今日は京都から始まったという、夏の終わりを告げる子供が主役の地蔵盆です。
私が生まれ育った京都の近くの古里の集落にはあちこちに地蔵さんが祭られていて、この日
には各家から頂いたお供え物の飾り付け等をして子供主役の行事を楽しんだものでした。
現在のようにゲーム機やパソコンやテレビ等といった娯楽設備もない時代、子供達みんなが
一堂に寄り集まって大人の手助けも受けず自主的に事を成す喜びを感じたものでした。
それから幾十年、時代が変わり、人々の価値観が変わった今現在、その地蔵盆の行事はど
うなっているのか知るよしもありませんが、私にはささやかながらも忘れられない、捨てがたい
思いでになっています。