goo blog サービス終了のお知らせ 

気ままに

大船での気ままな生活日誌

瑞泉寺 おうばい(黄梅)満開に、

2016-02-23 07:18:03 | Weblog

おはようございます。

鎌倉のお寺で梅見のできるところは、いくつもあるが、おうばい(黄梅)はここ、瑞泉寺だけ。毎年、開花を楽しみにしているが、なかなか満開の黄梅に遭遇できない。それが、にゃんこの日(2月22日)に実現した。にゃんとも嬉しい日となった。

黄梅とは、この案内板にあるように、江戸時代から知られた梅の品種で、花弁はやや退化し、淡黄色である。牧野富太郎博士が、この木を観察して、オウバイの学名をつけた、由緒あるもの。

本堂前にその原木が、そして、本堂への道沿いに、その子孫がいくつも植えられている。それらが、いずれも満開になっている。こんなに素晴らしい咲きっぷりの黄梅は、はじめてみたかもしれない。

派手さはないが、いかにも、江戸っ子好みの梅である。

本堂前の梅園も見頃を迎えている。

そして、マンサクも満開。ここのは、かなり大きな木であり、たぶん鎌倉一の古木のマンサクである。

椿も良く咲いている。薮椿か。

福寿草も。福がいっぱい。


おもとの赤い実もみつけた。

素晴らしい、早春の瑞泉寺であった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2月22日2時22分22秒の椿

2016-02-22 22:22:22 | Weblog

今朝のブログ記事で、今日、2月22日午後2時22分22秒どこにいたか、今晩、報告をしますと、約束しましたので、今、眠い目をこすりながら書いています。

今日は、午前中、家内と瑞泉寺の梅見をして、お昼は家内のお気に入りのレストランでランチ、そのあと、また、かまくら散歩という一日だった。どこで2時22分を迎えるかは、もちろん、あらかじめ決めてはいなかった。午後1時半にはお店を出て、ぶらぶら、枝垂れ梅で有名な宝戒寺に向かった。ここは、ぼくは一週間ほど前に来ているが、家内は今年の初見だった。枝垂れ梅は相変わらずだったが、ほかの梅の花が結構、進んでいて、なかなか良かった。そのあと、ゆっくりと、段蔓の裏街道を歩き、おんめさま(大巧寺)に入った。

ここは、今、椿が見頃で、その写真を撮っていて、ふと、腕時計をみると、なんと2時22分22秒にあと少しというところだった。そして22秒になったと同時にシャッターボタンを押した。

これが、2月22日2時22分22秒の椿です。

天ヶ下(あまがした)(古典椿)大巧寺にて

花弁が白と赤に分かれる椿は、ここへ来る前の宝戒寺でもみていた。

午前中の瑞泉寺でもみていた。入口近くの梅林の中の椿がほとんどこの種類。

同じ枝に、赤と白の花も咲かせている。

もう、8年も前になるが、”二月堂のおたいまつと声明聴聞”のツアーに参加し、いろいろお話を伺った。お水取りの椿の造り花は花弁が赤と白交互につけられているが、白い花びらは京都・国谷産の和紙、赤い花びらはベニバナ染め、おしべはクチナシで染めた和紙と、すべて草木染めの和紙から出来てるそうだ。紅白別々の花びらの椿は”一枚かわり”という品種名で、高知の旧家の屏風絵に描かれていて、昔は存在していたらしいのだが、現在、生花は確認されていないとのこと。それ以来、ぼくは、紅白花弁の椿をみつけ続けているのデアル(汗)。まだ、ぴったしのは見つかっておりません。

今回、2月22日2時22分22秒に出会った椿が、二月堂の”お水取りの椿”に類似しているというのも、何か縁があるのでしょうか。

2月22日は、にゃんにゃんにゃんの日で、猫の日でもあるそうです。今晩のごろん丸もにゃんにゃんにお願いしましょう。

にゃんにゃん

投稿日時(右上)にもご注目下さい。2月22日22時22分22秒に投稿いたしました。



 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

MOA美術館所蔵 大名品展

2016-02-22 09:16:26 | Weblog

おはようございます。

熱海は、踊り子号に乗れば、大船から約1時間とかからない。だから、名品揃いのMOA美術館にはよく出掛けている。その美術館が来る3月6日をもって、1年間の休館に入るという。リニューアル工事のためだが、しばし別れのフアンのために、”大名品展”を開催してくれている。まさに、オールスター総出演といった大展覧会で、美術ファンには見逃せない。

