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気ままに

大船での気ままな生活日誌

段蔓桜並木、リニューアルオープン 吉右衛門丈も祝いの舞

2016-03-30 18:54:16 | Weblog

長らくお待たせしました。本日、3月30日に鶴岡八幡宮の段蔓桜並木がリニューアルオープンしました。早速、取材に出掛けてきましたので、どの新聞より早く、速報させていただきます。

正午頃の第二鳥居前。ここで竣功式が行われるとのこと。椅子も並べられていた。

すべて植え替えられた若桜は、まるでこの日に合わせたように満開になっていた。

1時半に式典がはじまり、1時45分に、段蔓の参道を中村吉右衛門丈らが通り初めをすることになっている。

ぼくは、第三鳥居の前で待ち構えていた。次第に観客が多くなって、身動きがとれないほどになっていた。


二時過ぎとなり、行列の先頭が現れた。

満開の桜の下を吉右衛門丈が。

目の前を通り過ぎて行く。うしろには、地元のおえらいさん達が。

長谷川平蔵!の声も(笑)。

宮崎緑さん!円覚寺の管長さんも。

ミス鎌倉!うしろに、養老孟司さんも!

大人気!さすが、吉右衛門丈!

行進はおわる。まるで、お正月のような人出。

そして、舞殿での神事がはじまる。

そして、吉右衛門丈による”延年の舞”。

 そして、ぼくらも段蔓桜並木の通り初め。すべての古木が植え替えられ、若木は180本程度。

第三鳥居から始まる。

満開です。若木のせいでしょうか。境内の古木桜より早いです。

ゴールの第二鳥居まで。

段蔓桜並木のリニューアルオープンという、歴史的な日に立ち会えて、大満足。加えて、先日の歌舞伎座に引き続き、中村吉右衛門丈の姿を拝見でき、とてもハッピーな一日であった。

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恩地孝四郎展

2016-03-30 10:30:04 | Weblog

これも会期が終わり、ひと月もたってしまった展覧会、恩地孝四郎展(東京国立近代美術館)。この美術館は竹橋にあるので、いつも東御苑のお花見をしたあとに訪れる。あの日(2月23日)は梅林坂の梅が満開になっていて、広場の椿寒桜も見頃になっていたっけ。

恩地孝四郎(1891~1955)の作品は昨年秋の”月映展”で多くの恩地作品をみているし、それ以前にもカマキン等で何度も見ているが、今回のような大量な作品群を見るのははじめてで、その多彩さにおどろいてしまう。木版画(260点)、絵画(38点)だけではなく、写真作品(20点)やブックデザインが70点もある。

月映展に出ていた作品は、改めて、感慨深く、鑑賞した。恩地孝四郎、田中恭吉、藤森静雄との三人の美術学生が、木版画と詩の雑誌の公刊を目指し、活動をはじめ、私家本をつくり、そして念願の出版にこぎつける。やっと日の目を見た雑誌も長くは続かず、田中の死とともに消え去る運命にあった。恩地の版画は、はやくも抽象画であったが、田中らの作品と共鳴して、悲しみを帯びていた。

写真作品(ゼラチン・シルバー・プリント)も興味深かった。その中に”博物誌”があり、さまざまな動植物を撮っているのがだが、”芸術的な”撮り方が面白かった。全体より部分という撮り方も多く、冬芽だけを拡大してみせているものもあった。また、装幀本も随分とあり、結構、時間をかけて、見て廻った。以下、ちらしに出ていた作品を載せて、記録に残しておこうと思う。

自画像(ブルーズ)1919年頃

抒情(明るいとき)1915

あるバイオリニストの印象(1946)

裸膚白布(1928)

アレゴリーNo.2廃虚(1948)

イマージュNo.6母性(1951)


オバタマムシ(博物誌)1938-42頃


その日は、東御苑の梅見坂の梅が満開の頃だった。ひと月も前のことだった。昨日、このあと始まった、安田靫彦展を観に行ったのだった。その感想文も、ひと月あとになるかも(汗)。


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東御苑の桜 

2016-03-30 09:31:00 | Weblog

おはようございます。二月は逃げる、三月は去る。桜とお相撲を追いかけているうちにぼくの誕生日も知らぬうちに過ぎ去ってしまった。もう、明後日は四月だって。はやいはやい。

2016年3月29日 東御苑

東京駅から歩いてきて、大手門の人だかりにびっくり。そうか、あの行列だ、とすぐ思いついた。ぼくも昨秋、紅葉見物で参加した皇居の乾門通り抜けの人波が東御苑へ流れ、そしてここに出てくるのです。今回は桜見物通り抜け。

一瞬、その入口の坂下門に廻ろうかと思ったが、初志貫徹、大手門から東御苑に入る。まず、三の丸尚蔵館で”古典再生/作家たちの挑戦展”(これがなかなか良かった)をみて、二の丸公園へ。雑木林にもう、やまつつじがいくつか咲き始めている!満開になる頃は金蘭銀蘭えびね蘭。わくわくどきどき。


雑木林を抜けると、池の向こうに満開の桜。コシノヒガン。


近寄ってみる。藤棚の横です。

その途中、はやシャガが満開!前日、ヨコハマでもみて驚いたばかり。三月はなにもかも早い。だから三月生まれは、頭がいいのだ。

汐見坂を上り、本丸の広場に出ると、いきなり見事な桜。これも彼岸桜だった。コシノヒガン。腰痛の方は”腰の彼岸”と思うかもしれませんが、”越の彼岸”で、富山県に自生地があるようです。

乾門通り抜けの人々でいっぱい。東御苑に初めて来たという人が多いみたいですよ。外国人旅行者の方がよほど知ってる。

広場の反対側にも白い桜が満開!人も満開!

天城吉野という。オオシマザクラとエドヒガンの種間雑種。なるほど。

天城吉野の大木が広場の奥の方にもあります。

前方の天守台も満開です!

トウゴクミツバツツジも満開です。前科のある方は投獄三葉躑躅と思うかも知れませんが、東国三葉躑躅です。糖極蜜葉ではないかと、葉っぱを噛んでいる方がいました。ほんと甘いわと言っていましたが、本当だろうか。

北詰橋から、乾門方面をみると、ここも満開の列だった。この列が東御苑に次々と入り、大手門から出て行くのデアル。

乾門を正面から見てみる。続々と出てくる。さて、いつ通り抜けしようか

そのあと、工芸館で芹沢鴨じゃない、けい介のいろは展をみて、近美で安田靫彦展をみて帰った。どちらもとても素晴らしかった。

では、みなさん、今日も一日、お元気で。

丸の内で見たミミズク




 

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