社会人になって駆け出しのおよそ3年間、まだ未舗装だった国道27号線を毎月数回は、今や
原発銀座と言われ日本人の誰もが知っているであろう福井県の高浜町、大飯町を通って仕事場
所へ車を走らせたことを思い出します。
当時には、まだ原発など「原」もなく、夏場になると京阪神方面からの海水浴客で賑わう程度の
静かな田舎町でした。
それ以来、その地を訪れたことがありませんが、今では原発マネーなるものに潤い?写真や映
像等で見る限り当時の面影は見あたりません。
そのことの善し悪しは、一概に何とも言えませんが、もし昨年の福島原発の事故と同じような事
故が発生した時、一山越えた、お隣に位置する近畿の水瓶「琵琶湖」の放射能汚染に繋がるよう
な事態になった時のことを考えると正に日本沈没と言うことになってしまいます。
災害は何時起きるか分かりません、更に形のあるものは何時かは壊れる道理があります。
しかし、それ以上に人間には知恵があります。
私のような凡人には、それに期待するばかりです。