気ままに

大船での気ままな生活日誌

国宝一遍聖絵展もいよいよ終了 遊行寺、歴博、金沢文庫、東博

2015-12-15 18:31:34 | Weblog

遊行寺宝物館で10月10日にはじまった”国宝一遍聖絵展”も、いよいよ12月14日で終了した。全巻展示の初日に訪ねたが、11月20日からの4巻展示になってからは、なんとか終了間際の12月11日に駆け付けることができた。また、翌12日には、東博へ二度目。そして、その翌13日の最終日には、これも二度目の神奈川歴博を訪れた。金沢文庫は一度だけだが、他の三館は二度づつ見学することができ、十分満足した。

遊行寺宝物館は、展示室が狭いので、4巻展示になっても、歴博のようには、全巻を拡げることはできない。でも、第1巻は1段から4段まですべてみられるようになっているし、第12巻はクライマックスの往生場面を含む第2段、第3段がみられる。ただ、第11巻は場面替えで一部しかみられない。今回は明石浦の場面。第7巻は第4段の桂のみ。前期展示の関寺(踊り念仏)は、拡大画像としてみられる。

これらに加えて、第6巻第1段の修理前のコロタイプがみられる。これを見ると、だいぶ傷んでいたようだ。さらに、第6巻第1段の踊り念仏の拡大画像もみることができる。江ノ島断簡の展示は終了しているが、参考画像が置かれている。さらに第4巻第5段の小田切の里の摸本展示もある。これらが、遊行寺最終展示の概要である。さすがに押し迫ってきたせいか、熱心な見物客でにぎわっていた。

歴博は、4、5、6、10巻展示で、展示室が十分な広さなので、全巻とも、すべて拡げられているのは嬉しい。最終日で、混雑するかと思ったが、それほどでもなく、むしろ初回のときよりも、ていねいにみることができた。

東博は7巻のみの展示であるが、これも全部、拡げられている。加えて、幾つかの巻の主要な場面が摸本でみられるし、撮影が可能なのが嬉しい。そして、特別展”始皇帝と大兵馬俑”が開催されているせいか、比較的、空いていたのがありがたかった。

さて、これから、”国宝・一遍聖絵”の第一巻から第十二巻までの主要場面を、本ブログに覚書として載せておこうと思う。果たして、年内に完成できるかどうか、乞うご期待。国宝中の国宝ともいわれる、一遍聖絵の展覧会終了に当ってのケツイヒョウメイでござんす。

ただし、前科があります。これも遊行寺と関係があるのですが、三之丸尚蔵館の”絵巻を愉しむ”展に出ていた岩佐又兵衛の”をぐり(小栗判官絵巻)”のこと。これも、全15巻の紹介をするつもりと、7月16日のブログに書いていて、いまだ実行していない。 できれば、これも一緒に。ただ、鎌倉紅葉が年末まで残った場合は、そちらの記事が優先されるので、年越しでも許されることとする。

遊行寺の一遍上人像。


遊行寺の長生院小栗堂。

照手姫のお墓。その隣りに小栗判官と十勇士のお墓もある。

遊行寺の大イチョウ

どうぞ、年内に、二つの絵巻の紹介ができますように。五郎丸ポーズの六地蔵さまにおねがい


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浄妙寺 蝋梅も花盛り (まだまだいける鎌倉もみじ#2)

2015-12-15 09:35:50 | Weblog

竹の寺から浄妙寺へ。街道をはさんで、歩いて、数分のご近所。原節子さんはこのお寺の隣りに住んでおられた。原節子さんの訃報を聞いた日(11月26日)にここを訪ねたているから、18日ぶり。そのときは山門を入ってすぐの真っ赤な紅葉だけが見頃だった。この日は、染めかけていた他の紅葉がすっかり熟れて、熟女のようなうつくしさ(笑)。それに、蝋梅(素心蝋梅)がもう、花盛りだったのにはびっくり。東慶寺で初花をみているが、こんなに咲いているとは!

まず、その蝋梅の花から。見事でしょ。今シーズンは早いゾ!気をつけねば。高松の栗林公園では梅も咲いたとか。

本堂のうしろに紅葉

手前の庭園にも

茶室のちかく

茶室の庭園

高台の墓地から山茶花越しに

左を向けば、洋館レストランが

もみじようかん

展望地へ

もみじの向こうに冬桜

冬桜ともみじ


古木が多い

素晴らしかった浄妙寺の紅葉。それに蝋梅と冬桜も。

帰り道の滑川の紅葉もまた、うるわしかった。

ほんとに、紅葉と桜はいくらみても飽きない(汗)。今日も、市民講座受講のあと、午後から鎌倉もみじだ!(汗)。

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報国寺 (まだまだいける鎌倉もみじ#1)

2015-12-15 08:27:08 | Weblog

おはようございます。もう、紅葉情報は終いにしようと思っていましたが、昨日、原節子さんが住んでおられた浄明寺界隈の紅葉をみて、びっくり。まだまだいける!というわけで、”まだまだいける鎌倉もみじ”シリーズを開設することにしました。この勢いなら、正月もみじも。さすれば、梅と紅葉、雪と紅葉など夢のカップルもみられるかも。

2015年12月14日 報国寺
竹林で有名な、このお寺だが、紅葉も桜も魅せてくれる。今シーズン、はじめての訪問。山門をくぐったすぐから早くも、楽しませてくれる。ちょうど和服の女性がふたり。このお二人、このあとも、ぼくと同じコースをとり、何度か出会った。幸運だった(笑)。

山門前

石段を昇る

本堂前で、早速、外人につかまる和服女性。ここは、東慶寺と並んで、観光ミシュラン三ツ星だから、外人観光客に人気。

そして、本堂裏の竹林と庭園内に入場。日本庭園にも先ほどの和服美人がいた。

見上げると

では、竹林に入ってみましょう。

竹林と紅葉

本堂の屋根の向こうに山の紅葉も

やぐらと紅葉

そして、竹林を出る。帰りは別の道から山門へ。ここでも紅葉。

山門をくぐる。

そこから、鎌倉三大洋館のひとつ、旧華頂宮邸へ向かう。そこまでの民家の紅葉もすばらしい。

旧華頂宮邸は閉まっていた。外から撮る。


曇り空だったが、素晴らしい紅葉だった。これなら、この近くの浄妙寺の紅葉もまだまだいけるだろうと、そちらへ向かった。

 

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