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気ままに

大船での気ままな生活日誌

茅ヶ崎の春&琴勇輝の春&うたコンの春

2016-03-15 23:10:26 | Weblog

こんばんわ。今日は三つの春を楽しみました。昼、夕、夜と。

。。。。。

茅ヶ崎の春 

家内と茅ヶ崎の街歩き。春がいっぱい。

茅ヶ崎の”市の木”はアカシヤだけあって、街中、ミモザの花だらけ。

桜も。オカメ桜でしょうか。

大寒桜でしょうか。

ハクモクレンも

キンカンの実も

。。。。。

琴勇輝の春

うれしい初金星。何を思うか、怪我を乗り越えて、この日が来るとは・・・

日馬富士を圧倒

稀勢の里、3連勝!しかし、稀勢の春は初優勝が決まった日。がんばれ!

。。。。。

うたコンの春

23年間つづいたNHK歌謡コンサートもいよいよ最終回。新番組、”うたコン”にバトンタッチ。

なつかしい映像

人生いろいろ 島倉千代子

三波春夫 雪の渡り鳥

テレサ・テン 時の流れに身をまかせ

尾崎紀世彦 また逢う日まで


20年前の藤あや子。おふくろのカラオケのおはこだった、こころ酒。

最終回のトリは細川たかし 浪花節だよ人生は

うたコンにバトンタッチ。司会者は橋本奈緒子アナ!振り込め詐欺に気をつけなさい!と6時のニュースで、いつも注意してくれるひとでんがな!


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魯山人と京都(3)

2016-03-15 10:36:57 | Weblog

おはようございます。まだ、魯山人と京都シリーズですが、早くおわらせねば、すぐ桜旅がやってくる(汗)。

鴨川と合流する少し手前の高野川沿いにある、内貴清兵衛の松ヶ崎山荘での3年間の滞在は、魯山人を大きく飛躍させたようだ。料理の腕を上げると同時に、芸術品をみる目を肥やしていく。その後、魯山人は舞台を北陸に移し、数々の数寄者と交わるが、とりわけ、金沢の細野燕台との出会いは大きな意味をもった。燕台は美食家であるが、食器にもうるさく、陶工に自分好みの器を作らせたりしていた。

燕台は山代温泉の須田せい華窯を魯山人に紹介する。この地にしばらく逗留し、温泉街の老舗の濡額を制作しながら、はじめて陶芸の技術を習うことになる。その後、”北陸に山の尾あり”と評判の高い金沢の料亭”山の尾”の主人、太田多吉に会いに行く。太田は茶人でもあり、古陶磁器の名品を蒐集していた。若いのに率直な物言いをする魯山人は、気難しい太田に好まれ、彼から、料理や器について多くのことを学んだ。

さて、先を急ごう。”知られざる魯山人(山川和)”によると、中村竹四郎との共同で、大正14年星岡茶寮の開寮する。そして、茶寮用の食器を焼くために北鎌倉、山崎に緑豊かな広大な敷地を借り、星岡窯をつくる。これで、房次郎(魯山人)の夢は実現する。順調にいっていた星岡茶寮も、その後、9年間に渡る訴訟問題となり、結局、茶寮は竹四郎、窯は魯山人に分けられる。昭和11年、53歳のときだった。背水の陣で臨んだ魯山人だったが、日本橋の黒田陶苑らの支援もあり、雅陶三昧の時代に入るのである。

さて、この本では、民芸運動の柳光悦らへの罵倒、柳を離れた青山二郎との交流、イサムノグチ・山口淑子夫妻の星岡窯での逗留、”人間国宝”の打診を断る、など面白い話もいっぱい紹介されている。それらを、いちいち書いていたのでは、いつまでたっても終わらないので、そろそろ、ぼくの旅日誌に戻ろうと思う。

祇園白川の”骨董通り”の梶・古美術店を訪ねる。ここでは魯山人の作品をたくさん扱っていて、自由に触ることもできる。店主の梶高明さんはあちこちで美術鑑賞講座を開いている方だが、我々にもミニレクチャーしていただいた。さて、この二つの唐津ぐい呑み、どちらが真作でしょうか、と投票させたり、お皿の5点セット、それぞれ模様が微妙に違いますが何故?とか質問しながら、分かりやすく、魯山人作品の特長を教えて下さる。お料理がのったときに一番、うつくしく見えるのが魯山人の食器だという。魯山人の器でお茶も一服。楽しいひとときだった。

梶・古美術店


魯山人作品


祇園白川の辰巳大明神。 この周辺は映画やテレビドラマの撮影によく使われる。ぼくの知っているだけでも、”科捜研の女”、”京都地検の女”、映画では”舞妓はレデイ”。

辰巳橋もよく出てくる。

辰巳橋の通りに、創業天明元年という鯖寿司の老舗”いづう”がある。

四条通り沿いの何必館・京都現代美術館にも寄る。3年ほど前、ポスターの”秋田おばこ”に惹かれ(汗)、木村伊兵衛展をここで見たことがある。今回も特別展は写真展だったが、三階の魯山人展示室を主に見学。撮影禁止なので、紹介は一切しない(笑)。

その代り、横浜で開催中の”村上隆のスーパーフラット・コレクション” から魯山人作品を。壁に濡額、台上に器が並ぶ。

各地の焼き物を写しているが、とくに織部、志野を好んだようだ。魯山人に”写す”という言葉を使うと激怒するらしい。ただ、真似ているのではない、その上をいっているのだと。

ようやく、次回で最終回の予定です。美食家魯山人で締めたいと思います。

 (京都早春の旅#9)

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