紅白梅図屏風(光琳)、色絵藤花文茶壺(仁清)、手鑑「翰墨城」の三大国宝に加えて、重要文化財が50点以上も。その中には、岩佐又兵衛の山中常盤物語絵巻と浄瑠璃物語絵巻も入っている。豪華絢爛とはこの展覧会のためにある言葉だといっても過言ではないくらい。

ぼくも、何度もみているものが多いので、個々の作品の説明は省く。展示室が10ほどあって、それぞれ、ジャンル別に置かれている。順に廻って、その豪華絢爛ぶりをブログ上でも、味わってみようとおもう。写真は、以前のぼくのブログに掲載したものや一部、美術館サイトのものを使わせてもらった。

展示室1 日本絵画・かなと墨跡

四季山水図屏風 (海北友松) 重文

過去現在絵図果経断簡(奈良時代8世紀)

展示室2 色絵藤花文茶壺・手鑑「翰墨城」

色絵藤花文茶壺(仁清) 国宝

手鑑「翰墨城」 (奈良・室町時代) 国宝

樹下美人図(中国・唐時代8世紀) 重文

展示室3 紅白梅図屏風

紅白梅図屏風(光琳)国宝

展示室4 漆芸・仏教美術

不動明王二童子像(鎌倉時代13世紀)
不動明王二童子像

 展示室6 中国絵画・茶の湯の道具

青磁大壺 (南宋・郊壇官窯) 中国南宋12~13世紀

色絵金銀菱重茶碗 (仁清) 重文

展示室7 琳派

樵夫蒔絵硯箱(光悦)重文

鹿下絵新古今集和歌巻断簡
秋くれば ときはの山の まつかぜも うつる斗(ばかり)に 身にぞしみける(和泉式部)

展示室8 又兵衛

浄瑠璃物語絵巻(岩佐又兵衛) 重文 (展示は4巻の一部)

山中常盤物語絵巻(又兵衛) 重文

柿本人麻呂・紀貫之図


展示室9 岡田茂吉賞受賞作品

展示室10 初期風俗画と浮世絵

湯女図(ゆなず)(17世紀初期、作者不明) 重文

雪月花図(勝川春章)重文

二美人図(北斎) 重文
二美人図

また逢う日まで、逢える時まで

今日は2月22日とぞろめの日。2月22日2時22分にどこにいるか、わくわくどきどき。今晩のブログをお楽しみに。では、出掛けてきます。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

華やぐ熱海梅園

2016-02-21 22:09:23 | Weblog

こんばんわ。

今日の熱海行きの主目的は、3月から長期休館に入るMOA美術館だった。熱海梅園は、もう見頃は過ぎているだろうが、せっかく熱海まで来たのだから寄ってみようという程度のものだった。たしかに、正面入り口の紅白梅はもう、花もなく、同行の家内は、もうだめだ、早く、切り上げようよと言う始末だった。

ところが、入園してびっくり。遅咲きグループがあつまっているエリアまで来ると、どこも花盛りで、えらく、華やいでいたのだ。ぼくは今年、二度目の訪問だが、初回は早咲きが、そして今度は遅咲きが見頃を迎えてくれた。さすが熱海梅園、懐が深いワイ。とくに枝垂れ梅が見頃を迎え、随分、楽しませてもらった。それでは、華やぐ熱海梅園をご紹介いたしまする。

日曜で好天ということもあり、かなりの人出であった。

舞台ではミス熱海の娘さんも、

さらに進む。

いつも歩かない道なので、”三つ子楠”なんていう大楠を今まで知らなかった。

出店もいくつも。

枝垂れ梅も見事!

名前は”呉服枝垂れ”

呉服枝垂れはあちこちで店を開いていた。今が見頃。

白滝枝垂れという品種も。

足湯も見頃。

韓国式庭園の紅白梅もきれいに咲き揃っていた。2000年に熱海で日韓首脳会議が行われた記念につくられた庭園。ときの首脳は、森さんと金大中さんだった。

庭に韓国料理の出店も。

ちじみととっぽっきを二人でいただいた。とてもおいしかった。

澤田政廣記念美術館にも寄る。いつもながら素晴らしい彫刻作品を堪能する。

館内は撮影禁止だが、ロビーの天井のステンドグラスだけはOK.これが床にも写る。

ここからの梅園風景をもう一度楽しんで、ぼくらはMOA美術館に向かった。

では、おやすみ、ごろん丸 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大船生まれ玉縄桜 華やぐ

2016-02-21 09:09:28 | Weblog

おはようございます。河津桜が一段落した後は、我が大船生まれの玉縄桜について。河津生まれの河津桜は全国区になりましたが、玉縄桜はまだまだ地方区。でも、だいぶ増えてきて、大船を中心に鎌倉市内ではよくみかけるようになってきました。いずれは神奈川区、さらには全国区への躍進も期待できます。

