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気ままに

大船での気ままな生活日誌

作家の身のまわり展 鎌倉文学館

2016-02-10 21:38:22 | Weblog

おばんです。今日は、まさに早春といっていいような、ほんわかした日和でした。久しぶりに、ふらりと長谷の鎌倉文学館を訪ねてみました。そこで開催されていた、”作家の身のまわり展”。これがまた、今日の天気のように、ほんわかした気分にさせてくれました。

鎌倉ゆかりの文士たちの愛用の品々(文学館所蔵品)。たとえば、小津安二郎が自身でデザインした白椿柄の湯のみとか、初カラー映画作品”彼岸花”等に出演した有名な赤いヤカン。大仏次郎の猫の置物、里見とんの鼠の根付。川端康成の鎌倉彫の座卓、変わったところでは久住十蘭のルーレットも。と、次々、思い起こすことができるが、幸い、展覧会のカタログに、”暮らす”、”楽しむ”、等のくくりで、それぞれ、代表的な展示品の写真が載っているので、それらをまず、紹介することとしよう。

暮らす コーヒーミル(直木三十五)と椿の湯のみ(小津安二郎)

楽しむ 双眼鏡(尾崎喜八)と魚の筆置き(林房雄)

書く・描く 画/踊るウズメ(菊岡久利)と書/多情仏心(里見とん)

みる 正岡子規書(高浜虚子旧蔵)と南画軸/瓜蘆山水(漱石旧蔵)

創る 天眼鏡(山本周五郎)と万年筆(大島得朗ら)

装う トランク(林不忘)と着物(吉屋信子)

そのほか、あれもこれも。猫も鼠もルーレットも康成の座卓もこの中に。

いかがですか、ほんわかした気分になられましたか。そうそう、常設展示室でもほんわか気分に。特別企画”愛は言葉だ!文豪のハートにふれるバレンタイン”が始まっていました。芥川龍之介、夏目漱石、与謝野晶子、太宰治ら、12人の作家の愛に関連する著書や直筆原稿などが展示されている。ぼくもフアンの、方代さんの直筆和歌をみつけ、ほんわかぽん。一度だけ本当の恋がありまして南天の実が知っております

実篤の直筆色紙は、天に星、地に花、人に愛。漱石は、恋はすべての罪悪を孕むなお、調布市の武者小路実篤記念館が毎年オリジナルパッケージで発売しているというモロゾフの缶入りチョコレート”実篤チョコ”も限定販売されていましたよ。ぼくは、すでに家内から前倒しで(汗)、義理チョコをもらっていますので見向きもしませんでした。

。。。。。

文学館の庭園でもほんわか気分に。

河津桜も咲き始め、

玉縄桜も咲き始め、

旧里見とん邸から移植された椿も見頃になりました。

すばらしい、早春の鎌倉文学館のひとときでした。

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さっぽろ雪まつり・すすきの会場(北海道冬の旅#3)

2016-02-10 10:00:56 | Weblog

大通り公園から南北線でひとつ先のすすきの駅で降りると、目の前に、ニッカの広告塔がそびえる。その前の駅前通りに、数ブロックに渡り、60余りの氷像が立ち並んでいる。ホテルなどの氷彫刻を専門とする職人さんの作品だから、それはそれは見事なもの。上野公園でも、全国大会があり、何度か見学している。上野では完成してもすぐ溶けはじめるので、観る時間は限定されるが、札幌では安心してみることができる。ここも昼夜見学した。家内は長時間の夜行列車で疲れたのか、夜の部はホテルでのんびり。でも、ライトアップされた氷彫刻の方がずっと良かった。すすきのは、日本有数の盛り場だし、氷彫刻も夜に輝くのサ。というわけで、写真はすべて夜の部からです。

 

 

ひとりで来ていれば、このあと、どこかで一杯となるところだけど、オッ家内の目がちらついて、そういうわけにはいかなかった(汗)。おとなしく帰ったのでございます。

オッ家内の目↓ 

そして、翌日は、まず小樽へ。

(つつく)

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さっぽろ雪まつり (北海道冬の旅#2)

2016-02-10 08:36:32 | Weblog

おはようございます。北海道冬の旅シリーズ、今朝の記事は雪まつりです。

さっぽろ雪まつりも第62回を迎えるという。家内はだいぶ前に一度、訪れているが、ぼくは今回がはじめて。テレビニュースなどで紹介される巨大な雪像(氷像もある)を目の当たりにしたいと常々、思っていたが、ようやく実現した。

まず、主会場の大通り公園に向かった。テレビ塔のある一丁目から順に10丁目辺りまで歩き、また復路で、三丁目まで戻った。巨大雪像は、各丁目の広場に一つづつ造られているが、6丁目広場には中型雪像がたくさん並んでいる。ぼくは、夕食後にも訪ねて、ライトアップの雪像も見に行った(汗)。では、巨大雪像を紹介致しまする。

一丁目のテレビ塔が迎えてくれた。11時58分だったのか。

振り向くと、二丁目の巨大な氷像が目に飛び込んでくる。来る3月26日北海道新幹線が開業する。つながる~いよいよ開業!北海道新幹線。函館の五稜郭、赤レンガ倉庫、青森ねぶた、弘前城をモチーフにしている。

三丁目には白い恋人、PARK AIRジャンプ台。

4丁目には、進撃の巨人、サッポロ襲来!自衛隊制作で今回の目玉雪像である。でも巨人の目玉は冷たい(笑)。

夜間ライトアップの進撃の巨人、サッポロ襲来!サッポロを襲う、冷たい視線の超大型巨人に立ち向かう”巨大化したエレン・イェーガーの顔”(右側)も見えるでしょうか。進撃の巨人の目玉が赤く光る時もあったが、そこは撮れなかった。

5丁目東には、さっぽろ冬物語。 1610年、シェークスピア作の”冬物語”。よく上演されたロンドンのグローブ座。
 

ライトアップのグローブ座。

5丁目西には、台湾/女王頭(クイーンヘッド)と平渓派出所(氷像)。

ライトアップの台湾/女王頭(クイーンヘッド)と平渓派出所。 新北市万里地区の奇岩、クイーンヘッドが左側。右が新北市観光派出所。

5丁目から道路に出て、混んでるお店で、サッポロラーメンをいただく。おいしかった。

さて、6丁目の市民の広場にはいろいろな雪像が。

五郎丸ポーズの雪像がいくつも!

又吉直樹像。 氷の火花?(笑)

7丁目にはマカオ聖ポール天主堂。もう一つの目玉。

8丁目には、2016年3月26日開業!北海道新幹線。 ちょっと写真では分かりにくいが、新幹線がトンネルを出たところ、背景は藻岩山と駒ヶ岳。


雪まつりが開幕して2日目という、生きのいい雪像を昼夜眺めることができ、大満足!北海道新幹線開業の年、寝台特急カシオペア終幕の年に来られたことで、忘れられない思い出になるだろう。もう一度、行くゾ。

そして、ぼくらは、すすきの会場へと向かったのだった。

(つづく)

コメント (2)
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