精密板金の丸井工業ブログ

精密板金加工の会社を経営。丸井工業を例にして皆さんに分かり易く精密板金加工を紹介するブログ-精密板金の丸井工業ブログ

NCT加工機の板金材料裏キズ対策

2012年02月28日 | 精密板金 設備
精密板金の丸井工業

―ISO9001&ISO14001取得 若さとパワーで革新を続ける企業です―

 丸井工業の求人のお知らせです!

丸井工業(株)のリクルート(求人募集)情報をHPに掲載しました。
関心がある方はこちらをクリックしてください(丸井工業HPのリクルート情報にジャンプします)
*===*===*===*===*===*===*===*===*===*===*===*===*===*===*===*===*===*===*===*===*===*===*===*===*

NCT加工機の板金材料裏キズ対策についてです。

神奈川県 横浜市 精密板金 丸井工業(株)公式ブログです。
「精密板金について」「精密板金加工とは」など、精密板金加工全般について丸井工業の事例などを含めて紹介致します。

精密板金で全ての作業中に作業者が一番意識する事は精度ですが、次に板金材料(鉄板・アルミ板・ステンレス板・銅板)の表面にキズを付けない様にする事にも注意を払います。と言うのも板金材料の表面は完成品の化粧面や外観となる部分が多く出来るだけ加工の際に余計なキズを付けたくないからです。特に材料の生地そのままの風合いを生かして使われる場合(メッキ処理など)は一切キズを付ける事が出来ないので保護シートを表面に貼った状態で最後まで加工を行います。

しかし、表面ばかりに意識がいってしまうとついつい疎かになりがちなのが裏面の取り扱いです。裏面にキズが付けば品質も含め製品全体の価値が下がってしまいます。材料を引きずりながら取り出したり、半製品同士を重ねたまま移動したり、加工中を含めいろいろな場面で裏キズが着く可能性はあります。中でもNCT加工機は絶えず加工機内で材料を引きずり回すので材料の裏面にキズがついてしまう確率が非常に高いです。そこで対策として加工テーブルにブラシを使い裏キズの防止をしています。


精密板金 丸井工業
▲ NCT加工機 テーブル一面に植えつけられた大量のブラシ(黒い模様の様に見える部分)


精密板金 丸井工業
▲ さらに加工テーブルを拡大するとブラシが沢山ついている事がわかります


精密板金 丸井工業
▲ 加工中、材料はブラシの上を引きずられて動きます


おすすめ関連記事:精密板金の丸井工業ブログの 「NCT」 をテーマにしたブログ一覧

※ ブログランキングに参加しています ※ → にほんブログ村 企業ブログへ
   気に入った記事や参考になったと思った時は応援のポチを頂けると嬉しいです。

精密板金の丸井工業
公式WEB:http://www.marui-k.co.jp 精密板金の丸井工業へメールe-mail
プロモーションムービー:http://www.marui-k.co.jp/About_the_Company.html#marui_cm

Copyright(C) 2008-2012 Marui Industrial Coporation.,Ltd. All Rights Reserved.(文章・画像の著作権は丸井工業株式会社に帰属します)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ベンダーで板金材料を曲げる... | トップ | 環境に関する法規制を順守し... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

精密板金 設備」カテゴリの最新記事