さて、玉縄桜の発祥の地、大船フラワーセンターへ出掛けてみよう。正門に到着し、びっくり、”玉縄桜”の軍旗がいくつもはためいている。いよいよ、河津桜に宣戦布告の意思表示だな。この地は、もともと小田原城の支城、玉縄城のあったところ。難攻不落の名城だったノダ。

そして、門を入ると、すぐ目に飛び込んでくるのが、タマ三郎!もう十分咲いている。さすが、玉縄桜の名女形、実に華やかだ。まず、そのお姿をおみせしましょう。

玉縄一家の華、タマ三郎

ぼくは10年前からブログをやりはじめ、その頃、フラワーセンターの玉縄桜は、原木とその子供たち3本、計4本だった。この4人家族にそれぞれ名前をつけた。原木は、元気一杯、力強く咲いていたので”肝タマ母さん”と名付けた。そして、一番目立つところに陣取り、お母さんに負けない、それに色気さえ感じる華やかさだったので、歌舞伎界の名女形のお名前をお借りしてタマ三郎と名付けた。そして築山に二本、仲良く並んでいるのは、玉縄桜界の叶姉妹に育ってほしいと、タマタマ姉妹と命名した。もうお気づきのように、名前には、すべてタマという字を入れる原則をつらぬきとおしている。その後、さらに、家族が増え、タマらんちゃん、タマすーちゃん(キャンディーズのように可愛い若木だったので)と名付た。そのあとは、どんどん増えていったが、めんどうになり、みな無名塾に入れている。ただ、10日前ほど、調査に行ったとき、無名塾生ながら、一人、一番花をつけていた優秀な子がいたので、久し振りに、玉縄七ノ助と命名した。タマ三郎に負けない名女形に育ってほしいという願いが込められているのだ。

さて、蓮田近くのタマらんちゃん、タマすーちゃんはどうか。やっぱり、まだ芸が未熟。ようやく咲き始めたところ。すーちゃんはまだ蕾だった。

築山に登り、タマタマ姉妹を見物。まずまずのお色気を出していた。三分咲きというところか。

山を下り、芍薬園の端にでんと控えている肝っタマ母さんの元へ急ぐ。玉縄桜の原木である。ソメイヨシノの早咲きを選抜して品種登録された。さすが、かあさん、子供には負けんゾなもし。

その近くの倒木大島桜の横の玉縄桜もがんばって介護の職務を果たしている。倒木した翌年くらいに植栽された。

芍薬園の向こう端に、5,6年前に植栽された河津桜が、すっかりりっぱになった。河津国のスパイという噂もある。

さて、牡丹苑の近くの七之助はどうか。一番花をつけた将来のエース。お見事、タマ三郎に負けない華をもっている。

そほかの無名塾生も咲き揃い、一週間もすれば満開でしょう。その頃、また、来よう。

梅はすっかり見頃です。

ぼくらはこれから熱海梅林とMOAへ。 



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

河津の河津桜(3)

2016-02-20 22:09:50 | Weblog

こんばんわ。今日は朝から雨という予報でしたが、午前中はなんとかもってくれました。では、と出掛けた先は、近くのフラワーセンター。お目当ての玉縄桜がもう五分咲き程になっていました。その写真をおみせしたいところですが、その前に片付けておかねばならない記事が一つ。連載中の(笑)、本場、河津町の河津桜見物記です。これがシリーズ最後となります。

豊泉橋から、町役場を横に見て、ついでに”役場の桜”も見て、少し歩くと、車道に出る。そこを右に折れると、すぐ、人だかりに気付く。ここが、飯田さんのお宅で、全国区になった河津桜の発祥の地。河津桜の原木が庭に植えられている。簡単に説明すると、昭和30年頃、川辺に生えていた珍しい桜の苗木をみつけ、自宅に植えたのが、この木。満開になっていた。

