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テレパシー 前嶋菜子卒業公演 「ピピピ会」@渋谷Glad

2014-02-13 23:00:37 | アイドル
という訳で、一昨日の11日は渋谷でテレパシーのイベントに昼夜共に行ってきました。

<1部(昼の部)>
エアギター世界チャンピオンに挑戦状!
大地洋輔(ダイノジ) vs テレパシー エアギターバトルふたたび!
エアギター協会主催「テレパシーエキシビジョンvol.2」

<2部(夜の部)>
バンドじゃないもん、hy4_4yhをゲストに迎えてのテレパシー対バン企画第三弾!
「トリプルアタックvol.3」

この日は、テレパシーメンバーの前嶋菜子さんの卒業ライブ。
同時にテレパシー自体も活動を一時休止することが事前に発表されていました。

テレパシーを初めて見たのは去年の1月。
それまで主現場だったベルハーの対バンで出ていたのを見て一発でファンになりました。
すっかりはまって2013年は40回も彼女たちのライブを見ています。

テレパシーの魅力は、メンバーの人柄と熱いライブ。
みんな育ちが良さそうで素直な性格。
でもいざステージに立つとこちらの胸が熱くなるくらい全力で躍動感あふれるパフォーマンスを披露してくれます。
そのギャップも魅力。
年間を通じゲップが出るほどいろんなアイドルを見ていますが、これだけ心が動かされるグループはそうはいません。

彼女たちを初めて時は、すぐに大ブレイクすると思ったし、その時のブログに「ポストももクロはテレパシーだ!」って書いたりもしました。
でも、残念ながらその歩みは遅々たるもの。
熱心なヲタは増えてはきましたが、たぶん運営の期待ほどでは無いはず。
最近は、ステージの回数も減ってきていて、閉塞感を感じていた矢先の菜子ちゃん卒業とグループの活動休止の報告。
しょうじき「いよいよか・・・」と思ってあまり驚かない自分がいました。

そんな気持ちのまま迎えた久し振りの「ピピピ会」。
楽しみな反面、「もっと悪い報告があるのかな」と覚悟して会場に入りました。

で、終わってみれば本当に素晴らしいライブだったと思います。
運営が挨拶で言っていましたが「テレパシーの集大成となるライブ」。
5人でのラストライブを全力で楽しもうとするメンバーの気迫、そしてそれを熱く迎え撃つヲタの声援、年に数回しか無いであろう完璧なライブでした。



菜子ちゃんは、ステージで何度も号泣。
次のステップに進むためには仕方がない卒業とはいえ、テレパシーで過ごした時間もかけがえのないものだった事が伝わってきました。
ヲタも花束を渡したり、色紙やチェキ帳、揃いのサイリウム、果てはわざわざ特注した横断幕まで登場するなど心のこもった卒業のお祝いを精一杯頑張って用意していました。

「なんで途中で辞める私のために、ここまでやってくれるんですか?」。
泣きながら話す彼女にフロアから「みんな菜子ちゃんが好きだからだよ」の声。
何というか、美しいアイドル現場だし良い界隈だなって心から思いました。
なかなかこんな卒業公演は無いと思うし、それがテレパシー現場で実現したことは、僕はぜんぜん関わっていないながら、少し誇らしかった。

最後、菜子ちゃん卒業、テレパシー一時活動休止の報告の後、新メンバーを募集するという発表があり、恐れていた最悪の事態は避けられほっと一安心。

でも、ほっとするのと同時に相変わらずの運営のスピード感のなさには呆れてしまいます。
卒業は前から分かっているはずなのに、何でこのタイミングでメンバー募集の始めるのか?
しかも公式サイトの募集要項を見ると応募の締め切りは3月末。
「は?」。どうやら貴重な春休みは何もしないようです。
と言うか、このペースだと活動再開はいつになるのでしょう?

早見あかりが卒業した翌日からトークイベント「試練の七番勝負」を入れて気持ちを強制的に入れ替えさせた、ももいろクローバーと比べたら可哀相ですが、川上マネージャーとテレパシー運営の力量、ビジョン、決断力には果てしがないほど差があります。
川上マネージャーはこう言っています。
「辞めた人間への感傷じゃなく、残されたメンバーをどう活かすかを第一に考えていました」。

この1年間、テレパシーのメンバーは歌もダンスもヲタへの対応力も見違えるほど成長しました。
一方、運営は何か成長したのでしょうか?
何を第一に考えての活動休止なのでしょうか?
一体誰を見てどこを目指しているのかちっとも伝わってきません。

去年の2月のブログで僕はこんなことを書いていました。

「気になったのは、運営さんとヲタとの距離。
相変わらず強気の物販で、ほとんど人が並んでいない。
今は売り出しの時期だと思うのに、あまりにもったいない。
で、運営がヲタから情報収集しようとしたりする姿勢も無いし、他の運営から学ぼうともしていない様子。
大人が5人も来て呼び込みは熱心なんだけど、なぜ並んでいないのか考えないとね。
ベルハー運営の田中さんに教えを請えばよいのに、どんな成功体験があるのか知らないけどプライドは高そうだからそれもしないだろうな。
メンバーはピカイチなのに、運営の姿勢に不安を感じています。」
「てぃにぱしーはーと」@初台DOORS

残念だけど不安的中。
今も変わらずのスピード感とセンスのなさ。
のらりくらりの運営に言ってもしょうがないことなので我慢していましたが、メンバーの貴重な青春を預かっているという覚悟はあるのか?
自ら責任を感じない、これまでのような月給仕事では、たとえ有望な新メンバーが入ったとしても結果は知れています。

という訳で、素晴らしいライブだっただけに、その反動も大きく、色々考えさせられたテレパシーのライブでした。

あ、ライブのあとは界隈での飲み会。
30人以上参加して大賑わい。こういう雰囲気もテレパシー現場の良さだなって思います。
まあ、色々あるけど早く活動再開してメンバーの笑顔を見たいでござるよ。

最後に、女優を目指す前嶋菜子さんの前途に幸あれ!!


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