その日の朝、そうだ京都へ行こう、と飛び出した。まだ、名残りの紅葉がみれるはず。小田原からはこだま号。がらがら席でのんびりと。浜松辺りで早弁食べて、ゆったりすごして、京都着。時間は1時をちょい回わり、さあ、どうするかと思案して。まずは、奈良線に乗り換えて、一つ目の駅が東福寺。いわずと知れた、みやこ一の紅葉の名所。駅に下りれば、おどろきもものきさんしょのき。あの日の混雑どこにある。
ちょっと、不安になってきて。もしかしてもしかして、名残りの紅葉さえ、ないのかも。でもねったらでもね、北門、通り抜ける頃、高校生の集団ががみえてきて、何やら賑やかになってくる。不安の雲が切れはじめ、臥雲橋がみえてきた。ここは、通天橋が前にみえ、紅葉林が一望できるとこ。
さあ、紅葉はどうか。わくわくどきどき、走りて向かう臥雲橋。
あっ!
楓林は丸裸。紅い葉っぱは、土の上。暗雲、立ち込む胸の中。でもねったらでもね、よくよくみると、無惨な姿に目をそらした先に、まだまだ名残りの紅葉あり。おっおっと気を取り直し、拝観したのでごぜえます。
通天橋からの楓林

でもねったらでもね。まだまだ残る紅葉に女学生も大喜び。

あとは、美しい紅葉ばかりでござんした。どうぞご覧くださいましぇ。
紅葉が絨毯のように


通天橋を背に。まだまだ若いんだね、お父さんの季節だね♪ はあ?



メタセコイアも輝いていた初冬の東福寺だった。

前向きに考えると、なんでもすばらしい東福寺の紅葉だった。
(つづく)
ちょっと、不安になってきて。もしかしてもしかして、名残りの紅葉さえ、ないのかも。でもねったらでもね、北門、通り抜ける頃、高校生の集団ががみえてきて、何やら賑やかになってくる。不安の雲が切れはじめ、臥雲橋がみえてきた。ここは、通天橋が前にみえ、紅葉林が一望できるとこ。
さあ、紅葉はどうか。わくわくどきどき、走りて向かう臥雲橋。
あっ!

楓林は丸裸。紅い葉っぱは、土の上。暗雲、立ち込む胸の中。でもねったらでもね、よくよくみると、無惨な姿に目をそらした先に、まだまだ名残りの紅葉あり。おっおっと気を取り直し、拝観したのでごぜえます。
通天橋からの楓林


でもねったらでもね。まだまだ残る紅葉に女学生も大喜び。

あとは、美しい紅葉ばかりでござんした。どうぞご覧くださいましぇ。
紅葉が絨毯のように


通天橋を背に。まだまだ若いんだね、お父さんの季節だね♪ はあ?



メタセコイアも輝いていた初冬の東福寺だった。

前向きに考えると、なんでもすばらしい東福寺の紅葉だった。

(つづく)