手元の寒暖計が、温度28.9度、湿度88%を示し、体中にまとわりついてくる重た
い空気に、何をする気も湧いてこずボヤッとソファーに座っていたい気分になってい
ると「今日は散歩に行かないの?」という目つきで愛犬リックが私を見つめます。
その目に促され、勇気を振り絞って今日も日課の朝の散歩をしてきました。
いつもの通り、折り返し点では10分~15分程度、堅くなった筋肉をほぐし、少しで
もゴルフボールが飛ぶよう関節が柔軟に動くようにと思い体操をしているのですが、
この怠さの強い時期には最初の間は腕を振るのさえ苦痛を覚えますが、それでも
辛抱をして体を動かしているうち不思議と体が軽くなってくるのです。
「しんどい」と言ってじっとしていると益々しんどさがつのってきます。
苦痛を乗り越えると爽快さが待っているのが実感として感じられます。
これで今日も一日頑張れると言う心境です。
これも、愛犬リックの物言わぬ訴えに負うところ大きいと思っています。
そのリックも、もう14才の老犬になりました。無理をさせず穏やかに長生きさせたい
ものと思っています。