気ままに

大船での気ままな生活日誌

二月晦日の上野公園 早咲き桜と梅

2018-02-28 22:42:06 | Weblog

こんばんわ。早いもので、もう二月は逃げる。

2月7日以来の上野公園。さて、あのとき咲き始めていた寒桜や、まだ咲いていなかった大寒桜はどうなったか。いつもは駅の公園改札口から出るが、今日は不忍改札口から。まずは、公園正面口の大寒桜。前回は固い蕾だったが・・・今日は咲きはじめていた!

正面口の大寒桜

そして、清水観音堂近くの寒桜。あのときは見頃に入っていたが・・今回は、もう盛りを過ぎていた。

一方、咲き始めだった小松宮彰仁親王像前の寒桜は今が見頃。

今日は、五条天神社にも寄ってみた。あそこの梅はきれいだし、たしか、河津桜もあった。

天神社の河津桜、満開!

梅も見事!

福寿草もお見事!

噴水公園前の寒桜はもう盛りを過ぎ、その代わり、寒緋桜が蕾を膨らましていた。明日にでも開花宣言か。

そして、東博へ。今日のお目当てはこれ↓

お昼前だったが、待ち時間が1時間という長蛇の列。 では、早めの昼飯をと。庭園入口の見事な紅梅をみながら五目汁そば。

もぐもぐ。

そのあと、仁和寺展の列は40分待ちになっていたので、入場することにした。念願の千手観音菩薩坐像を見られて大満足。

表慶館と法隆寺宝物館の間の紅白梅が見事に咲いていた。

それでは、おやすみなさい。

いい夢を。

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運慶展/鎌倉幕府と霊験伝説

2018-02-28 09:54:00 | Weblog

おはようございます。

うららかな陽気に誘われ、昨日、金沢文庫の運慶展/鎌倉幕府と霊験伝説を見に行ってきた。本展のサイトに”平成23年春の金沢文庫、同29年秋の東京国立博物館の「運慶展」に続き、本展示をご覧になることで運慶の全貌が明らかになるでしょう”という文面があったので、(二展を見ているぼくとしては)これを見逃すわけにはいかなかった。

6年前の金沢文庫の運慶展は、当館の80周年記念として、(文庫と隣接している)称名寺の塔頭、光明院で発見された運慶作の大威徳明王像のお披露目を兼ねて開催された。そのときは、さらに6点もの運慶作品が並び、それはそれは見事なものだった。今回の展覧会には、もちろん、大威徳明王像は展示されているが、他の運慶真作は舞楽面・抜頭(神奈川・瀬戸神社)だけで、伝運慶・湛慶作の梵天立像を含めても、3点と少ない。しかしながら、鎌倉幕府の地元、神奈川県内の寺社や東国の運慶周辺の作品が多数、集まり、見応えのあるものであった。

ちらしの表紙にもなった愛知・滝山寺の梵天立像(伝運慶・湛慶作)がまずのお目当だった。四面四臂のうつくしいお顔やなまめかしい姿態をケースの四方から眺められ幸せだった。東博展では同寺の聖観音菩薩立像(運慶作)が来られていたが、良く似ておられた。

神奈川・曹源寺の”十二神将立像”もずらりと並び、壮観であった。鎌倉時代初期の運慶周辺の仏師の作とみられている。以降、東国の十二神将像の起点となる特徴をもつという。以前、東博で見ているので、その写真を載せる。

同上・巳神(曹源寺)

運慶作・大威徳明王坐像(神奈川・光明院)

運慶作・抜頭面 (瀬戸神社所蔵)

大日如来坐像(栃木・光得寺所蔵) 運慶作の可能性が高い。


阿弥陀如来立像(光触寺所蔵) 伝運慶作

頬焼阿弥陀縁起絵巻(光触寺所蔵) 最古の運慶の姿が描かれる絵巻。光触寺・阿弥陀三尊像(↑)が同時展示される。

不動王立像(長野・仏法紹隆寺)運慶作説もあり、近年注目されている作品

毘沙門天立像(神奈川静雲寺)運慶工房作、和田義盛ゆかりの霊験仏

阿弥陀如来坐像(保寧寺所蔵) 宗慶作


大日如来坐像(修禅寺所蔵)頼家供養のため夫人が造立

地蔵菩薩像(康慶作)静岡・瑞林寺

これで、三大運慶展制覇で満足。しばらく、ないでしょうね。

短いトンネルを抜けるとそこは称名寺であった。

梅が咲いていた。

参道沿いにある光明院。大威徳明王像がここで見つかった。

それではみなさん、今日も一日、お元気で!

(イヌノフグリの初見は今年は称名寺で)

 

 

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