湯の字にっき

日々の日記をつらつらと綴っております

改めてBlue Back! 三回目。

2012-04-08 | キャラメルボックス辺りのこと
ゲストの岡田達也さん登場から会場拍手。一番盛り上がった回だと思う。

岡田さんはグレーに白の横ラインのニット帽。白の長袖Tシャツの上に黒の半袖Tシャツ。
普通のGパン。くつ下が黒地につま先とかかとが深緑。
岡内さんはショートパンツにカラータイツ、グレーのようなうっすら緑なような
白いゆるんとしたブラウスに紺色のカーディガン。☆の白抜きドット柄。
ボタン二番目だけ赤いのが可愛いデザインだった。
大内さん、黒の長袖Tに、下が水色のだぼっとしたの。ポケットのマチ部かな、同色のチェック柄
膨らんでたのはiphoneが入ってたからかな。

質問。小学校の先生から。ダンスをメリハリ付けてかっこよく踊るコツ教えてください。
踊る人よりも、ダンスを習ってない人がどうやってそれを見せてるかということで、
左東さんと岡田さん。二人同じ考える人ポーズで黙る。

左東さん、ストップする時と動く時をぴしっととかそんなこと。
岡田さん。まずダンスが小学校の必須授業になったことを受けて、先生がかわいそう。
若ければいいけど、大変だろうと。
で、踊ることについて。初舞台の「四月になれば彼女は」で
僕だけ踊ってない。再演の時同じ役をやった三浦でさえ踊ったのに。
なんちゃら豊さんに←大内さんに突っ込まれて言い直す
成井豊さんに、お前は踊らせられない。
次の「グッドナイト将軍」でも目障り、チケット代下がるとか言われて
苦手意識が定着してしまった。なので目立たないよう、踊ってたけど
ある時上川なんちゃら先輩に「間違ってても、俺は出来る」
「俺を見ろ」(上川さんがよくやるような胸を張る動作で)
とやってみるよう言われて、身体の神経が通り始めた。違ってても大丈夫

岡内さんがなんで後輩にそういういいこと教えてくれないのというと、
これだよ、これ。と指でお金のマーク(親指と人差し指でマルを作る)

岡内さんの答えは顔だったかな。
その顔を受けて、岡田さんが左東さんのダンスについて話そうとするのだけど
彗星がどうしたこうしたって←岡内さんに修正される。
正しくは「彗星はいつも一人」の時の左東さんのダンスが
一人だけはるか彼方を見ている人がいる、やはり顔は大事ということに。

左東さん今でも一公演に一回は遠くを見てしまう時があるそう。

質問。過去のダンス曲を聞いて踊ってしまうことはありますか。
全員、ない。
踊れるのは筒井君くらい。よく覚えているらしい。
岡田さんは、終わったらすべて台詞から何から、タイトルまで忘れる。
そのタイトルを忘れることのいい訳として、パソコンで打ち込む時に
彗星は~だったら、すって入れたら彗星はいつも一人と出てくるようにしてるからとも
言ってました。

質問。プロデュースしてみたいこと。
岡田さんやったことないといってたけど、猫針プロデュースした話から
やってみたいことがちょっとあって、作・演出には手が出せないから
箱を用意するような外側を作りたいとか。
まだ言えないけど(この時のポーズが胸の辺りで手のひらを合わせて少し開いてるような形だったので、
まだ種か、芽吹いたばかりの話なのかなと思ったり)
今年中にやってみたい。
大内、今年って結構すぐですよ。
岡田、そんなに用意しなくていい簡単なものなので。
と。
大内さんは居酒屋で芝居がしたい。即、岡田さんからいいねぇと賛同の声が。
本当にアルコール入りのお酒を飲みながら、演劇論などの会話をエチュードで。
お客さんも飲み屋の客として、他のお客の話を聞き耳する感じで見るような
条件としては、酒が強い人、歯止めをかけられる人。

質問。ダンスはどういう手順で作るのか。
岡田さんからも不思議そうに、曲を聴いて表現する発想の源はどこからという話。
大内さんの答え、動いて、追いつめられて。
曲をカウントで数えて、ここでアタックが入る、曲の色などを聞いて作るとか。

後は、舞台監督を左東さんが降格になった話。一人ではとても無理だったこと。
切り穴(畑中さんが飛び込んだ穴)を使ったらすぐ次のキャラメルの公演でも使用されたこと。
あれ、これを見て作ったのかな。というのに、岡内さんが頷く。
一月にやって公演二月だよ、そんな短気で出来るの? にも岡内さん頷いてた。
「夏への扉」の本番中切り穴を隠していたボストンバックが蹴られて穴がむき出しになってた回があって
蹴ったのは筒井さんで、大内さんは直してあげようかと思ったけど役柄的におかしいので
そのままにしたこととか。←たぶん、その回見てました。

