
ベンダー(プレスブレーキ)で板金材料を曲げると伸びるという事を紹介します。
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「精密板金について」「精密板金加工とは」など、精密板金加工全般について丸井工業の事例などを含めて紹介致します。
板金材料(鉄板・アルミ板・ステンレス板・銅板 など)は薄い金属板とは言え、画用紙や段ボールとは違って人の手では寸法通り正確に曲げる事はできません。精密板金加工は、板金材料を曲げる作業にベンダー(プレスブレーキ)と言う加工機を使います。この加工機はプレス加工機の仲間ですが、上から勢い良くドン!とプレスが降りてきて加工する物とは違い、下の作業テーブルが材料と一緒にユックリと上昇して曲げを行うので、細かな繊細な曲げ加工が可能です。
例えば、人の手で画用紙を使って10cm角の箱を作る場合、1辺10cmの四角形を並べて書いて切取り曲げてノリ付けすれば大体10cm角の箱は出来ます。しかし、板金材料の場合は同じ様に10cmで切り取って曲げると材料自体が伸びるので出来あがった物は10cmより大きな箱になってしまいます。材質・板厚・曲げる角度によって伸びる量は異なるのでそれぞれの加工に合わせて予め伸びる分を引いた小さめの材料を使って加工しないと要求された寸法通りの製品を作る事はできません。

▲ 板金材料を曲げる加工機ベンダー(プレスブレーキ)です

▲ 板金材料(アルミ板)を金型の上に置いた状態です V字の金型に挟んで曲げます(下が凹で上が凸)

▲ 曲げ始めた状態です 金型はユックリと下の作業テーブルと一緒に上昇してきます

▲ 板金材料が90°に曲った状態です 板金材料は矢印の方向に伸びます
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