風の向くまま、気の向くまま

人生楽しく行こうじゃないか、山よりデッカイ獅子は出ん、何事にも挑戦するぞ!

自分の適正に合った場所での活躍を

2015-03-04 09:24:55 | Weblog

 群馬大学付属病院で、40台の医師の「腹くう鏡」による肝臓手術を受けた患者が8人も死亡
するという問題を調査していた委員会が、全てのケースで過失があったと公表しました。

 私は、若い頃の事になりますが、大小含めて6回の手術を受けた経験があり、そのうち1回は
肝臓の手術ではありませんが、「腹くう鏡」による手術でした。

 開腹手術と比べて身体の受けるダメージが少なく、患者にとっては有効な手段と思いますが、
それを行う医師には、繊細で、高度な技術が求められることは言うまでもありません。

 この度の調査結果を聞いていて思うのは、「過失」なるものは尽きるところ、40台の医師に外
科医としての適正がなかったと言えるのではないかと思ってしまいます。

 幸い、私の手術をして呉れた医師達は、全てを適正に処理し、何らの後遺症もなく、順調に今
がある事に改めて感謝しています。

 人間には得手、不得手があります、いくら頭脳明晰でも、特に外科医に求められるのは手先の
器用さはではないかと思います。

 医は算術にならないよう、世のため、人のために、先生達には適正に合った場所での活躍を望
みたいものです。