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オートバイ道草記

オートバイを一生の趣味とする人のために

悩めるタイヤ

2004-12-18 19:39:17 | ノンジャンル
 古いオートバイで悩む部品のひとつにタイヤがありますね。ちょっと前では16インチタイヤ。今では選ぶことができずあるものを付ける状態です。1台、83年物の16インチつきオートバイを持っていて、当時はハンドリングなんて良く分からなかったのですが、いつかきちんと整備して16インチを味わってみたいと思っています。それまでにタイヤがなくならないように祈っているところです。
 あるだけいいのですが、ないとサイズの違うものやパターンの違うものを付けなけりゃいけなくなったりします。やっぱり同じサイズで、当時のパターンに近いものを付けたいものです。たとえば30年前のオートバイの前輪には縦溝のリブパターンとか、、、
 しかし、日本国内だけで探していると、古い形ものは少ないのですが海外で探すと結構珍しいサイズも合ったりします。
 今車検を取ろうとしているBSAのB50もタイヤで悩む方です。ロードモデルは18インチなので大丈夫ですが、スクランブラーのほうは20インチが標準。当時でも20インチは少なかったと思います。
 今私のところにあるB50はスクランブラータイプで、1台はオリジナルの20インチ、もう1台は21インチに変えられてとものがついています。20インチのタイヤはロード用パターンのものは手に入りますが、もとのトライアルユニバーサルのパターンは無いようです。21インチのほうについているタイヤは3インチの太さのトライアルユニバーサルのパターンです。日本では、トライアルパターンはすべて2.75インチで3インチは手に入りません。これだとちょっと細く見えてしまうので、3インチのものをつけたいと、あっちこっち探してみると海外ではあるようなのでなんとかなりそうでほっとしています。


トライアルセミナーコンペ開催

2004-12-17 17:17:13 | ノンジャンル
 今月のトライアルセミナーは練習ではなくコンペを行ないました。いつも参加してくれている人と練習場に来ている人も含めて8セクション2ラップのトライです。セクションは今年練習してきた基本を生かして走ることができるように、セクション作りには当セミナーのアドバイザーの逸見選手を中心に作ってもらいました。やさしいけれどちょっと捻ってある楽しいセクションでした。どビギナートライアルにも参加している人も多いので、少しでも試合形式になれて楽しんで欲しいと思います。
 写真のKさんは、去年の初めは緩やかな斜面も恐る恐るだったのですが、今ではこんな斜面もグイッ!とアクセルを開けて登れるようになりました。(写真が少し斜めで実は角度はきつい!)少しずつやっていくと確実に上達していきます。               
 トライアルセミナーも始めて4年目、トライアルを楽しめるようにスキルアップをしたいと思っている人が来る限り続けて生きます。来年もやります。


クラシックだから?

2004-12-07 19:05:12 | ノンジャンル
 ここのところ、SL250をいじっていますがなかなか唸ることが多いです。この写真の部品は何だと思いますか? SL250のシートの下にあるトレーなんですが、実に多くの機能があって驚きました。網の目になっているところは、エアークリーナーの入り口のガード。その上はちょっと分かりにくいんですがフレームに取付られているヒューズボックスの上を覆ってカバーとなっています。写真下の小さな四角いものは予備のヒューズを入れたラバーケース。それをトレーの角の穴に差し込んでおきます。このトレー自体はフレームの間にセットすると中央部が車載工具置きになります。トレーの下側には腕が出ていてフレームのパイプを抱き込んでしっかり取り付きます。これを設計した人が、ここにこれをおいてこうして、、、とカタチを決めていった様子が目に映るようです。
 その他では、最近では書類をビニール袋に入れて、マジックテープでシート下などに付けたりしていますが、シート下にはプラスチックのしっかりした書類入れボックスがついています。
 フレームにしてもエンジンにしても、作りが丁寧、ただ単に今のオートバイと比較して“コストがかかっている”と言うだけではない作っている人の生真面目さを感じてしまいます。


クラシックは厳しい。

2004-12-03 21:48:54 | ノンジャンル
 B50とSL250を乗り出すべく準備に入ったのだが、いきなりスタックしてしまいました。B50は、輸入した直後にエンジンを始動してみたらすんなりかかったので、何事も無く乗り出せると思っていんですが、今回は、エンジンがまったくかかる気配がありません。圧縮も低い。シリンダーを外してみたら異様に広いピストンリングのギャップ。以前かかったのが嘘のようでした。バルブ周りも痛んでいたのでバルブも注文。
 もう一方のSLの方は、磨けば新車のようになるんじゃないかと言う程度(ちょっとオーバーか)だったので、即乗り出せるかなと思っていましたが、これまた古いオートバイの定番、ガソリンタンクの中は、、、液体チョコレート状態。錆落としはちょっと手ごわそうです。燃料コックはすでにだめになっているので、部品を注文しようとしたんですが、すでに欠品部品。合うものを探さなきゃいけません。
 こうなると断然英車クラシックのほうが有利になってくきます。消耗部品はほとんど手に入るのでまったく困りません。さてどっちが先に乗り出すことができることやら。