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気ままに

大船での気ままな生活日誌

クリスマス満月とクリスマス夕陽と

2015-12-25 23:12:31 | Weblog

こんばんわ。ぼくは、うかつにも今日が38年振りのクリスマス満月であることを知らなかった。もし、分かっていれば、月の出の16時40分には、ベランダにいて、東の空を睨んでいたはずだ。ところが、ぼくは、その頃、我が家にはおらず、大船フラワーセンターの帰り、(日の入りが16時34分だった)、柏尾川の夕陽をうっとりと眺めていたのだった(汗)。

でも、結果的には、それが良かった。湘南地方は西の空は何とか雲が切れていたのだが、東の空は雲に覆われていて、家に居ても、山の端からの月の出はみられなかったのである。ところが、午後9時45分に、晩酌でひと眠りして(汗)、ベランダに出たら、雲のわずかな切れ目に一瞬ではあったが、クリスマス満月が顔を出してくれたのである!ほんとに幸運というか、いつものお月さまとのお付き合いの賜物というか、38年振りのクリスマス満月をみさせていただくことができた。

クリスマス夕陽とクリスマス満月の両方をみた人なんて、きっと日本中にそれほど多くはいないと思う。湘南地方に限れば、ぼく一人かもしれないと思う!だって、クリスマス満月の出現はほんの一瞬のことだったし、夕陽だって、西空に沈む直前に雲の厚い層から一瞬、抜け出てきたんだもの。これはもう、どんなプレゼントよりうれしい、うれしいクリスマスプレゼントだった。

柏尾川に沈むクリスマス夕陽

クリスマス夕陽に染まるカモメ

クリスマス夕陽に染まる柏尾川

クリスマス夕陽を見る川鵜二羽


大船観音さまと川鵜

午後9時45分、奇跡的に雲間から顔をみせてくれたクリスマス満月さま↓

大船フラワーセンターのクリスマスも素晴らしかったですよ。その報告は明朝させていただきます。

今日のおやすみなさいフクロウは、特別にクリスマス・スターフクロウさんにお願いしました。


 

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新春の風情と羽子板 鏑木清方記念美術館

2015-12-25 09:26:19 | Weblog

おはようございます。12月25日、クリスマスの日にふさわしい(?)展覧会の話題を。

歳末の風物詩が浅草の羽子板市なら、歳末の”風物展”が鎌倉の清方美術館の羽子板展です。これを見なければ、一年が終わらない(笑)と、昨日、見てきました。新春の風情と羽子板展。

名押絵師の永井周山が清方の”明治風俗十二ヶ月”を意匠化した押絵羽子板で、12か月分がずらりと並ぶ様は壮観です。羽子板の上には清方の原画も。先日、レアンドロ・バッサーノの月暦画を紹介しましたが、これは清方の”月歴画”。そして押絵羽子板は、”清方公のいとも豪華なる時祷書”といえるかも(笑)。

加えて、お正月らしい作品として、双六がいくつも並びます。軍国女すごろく(大正4年作)↓とか時代美人風俗雙六(大正2年作)とか。八百屋お七、木之花開耶姫、小野小町、玉藻前とか多彩な美人が登場。

そして、お馴染みの当館所蔵の”ためさるる日”。数ある清方作品の中でも、ぼくが好きな絵のひとつ。これは長崎丸山の遊女の、正月恒例の宗門改めの行事を題材として描いたもの。下図は、右幅で、実は左幅があり、こちらの方に、遊女が実際、裸足になって、踏み絵をする場面の絵がある。

そして、初夢、松のうち、さくら色、虎の門など、お正月号の雑誌の口絵がいくつも展示されている。

初夢

松のうち、さくら色

最近、亡くなられた野坂昭如さんは、大の清方フアンで、むかしの市井の人々の生活を描いた清方の絵をみると、なつかしくて涙が出てくるよと、語っていた。きっと天から舞い降りてきて、この展覧会を覗きにきているかもしれない。そういえば、野坂さんは鎌倉生まれだった。

おわりに、やっぱり、クリスマス風景を。小町通りでみかけたサンタのワンくん。

さて、今日はどこの歳末風景をみに行こうか(汗)。

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