気ままに

大船での気ままな生活日誌

フォレスタ・コンサート

2018-02-14 10:44:36 | Weblog

おはようございます。

”BS日本・こころの歌”でおなじみの男女混声コーラスグループのフォレスタが鎌倉芸術館にやって来た。だいぶ前に家内が前売り券を買っておいてくれて、楽しみにしていた。

さすがに人気グループだけあって、大ホールが二、三階席まで満席。男声6名、女声6名、ピアノ3名、司会1名のメンバー。うつくしい歌声はもちろんだが、歌われる曲目がぼくら世代が慣れ親しんだものばかりで大満足。そういえば、お客さんも6、70代が中心。

第一部のはじめは”瑞穂幻想”というグループ・オリジナルの歌だが、そのあとは、雪の降る町を、庭の千草、エーデルワイス、遠くへ行きたい、早春譜、荒城の月とつづく。子供時代や青春時代やエーデルワイスのときは映画のサウンドオブミュージックを思い出したり。一部の最後は”鎌倉”。これは観客全員の合唱。ご指導もあり、結構、うつくしい歌声になっていた。♪七里ヶ浜の磯伝い/稲村ケ崎名勝の剣投ぜし古戦場♪ぼくがよく夕富士を見に行くところ。二番は♪上るや石のきざはしの/左に高き大銀杏/問わばや遠き世々の跡♪ いつまでもあると思うな、ですね、樹齢1000年とも言われた八幡さまの大銀杏は平成22年3月10日未明に倒木。歌いながら、その日、駆け付けたことを思い出す。

第二部に入ると、ビートルズのオブラディ、オブラダでつい身体を揺らしてしまう(汗)。ハンガリー舞曲5番(ピアノ)ときて、次はしんみり、西田佐知子のアカシヤの雨が止むとき。そして、神田川、愛の讃歌ときて、グループの男女がそれぞれ相手の取りあいをして(笑)、フランク永井と松尾和子になりきり、東京ナイトクラブのデュエット。

そして、がらりと変わり、男声コーラスの本領発揮(笑)。フニクリ・フニクラとオー・ソレ・ミオ。ろうろうとした歌声にしびれる。そのあと、女声と混声で、恋のフーガ、恋の片道切符、九ちゃんのステキなタイミング、愛さずにはいられない。ぼくらの青春時代のポップス。

そして、フィナーレは松山千春の”大空と大地の中で”。人生の応援歌。素晴らしい歌詞が最高の歌声にのって、ぼくらの心に沁みわたった。

生きる事がつらいとか 苦しいだとか言う前に野に育つ花ならば 力の限り生きてやれ こごえた両手に 息をふきかけてしばれた体を あたためて

アンコールはビゼーのカルメンから闘牛士の歌。♪トレアドール トレアドール みんな、若者にもどって、意気揚々と会場を出たのだった。

会場の中庭

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!ぼくはこれから五輪見物。金メタル、二つの予感。

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