大津市の中学校で起きた、いじめ問題の真相を解明を目的に設立された「外部調査委員会」
の委員に市役所側の推薦で内定している人物が被害者の父親が県子ども家庭相談センターに
相談した内容を入手して関係のない第3者にその内容を漏らしていたという事実が判明したとい
う報道がありました。
もしそれが間違いのない事実であるとすれば、予め余分な先入観を持った上で中立性が保た
れ、公平な調査が可能なのか甚だ疑問を持ってしまうと同じに、ひねくれて考えれば、その裏に
隠された人と人との間に生じる利害に関わるどろどろとしたものを感じてしまいます。
願わくば、中立・公正に、理屈なしに、ことの真相を解明するための委員会であって欲しいものと
思っています。