オートバイ道草記

オートバイを一生の趣味とする人のために

B50は何処に?

2007-06-25 19:30:56 | クラシック
 最近、B50に乗っていません。去年北海道へ行ってきたところまで乗るのが楽しくてしょうがなかったのですが北海道の帰りにミッションの不具合が発生してしばしお休み。今年になって復活したのですが4月のイベント参加以来乗る頻度がへりました。

 理由のひとつはハスクバーナ。610、510とも面白くて、他のオートバイは乗る気がしないということ。まぁ、だいたいオートバイは惚れこんで乗り始めるので、他のオートバイには目が行かないですが、ハスクはそれを越えて自分になじんでいるような気がします。きっとずーっと乗り続けていくと思います。(これもいつも思うんだけど、、、)

 実はB50も同じように感じていたのですが、大きく変わってしまいました。ミッションの不具合もありましたが、エンジンもオイルが上がって2サイクル並みにオイルを喰うようになっていました。北海道へ言って帰ってくるのにオイルを2リットルくらい使いましたから相当なものです。それでオーバーサイズの新しいピストンに交換しました。それと、それまでシリンダーの下側にバースパッキンと同じ形をしたスペーサーが入っていました。私が入手する前に入れられていたもので、これを抜いてノーマルの状態にしました。

 その結果、、、エンジンのフィーリングが大きく変わってしまったのでした。確かにピックアップは鋭くなったしパワー感も大きく上がりました。振動は大幅アップ、硬い感じで、以前のマイルドなおおらかというか気持ちのいいエンジンフィーリングではなくなっってしまったのです。不思議というか、昨年末から乗り始めたハスクの610が、修理前のB50のようなフィーリング持っていたわけで、すっかり乗り移ってしまった感じなのです。


厚さ2.6mmのアルミ板。ヘッドガスケットを一枚余分に入れるというのは良くやりますがこんな厚いのをいれているのは見たことがありません。流石にこの厚さではタペットクリアランスが狭くできなかったのと、とったらどうなっちゃうんだろう?ということで外してみました。厚さを替えて再トライです。

まだまだ頑張るイーハトーブ

2007-06-24 19:27:35 | トライアル
 初代イーハトーブがやってきました。かなり錆が出ていますが、エンジンはかかりますし走行は問題ありません。タンクの凹み、エンジン下のフレームの凹み無しでトライアルには使っていないようです。先代バイアルスは私も使用しトライアル競技に、ツーリングにと大活躍しました。とてもいいオートバイです。
こんな風に乗ってましたhttp://blue.ap.teacup.com/3232/196.html

 バイアルスのあとホンダにはトライアルのニューモデルがしばらくなくてホンダトライアルファンはやきもきさせられました。その後ついにニュートライアルマシン噂が出て大いに期待させらものです。そして登場してきたのがこのイーハトーブ。大いにずっこけたものでした。


 すこし前にトライアル車の中古車でTXT200,RTL250などを紹介しましたがすぐに売れてしまいました。トライアルをやりたくてトライアル車を探している人は多いですね。現在のモデルでトライアル競技をやりたいという人が多いのですが、競技はやらないけどトライアル的なところを走りたいという人にはこのイーハトーブのようなマシンも大いに活躍できます。

 トライアル車を手放そうとしている方はぜひ当店に声をかけてください。お友達、知人に売るよりも有利になるようにご希望販売価格を提示していただくとご期待に沿えるよう頑張ります。年式モデルを問いません。


サイドスタンド

2007-06-22 19:15:46 | 連絡事項
 ハスクバーナや最近のトライアル車で、公道を走る気のあるオートバイのサイドスタンドは車体を立てると勝手に跳ね上がります。ECは法規で決まっているのかもしれません。これはとても不評で、跳ね上がらないようにすることが多いです。トライアルの人は足場の悪い止めることが多いので全員戻らないようにします。

 私は何度かサイドスタンドを出したまま走ってカーブでバイクを倒して“ガリガリッ”ときて焦ったことがありますし、一度、すこし段差のある歩道から車道へ降りたとき出したままのサイドスタンドで転んだことがあります。

 跳ね上がらなくしたオートバイや、古いオートバイの人はサイドスタンドには気を付けてほしいと思います。


ハスクの510です。 
サイドスタンドのピボットのボルトの長い頭がプレートに当たりスプリングがピボットのセンターを越えないようになっています。私はけっこう好きです。


出っ張りのないピボットボルトを使うと戻らなくなります。

今年の夏休みの予定は立てましたか?

2007-06-22 18:14:26 | ツーリング
 私は今年も北海道へ帰ります。フェリーの予約が2ヶ月前なので、お盆の時期が夏休みだと6月半ばに決めなくてはいけません。直前のフェリーのキャンセル待ちでもたいてい乗れるのですが慌てふためかなくてもいいように予約しました。

 ここ数年は仙台から苫小牧までのフェリーでした。夜乗船して次の日の昼近くにつくので時間がもったいない感じです。今年は八戸ー苫小牧で行きます。これだと次の日の朝7時くらいにつくので余裕があります。でも宇都宮からだと仙台に比べたら八戸は倍近くの距離があります。去年行ったBSAのB50だったらとっても一日では走る気がしませんね。今年はハスクバーナの610で行きます。610で走る北海道というのも楽しみです。


きょねんの写真です。釧路あたりです。

英車にはインチサイズのリコイルで修理を

2007-06-19 21:59:01 | メインテナンス
 ゴールドスターのクランクケースの下側です。カバープレート(錆びたプレート)をクランクケースに取り付けます。本来はクランクケースからスタッドボルトが出ていてナットで締め付けます。これはスタッドボルトがなくて普通のボルトで止めてありました。

 写真のプレートの左側に穴が2ヶ所、右側に穴が3ヶ所あります。右3ヶ所の穴のうち真ん中はあとから追加されたもの。どうしてかというとクランクケース側の一番下の穴には折れたボルトが残っていました。折れたボルトをそのままに穴を追加して取り付けたというわけ。

 そしてネジ穴にはすべてリコイルが付けられていました。それも6mmのリコイルでした。ここのボルトはたぶん1/4インチ(6.35mm)だと思います。

 ネジ山があがってリコイルで修正するときにインチ→ミリにされてしまうのは多いんですよね。インチのリコイルの入手が難しいわけでもないので、英車にはインチで修理してもらいたいものです。折れたボルトは抜いておきました。