中日新聞の「くらしの作文」に「音読」というタイトルで、80歳の男性が投稿されていました。
以前、声を出して本などを読むと、ボケ防止に良いと聞いたことがある。
息子家族との二世帯住宅で暮らす私は、時々挨拶はするが、話すことはあまりない。
朝、仏壇の花の水を替え、線香をあげてお題目を唱える以外は、丸一日声を出さない日があることに気が付いた。
いつも読んでいる「くらしの作文」の下に「音読しませんか?」の一行があるのに、今年の初めに気付いた。
気軽に早速やってみたが、声がかすれてうまくできない。
それでも毎日続けていたら、いろんなことが分かった。
まず声に出して読んでみると、自分の耳で聞いて読み間違いがあることに何度か驚き、その都度、読み直して次へ進んだ。
これは黙読していた時には見過ごして、自覚していなかった新しい発見だった。
最初は舌がもつれてうまく声にならなかったり、咽せたりしていたが、少しづつ慣れてきた。
一つの作文を音読し終えると、喉と胸が温まり、ホカホカして体全体に元気が出てくる。
作文の内容を感じる余裕も出てきて、いろんな人々の喜びや哀しみが分かり、今更ながら人生の勉強になる。
これからも声に出して読めて、自分の耳で聞き、間違いに気付くことができる間は、頑張って続けられたらと思う。
以上です。
長男孫が小学校三年?ぐらいの時、毎日 国語の教科書を音読する宿題がありました。
私は孫の音読に毎日立ち会い、評価をし、印鑑を押すのです。
孫は音読が終わると、「良い評価を書いて」と言いますので、いつも「大変上手に読みました」と書きました。苦笑
その後、印鑑を押していました。
教科書には童話の名作が沢山載っていました。
その一つ「ちいちゃんのかげおくり」には、泣けてしまいましたね。
私が常日頃喋るのは、かみさんだけですので長話はしません。
最近 声が出なくなっています。
本を読むのはいつも黙読ですが、これからは「音読」もしてみようと思います。
声枯れ防止になるかな?
愛する人に歌わせないで(森山良子)昭和43年