後トーク。
岡田さんがもっと曖昧なストーリーかと思ってたのですごいちゃんとしててびっくりしたこと。
ちなみに、岡田さんはいつも客演とまるかぶりで、今回が初見だそうだ。
そして、畑中さんがいっぱいいっぱいだったらしいこと。素人のワタクシにはわからなかったですが
3のオープニング一曲目のダンスの畑中さんは歯を食い縛って踊ってるらしいです。
殆ど運動神経の良さだけで踊ってると言ったのは岡内さん。
大内さんは申し訳ないことしたと言ってた。
ダンス経験のない畑中さんに合わせて違う振りを付けるからといっていたのを
ちょっとやってみようかと言って、そのままやることになったらしい。

全力でダンスを踊り終わって、止まってからすぐの台詞を言えるのがすごいとのことで、
(キャラメルの)ダンスの当たり外れの話。ダンスが終わって捌けられたら当たり。
居残りはびんぼーくじ。岡田さんはよく居残りになってしまうらしい。

それから照明の話。3でLEDを実験的に取り入れたこと
目つぶしになるくらい明るいので慣れるまで大変だった。
どっちが前かわからなくなるらしい。
その後、キャラメルでも震災の後かな? LED使い始めたこと。

そしてそして、箱の話。
3で使った椅子や骨壷や墓標となったあの白い箱、
「また逢おうと竜馬は言った」の時の小道具らしいです。
しかも、大内さんがキープしていたのに、あちこちで活躍。
シラノの時も使われたそう、今は石川さんのやってるBoo Who Woolで使用中
ぜひ容疑者でも使って欲しいですねと言ってました。

上映中、下駄箱を覆っている黒い布がはさりと落ちましたね。
終演後左東君が直してた。

客席からの質問。5にもし岡田さんが出るとしたら
スターウォーズのヨーダのような感じで。踊りはCGで。

客席からの質問2。東京以外ではやらないんですか。
劇場に呼んでもらえれば行ける。照明とか運ぶのに本当にお金がたくさんかかるらしい。

blue Back! の3回目。

2012-04-08 | キャラメルボックス辺りのこと
ラストのゲストは左から 大内さん、岡田達也さん、岡内さん、左東さん。

だったのですが、
途中まで書いてて消えちゃった。
時間切れなので帰ってきたら書くー。

入り口の方向に向かって座席が組んであるので
遅れて入ると大注目されます。

がんばって遅刻しないで入ります。

Blue Back! の2回目。

2012-04-08 | キャラメルボックス辺りのこと
ゲストは 左から見て大内さん、樹里ちゃん、左東さん。
樹里ちゃんの青のジャケット、きりっぱなしっぽい襟が何重にもひらひらしてて
可愛かった。足下のくつ下も、赤とか色んな色が入ってて
オシャレさんは色の取り込みが違うなぁと思ったものです。
対する左東さんは白地に黒でおおきなリンゴのプリント。下の方がちょっと凝ってたけど
その上に白黒のボーダーカーディガン。白黒のみ。似合ってましたが。

左東さんは罰ゲームの話。
あまりにも負け続けるので、一回わざと負けてもらったというのを後から知って落ち込んだ話。
録画の日の三回とも左東さんじゃ面白くないので、
大内さんから畑中さんにわざと負けるようお願いしたらしい。
あっち向いてホイでそんなわざと負けるなんて出来るんですか?
これに対して大内さん、出来ますよと。
負ける人はわりと指先をみていて、ほんのちょっと遅れて首を動かしている。
それをしてくれと。
左東さんは練習中は殆ど勝ってたらしいのだけど、本番で一回負けて心が折れた。
勝たなきゃというプレッシャーもあって緊張していて余計ダメだったとも。

樹里ちゃん、
キャラメルの芝居ってわりとわかりやすいというかストレートなので
見ている人の想像をかき立てるような作品に出られるのが嬉しかった。
ここから樹里ちゃんのダンススクールの話。
ステージ21 でいいのかな?
大阪のダンススクール、大内さんも在籍していたそうで、卒業公演の話とか。
樹里ちゃんは全日制、大内さんは夜間の週一くらいだったそうだけど
卒業公演の主役(少女とおっさん)のおっさんの方を当時22くらいでやったとか。

質問。どんな時に振りを思いつきますか?
これに対して振りはしてないけど、ごー。で脚本を書いた左東さんに話を思いつくかということで。

左東さん。
歩いてる時に思いつく、立ち止まってあいふぉんにメモって、箇条書きしてパソコンで作った。

大内さんはだいたいのストーリーを決めて曲を持ってきて、決める。
曲を使いたくなって、その決めたものが合わなければストーリーの前後を変えたりするとか。
人に合わせて振り付けたりもする。インストが難しい。

行き詰まった時どうするか。
左東、(大内さんを)見てる。
大内ちょっと待ってて、と考える。復習したり、休んだり。休むの大事。

後はブルーシリーズ続けますか?
出来るだけ続けたい。

上演後の後トークは、2の内容が震災を扱ったシーンがあって。
あれが重かったと。やはり東日本大震災を経験した後だから生々しく感じで観ていてつらかった。
私も、生で見た時より映像で今回見た方が重いと感じたのはそのせいだと思う。
怖いと感じた。
暴力的なシーンの大内さんと畑中さんは本当にわっるい人でしたね。
その後気分を変えようと、話題を変えては見たもののやはり震災のことにもどってしまい
後トークはさらっと流して休憩入れますので、楽にしてくださいと。