案内板。大島桜と寒緋桜の自然交配種と推定されている。

庭側から

うつくしい花をいっぱいつけていた。昨年は、3月11日に来たが、もう葉桜だった。3年前は3月7日で見頃だった。今年は10日以上早い見頃。年によって、こんなにも違う。

これを見て帰らないと締まらないので、必ず、寄って行く河津桜の原木。そして。もう一つ観て帰らないと、叱られそうな巨樹がある。来宮神社の大楠だ。樹齢は1000年を超すという。熱海にも来宮神社の大楠があるので混同されることがあるようだ。幹周が14メートル、高さは24メートルの巨木で、国の天然記念物に指定されている。神々しいばかりの、そのお姿。

境内に、大楠は、このご神木を含めて3本もある。どれも、神々しくって、跪きたくなる。抱きつきたくなる女性もいるようだ。

入口にもひとつ。

桜道に戻り、駅へ向かう。

河津駅

空を見上げると、半月を少し膨らませたほどのお月様が見送ってくれた。素晴らしい、2016年、本場の河津桜見物だった。来年も是非、是非、来てみたい。

(完)

では、おやすみ、ごろん丸。 いやぁ、まだ起きてますよ。女子フィギアのフリーがありますからね。宮原、佳奈ちゃん、本郷、ごろん丸しないで!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

河津の河津桜(2)

2016-02-20 15:23:32 | Weblog

さて、河津桜の本場(河津町)でのお花見についてのレポ、続きです。スタート地点の館橋に戻り、今度は、河津川の上流に向かって歩き始める。

2016年2月18日 河津の河津桜(2)

館橋の袂は菜の花がいっぱい。仲良く、お花見お弁当を拡げているお二人。

はじめは、ちらほらの河津桜。

つい、反対側の出店に目がいく。桜饅頭のお店。

かんきつ類のお店

鮎の塩焼き。また食べたくなってしまう。


そして、ようやく桜のトンネルが現れる。ここからがメイン。

途中、来宮橋から桜道を振り返ってみる。

さらにお花見ウオーキングコースを歩く

豊泉橋に到着。向こう岸に渡る。あと10分で峰温泉大噴湯がみられるというので急ぐ。大正15年11月22日正午、爆音と共に大噴湯が誕生。以来ひとときも絶えることなく毎分600リットル、100℃の温泉を噴き上げ続けている自噴泉。現在、この大噴泉の栓を定期的に開け、噴上げる姿を見学させている。

通常の姿

吹き上げると・・

水しぶきが見学者のところまで飛んでくる。


ああ、面白かったと、川辺に戻る。川辺から豊泉橋を望む。

河津川の上流には、まだまだ桜並木がつづく。

豊泉橋に戻り、そこから上流を望む。これから先へは、まだ行ったこがない。眺めるだけ。帰りのことを考えると、いつもここまで。

小腹がすいたので、近くのお店で、きつねうどんを食べる。思いのほか、おいしかった。そして、いよいよ、本日のメインイベント(笑)、河津桜の原木の咲きっぷりを見に行く。そのあとに樹齢千年の大楠もね。それらは次回に。

(つづく)

 


 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

京急三浦海岸の河津桜 三日連続、河津桜名所見物の快挙(汗)

2016-02-19 21:35:19 | Weblog

こんばんわ。今日はぼくにとっては、記念すべき日でした。それは、河津桜三大名所である、伊豆の河津、足柄の松田町そして京急三浦海岸の三か所を三日連続見物という快挙を成し遂げたことです。これは、簡単なようで、なかなかできないこと。まず、ぼくは暇人とはいえ、予定のない日が三日続くことはめったにない、第二に、天候が三日つづけて良好でなければならない、そして、なによりも、本人の気力(やる気)、体力が備わっていなければならない(大汗)。それに、いずれの地の河津桜も、(これまで何度も行った中でも)、最高の見頃であったこと。おまけに、松田では富士山が見え、そして、今日の三浦海岸でもめったにない慶事に遭遇したこと。

これは、たぶん人類史上初の快挙であるので、もちろん、ぼくの人生史上、最高の日である、と断定できる。とういわけで、記念すべき、2016年2月19日の京急三浦海岸の河津桜について報告したいと思います。

駅前の河津桜。満開です!これでまず、ホッ!

まずは、駅前の居酒屋さんで腹ごしらえのまぐろ丼。さすが三崎漁港の近く、鮪がうまいこと!快挙達成の前祝いに生ビールも(汗)。

そして、そこから15分も歩くと、鉄道沿いの桜並木。すべて満開。菜の花もOKでやんす!

