湯の字にっき

日々の日記をつらつらと綴っております

Blue Back! の続き。

2012-04-08 | キャラメルボックス辺りのこと
上映後のトーク。
大内さんが饒舌だった。
キャラメルのカーテンコールのおかしなしゃべりしか知らないので
あんなに熱心に見ていて思い出したことを次から次へと熱く語るのは新鮮でした。

Blueの1は見終えた後に本当に映像化無理だなぁとしみじみした。
客席も相当映ってたしねぇ。
ちょっと気になったのは曲と曲の合間がないというのが結構きつかった。
私はそこで使われていた曲を殆ど聴いたことがなかったので
よけい集中して聞いていたせいかもしれないけど
耳を休める間がなくて一番短い作品だったのだけど途中で、耳の方がわーんてなっちゃった。
あれ、もう少し音のない間があるといいのに。
後半の音響の左東さんが大変苦労したという、動きに合わせて音を止めるシーン。
あれも面白いけど、ちょっと長かった気がする。繰り返しすぎて、また止まるのかと思ってしまった。
音に関してはそんな風に思いましたが、台詞がないというのは逆に自由に見ていられるので
この作品とても好きでした。ただ歌ありきな内容なので再演も難しそうだな。
出演している三人の関係性が曖昧なのがよかったのに。
どうとでも取れる、繰り返しみることでまた違って見えるという立体的な作りは好き。

なんですが、終演後大内さん答えを語ってましたね。
アンケートで多かった質問が、女1(岡内)と女2(小林)どっちと先に付き合ってたのか
それに対する大内さんの答えが「どっちでもいい」とこれまたひどいって言ってたけど。
男としての意見じゃなくて作品としてどっちからでもどうみてもいいということで。
でも、ストーリー的には女1(岡内)と付き合っていたが、彼女が死んで女2(小林)と
付き合い出すも、女1の思い出が思い起こされて大きくなって、最後はそれぞれ歩き出す。
ような感じ。私は女2が、1の娘なのか仲のよかった友人なのかと言う感じで見てたんですが
その要素はなかったみたいですね。でもその辺も自由に見てもいいかなと。
岡内さんのご友人は「あの男サイテー、うじうじ悩むなよ」とか言われたそうだ。
大内さんはそういう健康な意見を持てる女性とか言ってたような。
作品を見てなんかしらのサイテーでもなんでも感想を抱いていただけるような
何か触れるようなものを作りたかったとか。

岡内さん、リモコンを押すシーンがあったのだけれど、
そのカウントが音楽に合わせてだったとかで、すごい細かいと。
ローソクを吹き消すシーンで和ローソクを使っていたのだけれど
なかなか消えなくて大変だった。よくロウが吹き飛んでいたので後で掃除するのが大変だった。

大内さんは、最初と最後の振りがまったく同じでかぶっているとこ見なおして気が付いた。と
これはBlueの2.3も似たようなところがあるので見た時に大内さんて
最初っからこういう作りを好んでする人なのだなと思ったから
本人が意外に思ってることが、逆に意外な言葉だった。

髪形の話も、少し。
岡内さんは5年間でずいぶんいろいろな髪形をしてきたけれど、
大内さんは変わらない、いつも同じ。金髪とか見てみたい。
言われてこの後の2作品も見てみたら、ホントに同じような髪形だった大内さん。
大内さん曰く、Blueの時は忙しいから構ってられないような。

充て振り、でいいのかな?
曲の歌詞に合わせた振りを多用していたこと、初めて聞いた言葉だった。

それから。
大切な人が先に死ぬということ。どうやったって大事な人は先に死ぬ。
それは自分が生きてるからだ。

というのが本当にそうだと気付かされた。
自分が生きてるのから、誰かを見送る。

後は、光るボールマジック。大内さん手にした時にあちこち探っているのは
スイッチを探していたからとのこと。気付きませんでした。
柱の後ろの方でも岡内さんは踊っていたとか、カットされてたらしい。
じゃけんの罰ゲームは岡内さんだった。内容は秘密にしておこう。

客席からの質問で裸足の方が踊りやすいのか?
気を大切にしてるということと、余計な情報を乗せたくない。
エロでなく生を見せたいというのもありました。

前トークの畑中さんは上演が始まる前に退場。
こっそり言うけど、舞台上での声より、ああいう素っぽい低いトーンの声が好きです。

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