東京ナイト

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スキー部合宿

2010-02-15 09:19:45 | 旅行
週末は新潟にスキーに行ってきました。
ここ5年ほど続いている「スキー部」の合宿です。

部と言っても公式なものではなくて、ただ会社や取引先の人たちと4人で毎年1回、新潟に行く集まりです。
みんなそれなりに滑れて、何より呑み助の馬鹿者揃いなので、すごく楽しい会なのです。
ほんと、笑い殺されるんじゃないかと心配するくらい大笑いしています。

毎年、だれかゲストがスポット的に参加するのですが、今年はスキー1級の腕前の人が参加してくれました。
で、こんなに面白かったスキー部の合宿は初めてでした。
1級さんは、今月、勤めていた会社が倒産したばかりなのに、スキーに来ちゃうくらいの飄々とした人。
今回は、彼にいろいろ教えてもらいました。
結果、ほんとうに見違えるほど上達しました。

しょうじき、それまで僕は、それなりにスキーも滑れるし、もうそんなに上達する余地もないと思っていました。
なにしろ20年以上、滑っているのです。
なので、一本一本を流して滑り、ただ疾走感を楽しむだけで、満足していました。

でもそれはとんだ勘違い。
実際は、1級さんのちょっとしたアドバイスですごく改善され、改善を実感できたことで、上達の喜びが甦り、ものすごくスキーに熱中する事ができました。

こんな感覚は久しぶり。
猛烈に感動しました。
単にスキーが上手くなっただけじゃなくて、「もう上手くなんかならない」と勝手に自己規制していた、自分では気がついていなかった枠を壊すことができた喜びです。

なんだか今回の経験は、仕事やプライベートのいろいろな局面にも通じる話だという気がします。
「こんなもんだ」という思い込みが気がつかないうちに行動を束縛して制限してしまう「枠=自己規制」となっているんだと思います。
つまり勝手に限界を設定してしまっていて、それ以上はできない、しなくてもよいと思い込んでしまっているのです。
でも、「枠」を飛び越えれば、その先にはもっと大きな喜びが待っていました。

という訳で、単に面白かっただけじゃなく、人生をもっと活性化させる大切な発見のあったスキー合宿だった気がします。
今日はなんだか柄にもなく深い事を言っているかもしれません・・・。

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