歩いて、歩いて、うれしい昼間も♪ いつでも夢を♪

そして、陸橋へ。ここからの花見もしてみようと思い立つ。大勢のカメラマンがあつまっている。

陸橋からの桜並木もなかなかのものだった。そのうち、京急の赤い電車が入ってくる。みなさん、これを狙っていたのかな。

途中でハゲにじゃまされたが、そのあと、思いがけない慶事がやってきた。禿げ頭に感謝!

な、ななんと、黄色い電車がやってきた。

えええっと、ぼくが驚いていると、隣りのおっさんが一日一往復しかない、レアな電車なんだよ、って!。みんな、これを狙っていたノダ。京急イエローハッピートレインという車両なんだそうだ。訳すと、幸せの黄色いハンカチ、いや電車!ではないか。遊びの神さまが、ぼくの今日の快挙をお祝いしてくれたような、とても幸せな気持ちになったのでござる。


ぼくはもう、天にも昇る気持ちで、そこから一気に、小松ヶ池公園に舞い降り、そこでも満開の河津桜を見物した。翡翠色のカワセミも出迎えてくれた。慌ててて、写真に撮ることはできなかったけど。サンクス!カワセミくん。

これで、最高の見頃の河津桜の名所を、三日連続見させてもらい、おまけに、幸せの黄色い車両まで見せてもらった。

めったにない最高の一日をすごさせてもらった。あんがとさん、あそびのかみさま!五郎丸ポーズのミミズクさんに拝んでもらいました。

では、ごろん丸。 うちのママもごろん丸。トライしてずっと寝たママごろん丸 (サラリーマン川柳より)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

河津の河津桜(1)

2016-02-19 10:17:33 | Weblog

おはようございます。神奈川県足柄、松田の河津桜をみた翌日は、本場、河津の河津桜見物に行ってきやした。京都の東寺にもたくさんの河津桜の若木が植栽されているのを知ったとき驚いたが、現在、第二のソメイヨシノになるのではないかと思われるほど全国に拡散している。あの鮮やかなピンク色の桜が、まだ二月のうちから見られるのだもの、増えるわけだ。以前は、河津桜、見に行ったよ、といえば、伊豆の河津桜だと誰もが思ってくれたが、今は違う。どこの河津桜?と聞き返される。だから、この記事のタイトルもわざわざ”河津の河津桜”としたわけ。

2016年2月18日 河津の河津桜

やっぱり、本場の河津桜は一味、違いますね。わざわざ、2時間かけて行く価値はある。とくに、昨日のように最高の見頃を迎えたときは、目を通して入ったピンク色が心の中にまで進入して、からだ全体がピンクの大風船になったような、ふわふわした気持ちと言ったらよいだろうか(笑)。

それに、河津川沿いの桜並木というのが風情があっていい。それが、4キロも延々とつづく。そして、出店の数もはんぱでない。伊豆特産のものが中心だが、いろいろあり、眺めたり、試食をしたりと、花より団子派の人も十分楽しめる。ぼくは花+団子派かな。そして、何よりも、河津桜の原木を拝めるのがうれしい。拝めると言えば、来宮神社のご神木、大楠を見上げるのも楽しみのひとつ。では、一回では終わらないと思うが、4時間ほどの桜ウオークを再現してみよう。

踊り子号で河津駅に到着したのが、11時22分。満員の電車からほぼ全員が下り、ホームは満杯。駅を出て、川沿いへ向かう道も桜並木。この時点で、桜も菜の花も見頃になったことがわかる。

その小道はすぐ河津川に突きあたる。館橋の左が河口へ向かう道。その道が、結構、いい桜並木に育ってきていて、駅前ということもあり、多くの人は、まずこちらを見物するようになっている。ぼくも、今回ははじめて河口まで歩いてみた。

館橋付近 花に勢いがあり、最高の見頃になっている。かなりの人出。

川辺の桜はいい。

数百メートル歩くと、浜橋で、その先は河口と海。浜橋から館橋方面の桜並木を眺める。今、この桜道を歩いてきた。ここだけでも満足なのに、これは、河津のほんの一部。1/10といったとこ。

