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気ままに

大船での気ままな生活日誌

冬、 冬、 冬なのさ 富士山の季節だよ

2012-12-11 21:26:38 | Weblog
テレビ放送が始まった頃、エノケン主演の”お父さんの季節”という人気番組があった。その主題歌を今も覚えている。♪春、春、春なのさ、お父さん、お父さん、お父さんの季節だよ♪その歌詞に合わせてのタイトルなのだ。

たしかに、冬は富士山の季節。雪をたっぷり被り、済んだ青空に、くっきりと浮かぶ。富士山好きには堪えられない季節に入った。大好き冬!寒い朝はとくに好き!小百合さまも好きなように。

寒い朝の、今日の富士。大船にて。


寒い昼の、今日の富士。江の島にて。


寒い夕の、今日の富士。稲村ケ崎にて。


真白き富士の嶺の像と夕陽。稲村ケ崎にて。


富士といえば、大観。




ついでに、御舟。


御舟といえば舟歌。はあ?

舟歌(八代亜紀)

お酒はぬるめの燗がいい
肴はあぶった イカでいい
女は無口な人がいい
灯はぼんやり ともりゃいい
しみじみ飲めば しみじみと
想い出だけが 行き過ぎる
涙がポロリと こぼれたら
歌いだすのさ 舟歌を

(作詞 阿久悠 作曲 浜圭介)

小百合さまの”寒い朝”で〆る予定が、御舟さんの突如の出現で、”舟歌”になってしもうた。お許しあれ。さっき、NHKの歌番組で、この歌を聞いたばかりのこともある。

・・・

ついでに夕焼雲も。稲村ケ崎にて。

と、なると千昌夫の”夕焼け雲”でしめなければならない。昨日のミニクラス会で唄ったこともある。

夕焼け雲に 誘われて
別れの橋を越えてきた 帰らない
花が咲くまで帰らない 帰らない
誓いのあとの せつなさが
杏の幹に 残る町











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フリック・コレクション美術館

2012-12-11 12:41:43 | Weblog
今回の美術館巡りの目的のひとつは、米国に集まっているフェルメール作品を全部見るということだった。そのうちの3点がここ、ザ・フリック・コレクションにある。それも、ここの作品は門外不出だから、ここでしか見られない。逆にいえば、ここに来れば必ずみることができる。実際、今回もワシントン・ナショナルギャラリーで1点、そしてメトロポリタンでは何と、2点も貸出中で、くやしい思いをした。

では、はじめに、フェルメール3点。美術館内ではこんな感じで並んでいる。(ここは撮影禁止なので、芸術新潮、”やっぱり気になるフェルメール”号からの転載である)


それでは、ひとつずつ。

女と召使 召使は三宅邦子に似ていると思う(爆)


兵士と笑う女


稽古の中断


芸新の記事によると、三つの絵には共通点があるという。登場人物がふたり、主人公は若い女性で対話をしている。なるほど。それを心理的必然だ、と曾孫の伝記作家がいう。フリックは幼い子供をふたり亡くしており、その悲しみがこういう絵を購入させたのだという。

さて、この美術館、ザ・フリック・コレクションは鉄鋼王と呼ばれたフリックの邸宅を改築し、彼が生前に収集した美術品・工芸品を展示しているプライベートな美術館である。メトロポリタン美術館に近い、当時は”百万長者の通り”と呼ばれた高級住宅街にある。邸宅美術館である。

まず、素晴らしい館内の様子をお示ししましょう。(大部分、同美術館のカタログからの写真です)

まず、玄関。


そして館内






では、名品の数々。(順不同)

アングル ドーソンビル侯爵夫人


レンブラント 52歳の自画像


フィリッポ・リッピ 受胎告知


ベッリーニ 荒野の聖フランチェスコ


コンスタブル 白い馬



ゲインズバラ セントジェームス公園の並木道


ドガ リハーサル


ヴァン・ダイク フランス・スナイデルス


ティツィアーノ 赤帽の男の肖像


エルグレコ 聖ヒエロニムス


ターナー ディエップの港


ルノワール 母と娘たち


クロディオン セピュラスとフローラ


フアンチェスコ・ラウラナ ベアトリーチェ・ダラゴーナ


装飾品の数々


フリック・コレクションのカタログ 表紙絵は、ハンス・ホルバイン(子)のトマスモア卿 


ヘンリー・フリック


次回はいよいよ最終回、メトロポリタン美術館です。


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