カタカナ語もまた面白い:
4月27日。何の役に立つのか知らない10連休とやらの初日らしい。しかも朝から雨模様で低気圧と来た。こういう天気は未だに気象病を引き摺っている当方の老化が進んだ体には辛いのだ。念の為に掛かりつけのSクリニックに電話で再確認したところ、本日の午後から6日までカレンダー通りの休診だった。それで忌々しい連休のために10日間は耐え忍ばねばならない日が来ないように本日から十分に節制せねばならないと自覚した。昨日には何故か高田馬場駅前のATMに長蛇の列が出来ていた理由も、テレビのニュースで知り得た次第だった。
バックする:
そのテレビで「強盗が自動車をバックさせてシャッターを破壊して侵入」と言っていたのを聞いて「はて、バック即ち“back”とは副詞ではなかったか。それを恰も動詞のように使うのも面白いな」と思った。更に「待てよ。野球の中継では外野手が『バックバック』と言うが、これに対応する前進には何故カタカナ語がないのだろうか」などとしょうもないことを考えてした。また、「自動車を後退させる」は英語では何と言うか考えたこともないと気が付いた。
そこで“drive a car backwards”とでも言うのかなと思って、色々と調べてみた。正解と思しき表現は“to back a car up”だった。「あれ、backは動詞にも使えたのか」と意外だった。だが、良く考えてみれば自分で「言い直させて下さい」と言う時に、“Let me back up.”と断って別な表現を使うか、誤りを正していたのを思い出した。辞書を見ても動詞として使えると出ていた。だが、負け惜しみを言えば「自動車をバックさせて」だと「名詞」として使っているのである。
ところで、野球の中継放送の用語だが「センター、バックバック」と後退する(即ち、後方に下がる)ことを描写する場合に使われているが、「前進して」に当たるカタカナ語はないようだ。そこで、この際とばかりに調べてみた。「バック」に相当する英語の表現は“to move backward”であり、「前進する」は当然のように“move forward”なのだが、外野手が前進してくる場合には“come in“と言うと出てくるのだ。正直に言ってMLBなどの中継はかなりの回数聞いてきたが、ついぞ“come in”というのを聞いた記憶がないのは、もしかして注意していなかったのかも知れない。予期せぬ勉強をしたような気がした。
テーマパーク:
次に聞こえて気になったカタカナ語は「テーマパーク」だった。これは既に採り上げた言葉であり「テーマ」はドイツ語の“Thema”であって、その後に英語の“park”を付けたのがおかしいと批判してあった。だが、英語では何と言うかとは述べていなかった。そこで、矢張り「この際に」とばかりに調べてみた。これには色々と言い方があるようで、“amusement park”、“pleasure land”、“public garden”等が出てきた。私の個人的感想では「“amusement park”というのが良いかな」となった。
私がこの「テーマ」で面白いなと思った点は、この他に「テーマソング」や「テーマミュージック」がある事で、先人は躊躇うことなくドイツ語の単語と英語の言葉を組み合わせていたらしい事だった。先人たちは複数の言語に熟達していたのか、あるいは深い慮りなく独・英の組み合わせをしたのかとも考えている。だが、もしかすると、彼らは“Thema“がドイツ語だとは気が付かなかったのかも知れない。カタカナ語にもこういう面白い点もあるものだと考えるに至った。
4月27日。何の役に立つのか知らない10連休とやらの初日らしい。しかも朝から雨模様で低気圧と来た。こういう天気は未だに気象病を引き摺っている当方の老化が進んだ体には辛いのだ。念の為に掛かりつけのSクリニックに電話で再確認したところ、本日の午後から6日までカレンダー通りの休診だった。それで忌々しい連休のために10日間は耐え忍ばねばならない日が来ないように本日から十分に節制せねばならないと自覚した。昨日には何故か高田馬場駅前のATMに長蛇の列が出来ていた理由も、テレビのニュースで知り得た次第だった。
バックする:
そのテレビで「強盗が自動車をバックさせてシャッターを破壊して侵入」と言っていたのを聞いて「はて、バック即ち“back”とは副詞ではなかったか。それを恰も動詞のように使うのも面白いな」と思った。更に「待てよ。野球の中継では外野手が『バックバック』と言うが、これに対応する前進には何故カタカナ語がないのだろうか」などとしょうもないことを考えてした。また、「自動車を後退させる」は英語では何と言うか考えたこともないと気が付いた。
そこで“drive a car backwards”とでも言うのかなと思って、色々と調べてみた。正解と思しき表現は“to back a car up”だった。「あれ、backは動詞にも使えたのか」と意外だった。だが、良く考えてみれば自分で「言い直させて下さい」と言う時に、“Let me back up.”と断って別な表現を使うか、誤りを正していたのを思い出した。辞書を見ても動詞として使えると出ていた。だが、負け惜しみを言えば「自動車をバックさせて」だと「名詞」として使っているのである。
ところで、野球の中継放送の用語だが「センター、バックバック」と後退する(即ち、後方に下がる)ことを描写する場合に使われているが、「前進して」に当たるカタカナ語はないようだ。そこで、この際とばかりに調べてみた。「バック」に相当する英語の表現は“to move backward”であり、「前進する」は当然のように“move forward”なのだが、外野手が前進してくる場合には“come in“と言うと出てくるのだ。正直に言ってMLBなどの中継はかなりの回数聞いてきたが、ついぞ“come in”というのを聞いた記憶がないのは、もしかして注意していなかったのかも知れない。予期せぬ勉強をしたような気がした。
テーマパーク:
次に聞こえて気になったカタカナ語は「テーマパーク」だった。これは既に採り上げた言葉であり「テーマ」はドイツ語の“Thema”であって、その後に英語の“park”を付けたのがおかしいと批判してあった。だが、英語では何と言うかとは述べていなかった。そこで、矢張り「この際に」とばかりに調べてみた。これには色々と言い方があるようで、“amusement park”、“pleasure land”、“public garden”等が出てきた。私の個人的感想では「“amusement park”というのが良いかな」となった。
私がこの「テーマ」で面白いなと思った点は、この他に「テーマソング」や「テーマミュージック」がある事で、先人は躊躇うことなくドイツ語の単語と英語の言葉を組み合わせていたらしい事だった。先人たちは複数の言語に熟達していたのか、あるいは深い慮りなく独・英の組み合わせをしたのかとも考えている。だが、もしかすると、彼らは“Thema“がドイツ語だとは気が付かなかったのかも知れない。カタカナ語にもこういう面白い点もあるものだと考えるに至った。