今日は、季節の始まりの日(立春、立夏、立秋、立冬)の前日で、季節を分ける日と言う「節
分」です。
その節分の行事の1つに、一般的には「福は内、鬼は外」との掛け声と共に行う豆撒きがあ
りますが、先日のこと、何気なくラジオを聞いていると、最近、豆撒きの掛け声を「福は内、福は
内」と「鬼は外」とは言わない人がいるようだと、パーソナリティーが話しているのを聞きました。
その理由は、「鬼は外」と追い出した「鬼」が、他人様に対して悪事を働くことになると申し訳
がないと言う、他者を思いやる麗しい気持ちからとか、その気持ち、分からない訳ではありませ
んが、果たして自分の廻りに居残った「鬼」との付き合いはどうするのか、私の頭の中、夢と現
実が錯綜するチョットばかり平和で、おめでたい世界になっています。
我が家では、人並みに今年も、ささやかに、いつものとおり、いつもの掛け声「福は内、鬼は外」
で豆を撒こうと思っています。