数年前になりますが、中央に高さが100メートル以上もある鉄塔を配置した特徴のある船体
を見せる地球深海調査船「ちきゅう」の一般公開の際に乗船し、見学したことがありました。
その「ちきゅう」が、愛知沖80kmの水深1000mの海底から、次世代のエネルギー資源とな
るハイドレートの試験採取に世界で初めて成功したと嬉しいニュースが伝わってきました。
実用化までには、まだまだハードルは高いようですが、国際情勢に左右されながらエネルギー
のすべてを輸入に頼っている日本にとって、自前のエネルギーが、安価に安定して確保できる
時代が、さほど遠くない時期に現実し、日本国民が潤うことになるよう更なる技術の開発と「ちき
ゅう」の活躍を期待したいものです。
作品名 : 岩魚坊主
作者名 : (水木プロ)
穏やかな夜明けになりましたが、寒の戻りと初夏の繰り返しには体調管理の苦労します。
また、早朝から花粉のせいで、鼻水とうるうる目に不愉快な感じです。
この上、花粉に加えて黄砂、PM2.5の「飛散3兄弟」の来襲はお断りしたいものです。
あの日、福島市内の病院の駐車場に止めた車の中で産声をあげたという「橋本 栞ちゃん」
の大写しになった笑顔の写真が新聞の1面を飾っています。
今日は「東日本大震災」から早くも2年目になりました。
漏れ伝わってくる情報は、遅々として進まない復興事業に被災された皆さんの気苦労は、いか
ばかりかと拝察しています。
今から18年前「阪神淡路大震災」を経験した私には、被害の規模の比較のしようもありません
が、その気苦労は十分に分かるつもりです。
なんのお役に立つこともできませんが、陰ながら震災前の平和な生活が1日も早く戻ることを願
っています。
1月に突然帰らぬ人となった義兄の「忌明け」の法事に我が家を代表して女房が早朝から出
かけました。
亡くなる前日まで車で走り回っていた元気者だった義兄が、今この世に居ないことを実感でき
ないまま、早や「忌明け」になってしまいました。
この世における、人の命の儚さを改めて思うと同時に、義兄も今日からは「仏」という天界の人
となります。
安らかに、残りし人々の安寧なる導きをして欲しいものと思っています。
合唱
最高裁が違憲状態と判断した「一票の格差」問題を放置したまま、昨年実施されたの衆議院
選挙の無効を求めた裁判は、東京高裁に引き続いて、札幌高裁でも違憲判断でした。
但し「事情判決の法理」とやらで選挙は有効という判断になっています。
勘ぐって考えれば、立法府の皆さんは、そのことを十分に知ってのことでしょうか、自らの立場
に直接関わりのある問題だけに、区割りや議員数の見直しなどには極めて消極的で、やる気が
全く見えません。
その人たちが現国会では憲法の改正を声高に議論しています。
こんな人たちにそんな議論をする資格などないと思うと腹立たしくなってしまいます。
やはり我が国の政治は3流以下という評価は正解のようです。
サービスポイントの有効期限が迫っているので失効しない間にと思ってホームコースに行って
きました。
パートナーは初対面の、Hさんご夫妻と、Nさんで何れも80歳を越えているという元気そのも
の3人で、間もなく後期高齢者となる私など「若いですね」と言われてしまいました。
その上、聞いてみると皆さん毎週1~2回はゴルフをしているとのこと、その元気さに圧倒され
ると同時に、年老いても、かくありたいものと羨ましくなる一日となりました。
埼玉県内で深夜帯に救急搬送された高齢の男性患者を36カ所もの病院が受け入れを「空き
ベッドがない」「担当の医師がいない」ことを理由に拒否され、約3時間後に茨城県内の病院が
受け入れてくれたが、既に死亡が確認されたという出来事がありました。
幸いにも私は誕生以来救急車のお世話になった経験は皆無ですが、これから先、我が身にも、
もしかしたら明日にも同じ状況になるかも知れない事態が起きるかもしれないことを考えると、単
純に他人事と割り切るには忍びないものがあります。
各病院には、それぞれに諸般の事情があることは理解でき、疑うものではありませんが、果た
して36もの病院が全て拒否しなければならい状況にあったのか、万難を排してなんとかならな
かったのか、いささか疑問に思ってしまいたくなります。
多分、そのような事態にならないように近隣の医療機関がネットワークを組んで齟齬のないよ
うな仕組みが取られているものとは思いますが、益々高齢化が進む日本社会です、安心して生
活できる環境の整備を更に進めて欲しいものです。
作品名 : 土ころび
作者名 : (水木プロ)
冬ごもりしていた地中の虫たちが穴から出てくるという「啓蟄」です。
昨日は所要があり、車で外出して屋外駐車場に留め置いて1時間ばかりしてドアーを開けると
日差しを受けた車内の空気のむっとする高温に最早や夏の気配を感じてしまいました。
これからの数ヶ月、願わくば「花粉・黄砂・PM2.5」の飛散の少なきことを願うばかりです。
ひな祭りの日曜日「神戸レディースフットボールセンター」では「なでしこジャパン」の次代を担う
であろう若い女性達の練習試合が行われていました。
ベンチから飛ぶ監督さんの指示を受けて溌剌として走り回る若い力を頼もしくも、羨ましく観戦し
てきました。
この中から、きっと女子サッカー界のスターが、世界に羽ばたく選手が、出てくることを期待した
いものです。
毎日が日曜日の私には日ごろ、曜日を気にすることなど少ないのですが、気が付けば今日
はもう週末の土曜日です。
今週もあっと言う間の1週間でした。
そんな一日の始まり、「寒の戻り」とかで、日本海側では大荒れの様相です。
気象庁の発表によれば、この冬の西日本は3年連続の「寒冬」だったとありますが、関西に
春を呼ぶという、奈良・東大寺二月堂の「お水取り」も始まりました。
風を避けた日だまりのまったりとした雰囲気は確実に春の気配です。
その上で、ニューヨーク株式市場は5年5ヶ月振りの高値になったと伝えています。
この、おこぼれが我が日本にも影響し、働く人々の懐具合にも暖かくなれば大変喜ばしいと
思うのですが、さてどうなりますやら、もう「寒の戻り」は不要です。
あまりの寒さを堪え忍んだ万物が、いよいよ本格的な活動を再開する3月になりました。
そんな折り、うれしいニュースが伝わってきました。
iPS細胞を使った目の病気の治療の臨床研究の実施計画が申請され、世界初の再生医療に
向けてスタートしたと言うもの、「加齢黄斑変性」で視力をなくし、苦しんでいる人に一筋の光明
が差し込んだ感があります。
かく言う私も、今から凡そ25年前に、全く違う症状で眼科を受診したときに偶然「黄斑変性症」
と診断されたのですが、極々軽微な症状で普段の生活には全く支障なく現在に至っているとは
いえ加齢と共に、いつ進行が始まるのか予測できません。
それ以来、よほど進行しない限り自覚症状のない病気であり、自分なりに気を付けてると同時
に定期的に眼科検診を受けることにしていますが、人間が目から得る情報は膨大で、それが不
可能になった時のことを想像すると、その恐怖心は絶大です。
研究が順調に進み、苦しんでいる人達にとって、一般の医療同様にその恩恵を享受できる時が
一日も早く訪れるように期待したいものです。