中日新聞の読者投稿欄に「卵かけご飯 おいしくて」というタイトルで、84歳の男性が投稿されていました。
近年は価格が高騰気味だが、長年物価の優等生とされた卵には忘れられない思い出がある。
子どもだった戦後すぐには食べ物が不足していた。
どの家も自給自足が当たり前でニワトリを飼うところが少なくなく、わが家では産んだ卵は家族の貴重な栄養源となった。
一個は父親が食べ、残りはきょうだい四人で分けて口にするのが常だった。
私たちには母が箸で分けてくれたが、均等でないことがままあり、よくきょうだいげんかとなった。
卵を多くもらった方が母からかわいがられているんだとやっかんだものだ。
卵かけご飯は実においしくて頬が落ちそうだった。
まさに、ごちそうだった。
以上です。
私の子どもの頃も、朝ご飯に卵かけご飯を食べることがままありました。
もちろん一個づつでした。
卵を割って醤油を足して食べました。
炊きたてのご飯に、よくあいました。
結婚してかみさんとたまに、卵かけご飯を食べました。
かみさんは何と黄身だけで、しろみは捨てていました。
確かにしろみは気持ちが悪くなったりしますが、量が少なくなります。
かみさんの父親も黄身だけだったので、そのようになったとのことです。
贅沢な卵かけご飯ですね。苦笑
森山良子「あなたが好きで」(from 『Concert Tour2007-2008』)