高校生当時の気の合った友人たちの集まり「MAC32会」の懇親会は、北陸の山代温泉に12人
が集合し賑やかに行われました。
そのメンバーは、同じ教室で勉学?に励んでいたころには、皆が親の脛をかじり平凡に過ごして
いた境遇にあった者ばかりでしたが、その後の長い人生には、メンバー全員に共通して成功も挫
折も喜びも悲しみもあった過去を抱えて生きています。
今、現在でも、自営業を立ち上げて古希を迎えた今も、会社の顔として活動している者、サラリー
マン生活をリタイヤし、見よう見まねで畑仕事にせいを出す者、地域の役員として社会奉仕する者、
2人3脚で長年連れ沿ってきたかけがえのない伴侶を亡くし悲嘆にくれる者など等12人12色の
余生を送る毎日があります。
そんな者達が、同じ豪華食事に舌鼓を打ち、飲める者は心行くまで飲み明かしながら楽しい話、
悲しい話、本気の話、冗談話等に花を咲かせて、秋の一夜を和気あいあいで過ごしてきました。
「持つべきは心許せる友人です。」利害関係のない気の置けない人間関係に勝るものはありま
せん。
私は、そんな人達に仲間として認めてもらえていることに改めて嬉しさを感じています。
たった一夜の集まりでしたが、次回以降の集まりを堅く約束して、楽しかった思い出を胸に仕舞
って夫々の家路に着きました。