得した!!
うれしくて、涙を流して感激してしまった。
大会前は、それほど期待せず、6位か7位くらいだろうと思っていた。
それがどうだろう。
試合を重ねるたびに、20歳や22歳の選手たちがぐんぐんうまくなり、勝利が自信へという好循環に繋がって、アメリカさえも下してしまうとは!
私なりに原因を考えてみた。
これは、佐野のレシーブだろう。
ジャンプサーブが、佐野のところに飛んでいくと、セッターへのナイスカットとなってしまう。
佐野がサーブカットをミスしたのは、数えるほどだ。
この、佐野への絶対的な信頼感が、速攻やコンビネーションの活用となり、多彩な攻撃を紡ぎだしていたのだ。
歴代のリベロで、佐野ほどうまい人はいない。
世界レベルでもNo.1ではないのだろうか。
アタックのレシーブも、レフト側の佐野とライト側の竹下で、強打も拾っていた。
これまでの大会で、最高の出来だろう。
レシーブをがんばって拾ってくれると、アタッカーは燃えるものだ。
たとえブロックに引っかかっても、フォローしてくれるだろうと、思い切って打てる。
個人の力はそれほどでもなくても、チーム力はダントツだった。
バレーは6人あってのものなんだということを、再認識させてくれた。
竹下のトスぶりも冴えていた。
バックアタックへのトスは、まるで速攻かと思えるほどの速さ。
無理してトスしても、ちゃんと打てるトスになる。
しかも、ドリブルになったのは今大会はなかった。
トスは、上げて当たり前と思いがちだが、そうでもないのだ。
竹下と佐野、共に30歳を超えている。
二人の成熟ぶりが、チームを支えていたのだ。
忘れてはいけないのは、サオリンの活躍ぶりだ。
サーブカットにアタック、大車輪の活躍だった。
彼女の、穴をつく攻撃と強打の使い分けは、相手チームにはやりにくかっただろう。
相手チームは、まず強打かフェイントを見極めてから、レシーブを開始する。
これで、コンマ何秒かレシーブの開始が遅れる。
強打には、重心をやや前目、フェイントには重心はすごく前にしておくので、重心の掛け方ひとつ取ってもやりづらいはずだ。
また、コースの打ち分けが抜きん出ている。肩が柔らかいのだろう。
そのおかげで、外国選手のような高さやパワーはなくても、高い決定率につながったんだと思う。
ライトの山口は、あまり目立たない選手だ。
セッター対角は、これまではメグが入って、スーパーエースになっていたが、今回はあくまでもライトアタッカーだった。
私は、これはこれでいいと思った。
アタックを決めまくる選手もいいけど、確実にレシーブを上げ、機動性があってコンビに入れる速さが良かった。
このスタイルは、中国が朗平を拗して優勝を続けていた頃のスタイルだ。
確か鄭という選手が、目立たないようにイヤなプレーをして、得点を重ねていた。
ミスがなく、確実に計算できる選手というのは貴重だ。
センターラインは、山本・井上・荒木の3人いるというのがいい。
相手にデータを取られて読まれてしまったら、交代すればいい。
それぞれに、高さ、パワー、速さと、違う持ち味があるのが効を奏した。
また、ブロックの決定率がいつになく高いのは頼もしい。
最後に、江畑迫田の、若手の成長が財産だろう。
今回のメダル獲得が、若手に果たした効果は大きい。
身につけるのが困難なこと-勝ったという自信-が身に付いたのが、今後の日本をさらに押し上げてくれると信じる。
彼女らは実際頼りになったし、レギュラーを競って、これからも成長するだろう。
その後も、新たな若手が登場し、レギュラー争いは激化するだろう。
若いのに、うまい!
日本はこの“うまさ”の路線で進んでほしい!!
