桜、という花は
誰と、どんな風に、どんな心境で見たかを
わりと印象的に覚えている花だと思う。
私が今でも一番うつくしい桜だったと思うのは
今ではもう逢うことの叶わない友人と
夜道を歩きながら見上げた桜だ。
彼女の家へ向かう途中、たわいないことを話ながら歩いた道で
見上げた桜。
きれいだったのは、たぶん一緒にいることが楽しかったからだ。
話すことも、歩くことも。笑うことも。
今回の「おい! オヤジ。」の中でも部屋の窓から見える桜がある。
いや、あった。あの景色も、もうないのだ。
窓から大きく枝を張り出した、あの桜。
廊下を人が通ると枝が揺れる。
それから、時々花びらが降る。
夜の庭に白く花が舞う。
暗転明けの最初のシーンで畑中さん演じる長男の聡がぼんやりと見つめる桜。
そして、修平さんと聡がビール片手に二人で眺める桜。
後半もはらはらと花びらが散っていたと思う←うろ覚え。
舞台上の窓越しのセットの桜ではあるけれど
二人の背中越しに見つめた桜は
私にとっても今年一番の桜だったと思うのよ。
冒頭の彼はきっとこの桜も今年で見納めで
二度と見ることは叶わないだろうと思っていたのだろうけれど
この先の聡の人生にいつでもあの日の桜があるような気がする。
これからの彼の未来に、やさしい歌が続いていくように
なんだかねぇ。
ものすごーーく、好きだったの。
あの舞台。
というか、畑中さんの演じた香坂聡という人。
ということに今頃気付いてなんだかとってもさびしいの。
ふぬけておるよ。
誰と、どんな風に、どんな心境で見たかを
わりと印象的に覚えている花だと思う。
私が今でも一番うつくしい桜だったと思うのは
今ではもう逢うことの叶わない友人と
夜道を歩きながら見上げた桜だ。
彼女の家へ向かう途中、たわいないことを話ながら歩いた道で
見上げた桜。
きれいだったのは、たぶん一緒にいることが楽しかったからだ。
話すことも、歩くことも。笑うことも。
今回の「おい! オヤジ。」の中でも部屋の窓から見える桜がある。
いや、あった。あの景色も、もうないのだ。
窓から大きく枝を張り出した、あの桜。
廊下を人が通ると枝が揺れる。
それから、時々花びらが降る。
夜の庭に白く花が舞う。
暗転明けの最初のシーンで畑中さん演じる長男の聡がぼんやりと見つめる桜。
そして、修平さんと聡がビール片手に二人で眺める桜。
後半もはらはらと花びらが散っていたと思う←うろ覚え。
舞台上の窓越しのセットの桜ではあるけれど
二人の背中越しに見つめた桜は
私にとっても今年一番の桜だったと思うのよ。
冒頭の彼はきっとこの桜も今年で見納めで
二度と見ることは叶わないだろうと思っていたのだろうけれど
この先の聡の人生にいつでもあの日の桜があるような気がする。
これからの彼の未来に、やさしい歌が続いていくように
なんだかねぇ。
ものすごーーく、好きだったの。
あの舞台。
というか、畑中さんの演じた香坂聡という人。
ということに今頃気付いてなんだかとってもさびしいの。
ふぬけておるよ。