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オートバイ道草記

オートバイを一生の趣味とする人のために

6月のライディングセミナー

2007-06-18 10:05:51 | 連絡事項
 入梅宣言のあとは必ず晴れの日が続く、そんな中のライディングセミナーでした。いやぁ本当に暑かったです。最近は参加してくれる人が安定して多くて、今回は12名の参加でした。常連さんに混ざって学生さん(大学生)が3名参加してくれました。XRモタードとKSRに乗っての参加でした。若い人といえば大型のスクーターにスピーカーで音楽を流しながら走っているのばかり目に付きますが、ロードバイクで走る面白さを感じてほしいものです。

 走るにあたって各自の走る課題を自分で決めて走ってもらっています。今回は全員共通の課題をひとつ提示して各自の練習に加えてもらうことにしました。課題は『ダイブ&ブレーキ』フロントブレーキをかけたときサスペンションが沈む感覚をしっかり掴んで沈んだあとしっかりブレーキをかけることです。皆さんできたでしょうか?

次回は7月は第3日曜日の15日です。是非参加してください。




スクーターでは有りません、隼です。乗りなれない愛車には基本の練習、スラロームなど集中して練習することができます。

4耐バイク世代

2007-06-14 19:30:05 | ノンジャンル
 トライアル世界戦の時サーキットのなかのホビーショップへ立ち寄ったとき見つけた本です。その時はこんな本が出ているんだくらいにしか思ってなかったのですが、気になってきて読んでみたいと思うようになりました。本屋へ注文したら、なんとすでに絶版。そうなるとますます読みたくなるもので、サーキットにあったやつまだ売れていないかな?と買いに行ってきました。そして無事入手できました。

 80年代全般ですから今から20年前の250~400ccの『4耐バイク』のライダースクラブのインプレッションを集めた本です。CBX400,GSX-R400,RZ250,RG250γ、etc、なんとバラエティに富んでいたことか! 車種も多かったしこのクラスがオートバイの中心だったんですね。私なんかだとこのクラスが体格にあっているしパワーなんかもちょうど良くていいんですよね。このクラスに新しいオートバイが出てこないかとつくづく思ってしまいます。


ライダースクラブのエイ出版社から出ていた文庫本です。


表紙の革ツナギは、25年前宮城さんが着て『4耐』に出たものです。昨日コレクションホールへ行ったら、なんと宮城さんはNSXの上原さんのインタビューをしていました。グッドタイミング!本にサインをしてもらいました。

510で走る

2007-06-13 20:42:16 | ハスクバーナ
 しばらく峠道へ行っていなかった510で霧降~日塩を走りに行ってきました。ひと月くらい前610で走った道とほぼ同じルートです。510と610どっちで走っても楽しいけど全然違うのに驚きます。確かに違うのは当たり前、510はコンペモデルですから。

 軽さとエンジンのパワフルさからくる走りはすごいのですが残念ながら私の力では充分味わうことはできません。でもコーナリングはスピードが出ていなくても充分味わえます。直線からバンクに入って立ち上がっていくまで区切りのないスムースな姿勢の変化。どこまでもバンクしていきそうなグリップ感。バンクしている間のがっちりとした安定感。一日中でも走っていたい気持ちになります。


タンク容量と燃費からそんなに足は長くない。イグニッションキーも無い、ニュートラルランプも無い。etc.乗ってしまうと、そういうことはどうでもいいことだと思えてきます。

塩原周辺の川沿いの道、薄緑色の山が気持ちのいい季節です。

デロルトVHSTキャブレター

2007-06-12 14:33:28 | メインテナンス
 スコルパSY250FにはデロルトのVHSTキャブレターがついています。このキャブレター用のセッティングパーツが輸入元では用意されていないようで、SY250Fに乗っている方からアイドルジェットが入手できないか尋ねられました。

 注文して一週間ほどでイギリスから届いたのですが、物は違っていました。注文した時、VHST用には“S”タイプと“U”タイプという2種類があるのでどっちにする?との質問。“U”タイプを頼むといったら“S”タイプが送られてきました。イギリスらしいやと思いながら送り返して再度送ってもらいました。てな感じでごたごたしたりしますがデロルトのパーツは現在売られているものは何でも入手できます。



ウェルシール

2007-06-08 19:32:15 | メインテナンス
 クランクケースやカバーの結合に国産車で使うシリコン系の液体パッキンを使っていますが、それ以外にこういうのも使ってます。イギリス製の液体パッキンです。シリコン系の液体パッキンは色が灰色や黒で、固まったらゴム状になってしまします。このウェルシールはそのようにはなりません。茶色い水飴状で、接着剤で使う黄色いボンドと似たような状態です。これは時間がたつと揮発分が飛んで硬くはなりますがシリコン系のように固まりません。

 メインテナンスでクラッチのカバーなどを時々開けるところにはパッキンが使われていますが、英車などではパッキンを使ってもオイルが滲んできてしまうことが良くあります。そんな時液体パッキンを併用するのですが、シリコン系は確かに良くオイルが止まります。しかし、良くついているのでカバーを外すのに一苦労することが多々有ります。その点ウェルシールは固まらないので外すのが容易です。
 またトライアル車のクラッチカバーは木や岩にぶつけることがしばしばです。ぶつけるとボルトで止まっているカバーも、一瞬ずれてしまうためオイルが洩れが発生する場合があります。こんなところにも固まらないこのウェルシールは有効です。