そして…一番登場してほしいのが…若くてうまくて高いセッターだ。
サーブの上達も、相手に脅威を与えていた。
彼女達の活躍ぶりが、ますます楽しみだ。
うれしくて、涙を流して感激してしまった。
大会前は、それほど期待せず、6位か7位くらいだろうと思っていた。
それがどうだろう。
試合を重ねるたびに、20歳や22歳の選手たちがぐんぐんうまくなり、勝利が自信へという好循環に繋がって、アメリカさえも下してしまうとは!
私なりに原因を考えてみた。
これは、佐野のレシーブだろう。
ジャンプサーブが、佐野のところに飛んでいくと、セッターへのナイスカットとなってしまう。
佐野がサーブカットをミスしたのは、数えるほどだ。
この、佐野への絶対的な信頼感が、速攻やコンビネーションの活用となり、多彩な攻撃を紡ぎだしていたのだ。
歴代のリベロで、佐野ほどうまい人はいない。
世界レベルでもNo.1ではないのだろうか。
アタックのレシーブも、レフト側の佐野とライト側の竹下で、強打も拾っていた。
これまでの大会で、最高の出来だろう。
レシーブをがんばって拾ってくれると、アタッカーは燃えるものだ。
たとえブロックに引っかかっても、フォローしてくれるだろうと、思い切って打てる。
個人の力はそれほどでもなくても、チーム力はダントツだった。
バレーは6人あってのものなんだということを、再認識させてくれた。
竹下のトスぶりも冴えていた。
バックアタックへのトスは、まるで速攻かと思えるほどの速さ。
無理してトスしても、ちゃんと打てるトスになる。
しかも、ドリブルになったのは今大会はなかった。
トスは、上げて当たり前と思いがちだが、そうでもないのだ。
竹下と佐野、共に30歳を超えている。
二人の成熟ぶりが、チームを支えていたのだ。
忘れてはいけないのは、サオリンの活躍ぶりだ。
サーブカットにアタック、大車輪の活躍だった。
彼女の、穴をつく攻撃と強打の使い分けは、相手チームにはやりにくかっただろう。
相手チームは、まず強打かフェイントを見極めてから、レシーブを開始する。
これで、コンマ何秒かレシーブの開始が遅れる。
強打には、重心をやや前目、フェイントには重心はすごく前にしておくので、重心の掛け方ひとつ取ってもやりづらいはずだ。
また、コースの打ち分けが抜きん出ている。肩が柔らかいのだろう。
そのおかげで、外国選手のような高さやパワーはなくても、高い決定率につながったんだと思う。
ライトの山口は、あまり目立たない選手だ。
セッター対角は、これまではメグが入って、スーパーエースになっていたが、今回はあくまでもライトアタッカーだった。
私は、これはこれでいいと思った。
アタックを決めまくる選手もいいけど、確実にレシーブを上げ、機動性があってコンビに入れる速さが良かった。
このスタイルは、中国が朗平を拗して優勝を続けていた頃のスタイルだ。
確か鄭という選手が、目立たないようにイヤなプレーをして、得点を重ねていた。
ミスがなく、確実に計算できる選手というのは貴重だ。
センターラインは、山本・井上・荒木の3人いるというのがいい。
相手にデータを取られて読まれてしまったら、交代すればいい。
それぞれに、高さ、パワー、速さと、違う持ち味があるのが効を奏した。
また、ブロックの決定率がいつになく高いのは頼もしい。
最後に、江畑迫田の、若手の成長が財産だろう。
今回のメダル獲得が、若手に果たした効果は大きい。
身につけるのが困難なこと-勝ったという自信-が身に付いたのが、今後の日本をさらに押し上げてくれると信じる。
彼女らは実際頼りになったし、レギュラーを競って、これからも成長するだろう。
その後も、新たな若手が登場し、レギュラー争いは激化するだろう。
若いのに、うまい!
日本はこの“うまさ”の路線で進んでほしい!!
そして…一番登場してほしいのが…若くてうまくて高いセッターだ。
サーブの上達も、相手に脅威を与えていた。
彼女達の活躍ぶりが、ますます楽しみだ。