その際だったか、大内さんのカウントが練習と違ってたりしたこと。
大内さん本人は演出的に変えても平気だった、とか。少し早く動いてた。
それにつられて自分(左東)も変えちゃうと、畑中さんが間違えてるように見えちゃうから
どうしようかと話したりしたとか。こぼれ話も少々ありました。

Blue Back! の続き。

2012-04-08 | キャラメルボックス辺りのこと
上映後のトーク。
大内さんが饒舌だった。
キャラメルのカーテンコールのおかしなしゃべりしか知らないので
あんなに熱心に見ていて思い出したことを次から次へと熱く語るのは新鮮でした。

Blueの1は見終えた後に本当に映像化無理だなぁとしみじみした。
客席も相当映ってたしねぇ。
ちょっと気になったのは曲と曲の合間がないというのが結構きつかった。
私はそこで使われていた曲を殆ど聴いたことがなかったので
よけい集中して聞いていたせいかもしれないけど
耳を休める間がなくて一番短い作品だったのだけど途中で、耳の方がわーんてなっちゃった。
あれ、もう少し音のない間があるといいのに。
後半の音響の左東さんが大変苦労したという、動きに合わせて音を止めるシーン。
あれも面白いけど、ちょっと長かった気がする。繰り返しすぎて、また止まるのかと思ってしまった。
音に関してはそんな風に思いましたが、台詞がないというのは逆に自由に見ていられるので
この作品とても好きでした。ただ歌ありきな内容なので再演も難しそうだな。
出演している三人の関係性が曖昧なのがよかったのに。
どうとでも取れる、繰り返しみることでまた違って見えるという立体的な作りは好き。

なんですが、終演後大内さん答えを語ってましたね。
アンケートで多かった質問が、女1(岡内)と女2(小林)どっちと先に付き合ってたのか
それに対する大内さんの答えが「どっちでもいい」とこれまたひどいって言ってたけど。
男としての意見じゃなくて作品としてどっちからでもどうみてもいいということで。
でも、ストーリー的には女1(岡内)と付き合っていたが、彼女が死んで女2(小林)と
付き合い出すも、女1の思い出が思い起こされて大きくなって、最後はそれぞれ歩き出す。
ような感じ。私は女2が、1の娘なのか仲のよかった友人なのかと言う感じで見てたんですが
その要素はなかったみたいですね。でもその辺も自由に見てもいいかなと。
岡内さんのご友人は「あの男サイテー、うじうじ悩むなよ」とか言われたそうだ。
大内さんはそういう健康な意見を持てる女性とか言ってたような。
作品を見てなんかしらのサイテーでもなんでも感想を抱いていただけるような
何か触れるようなものを作りたかったとか。

岡内さん、リモコンを押すシーンがあったのだけれど、
そのカウントが音楽に合わせてだったとかで、すごい細かいと。
ローソクを吹き消すシーンで和ローソクを使っていたのだけれど
なかなか消えなくて大変だった。よくロウが吹き飛んでいたので後で掃除するのが大変だった。

大内さんは、最初と最後の振りがまったく同じでかぶっているとこ見なおして気が付いた。と
これはBlueの2.3も似たようなところがあるので見た時に大内さんて
最初っからこういう作りを好んでする人なのだなと思ったから
本人が意外に思ってることが、逆に意外な言葉だった。

髪形の話も、少し。
岡内さんは5年間でずいぶんいろいろな髪形をしてきたけれど、
大内さんは変わらない、いつも同じ。金髪とか見てみたい。
言われてこの後の2作品も見てみたら、ホントに同じような髪形だった大内さん。
大内さん曰く、Blueの時は忙しいから構ってられないような。

充て振り、でいいのかな?
曲の歌詞に合わせた振りを多用していたこと、初めて聞いた言葉だった。

それから。
大切な人が先に死ぬということ。どうやったって大事な人は先に死ぬ。
それは自分が生きてるからだ。

というのが本当にそうだと気付かされた。
自分が生きてるのから、誰かを見送る。

後は、光るボールマジック。大内さん手にした時にあちこち探っているのは
スイッチを探していたからとのこと。気付きませんでした。
柱の後ろの方でも岡内さんは踊っていたとか、カットされてたらしい。
じゃけんの罰ゲームは岡内さんだった。内容は秘密にしておこう。

客席からの質問で裸足の方が踊りやすいのか?
気を大切にしてるということと、余計な情報を乗せたくない。
エロでなく生を見せたいというのもありました。

前トークの畑中さんは上演が始まる前に退場。
こっそり言うけど、舞台上での声より、ああいう素っぽい低いトーンの声が好きです。