河口をみてみよう。

河口にひっそり咲く河津桜もいい。

この近くのホテルの前で、”正月桜”と称する河津桜の早咲き系の桜をみた。もう葉桜になっている。

その横に説明板があった。この”正月桜”は、この地に限って植栽し、拡散させないようにしようと書かれていたが、鎌倉宮や三浦海岸の一部の早咲き系と同じものではないだろうか。

この桜道の下の道路には出店が並んでいる。以前はそんなでもなかった。人だかりがあった。なんだろう。

お猿さんの芸だった。

ここで、楽しんで、お猿さんがひと休みしたとことで、ぼくもひと休み。鮎の塩焼きで熱燗一本(汗)。

この一画でいくつも面白いものをみた。一つ目はスカイツリー!右下の人影と比べてみてください。結構、大きい。何のために建造したのか、不明。たぶん、みんなが面白がってくれるからと思って建てたのだろう。それが一番!見上げた男だ。女かもしれないが。

これもびっくり。見た目は勝海舟と坂本竜馬と思ったが・・・。

勝海舟は当たったが、龍馬ははずれた。その人は、地元出身で咸臨丸の乗船員となった鈴木長吉だった。帰ってから、調べると偉い方だった。大工頭として咸臨丸に乗船、その後、明治新政府に招かれ、横須賀造船所の技術畑の重鎮として活躍されたそうだ。

これは、駅前の案内で知ったのだが、お相撲の一手、かわづ掛けの考案者、河津三郎はこの地の領主だった。近くの八幡宮に三郎の力石があるそうだ。曽我兄弟の父親でもある。来年は、ぜひぜひ見に行こう。

いろいろ楽しんで、館橋に戻ってきた。

ようやく、河津桜見物の1/10の紹介がおわった。先を急がねば。この調子では、何日、かかるかわからない。

でも、ここでひと休み。今日もいい天気だし、これから、また、もう一つの河津桜を見に行かねば。

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小田原の”百年食堂”

2016-02-18 22:03:46 | Weblog

こんばんわ。

松田の河津桜をみてから、小田急線で小田原に廻った。前日、放映された”ニッポン百年食堂”で小田原のお蕎麦屋さんが紹介されていたので、そこで食事しようと考えたのだ。

そのお店はお城へ向かう本通り沿いにある、”橋本”という名の蕎麦屋さん。てっきり、店主の名字と思っていたら、それは、地名で、先祖が相模原市の橋本から移ってきたからなのだそうだ。僕の、年の近い叔父も橋本に住んでいるので親近感がある。いかにも”百年食堂”という風情のある店構え。玄関先の小田原提灯が迎えてくれる。

ここは、はじめてではなく、家内と一度、入ったことがある。今回は一人だったのでカウンターに案内された。11時半だったが、ほぼ満席。テレビでも紹介されていた、サクサクであってもカリカリではないという桜エビの天ぷらとお蕎麦を頼んだ。せっかくだからと(汗)、お酒と生シラスもお願いした。ふと気づくと、目の前にひな飾りがあり、右上には松園さんの絵まで飾ってあった。ぼくにとっては最高の席で、気持ちよく飲めて、おいしいお蕎麦も頂いた。桜エビは由比産、お酒は秋田の高清水、お蕎麦は北海道産。どこも、ここ数年内に、旅したところばかりだったのもうれしい。

いい機嫌でお店を出て、そのあとも、テレビ番組で紹介されたお店に立ち寄ってみた。旧東海道沿いの柳家ベーカリーという、うす皮あんぱんのお店。創業大正10年だから、あと、ちょっとで100年。

いろいろの種類の薄皮あんぱんがある。

番組で食随筆家の伊藤章良さんが幻の黒豆のあんぱんを食べていたので、それが食べたくなり、ついでに、こしあんとうぐいすも買った。どれも、あんこがいっぱいでそれぞれ、おいしかった。

このお店は、ぼくが何度も紹介している、ういろうの近くです。こちらは和菓子と薬のお店ですが、600年の歴史を誇ります。

もうひとつ、創業1814年という、かまぼこの籠清(かごせい)さんにも寄ってきました。2月限定の梅の花かまぼこを買ってきました。食べるより、いつまでも見ていたい蒲鉾。


百年食堂というと、大森一樹監督の”津軽百年食堂”を思い出す。弘前にお花見に行ったとき、モデルとなったお店にも入ってきましたよ。

今日の、本場の河津桜見物は最高でしたよ。明朝、報告の予定です。お楽しみに。

ちょっとだけよ。↓

では、ごろん丸。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする