オートバイ道草記

オートバイを一生の趣味とする人のために

クラシックだから?

2004-12-07 19:05:12 | ノンジャンル
 ここのところ、SL250をいじっていますがなかなか唸ることが多いです。この写真の部品は何だと思いますか? SL250のシートの下にあるトレーなんですが、実に多くの機能があって驚きました。網の目になっているところは、エアークリーナーの入り口のガード。その上はちょっと分かりにくいんですがフレームに取付られているヒューズボックスの上を覆ってカバーとなっています。写真下の小さな四角いものは予備のヒューズを入れたラバーケース。それをトレーの角の穴に差し込んでおきます。このトレー自体はフレームの間にセットすると中央部が車載工具置きになります。トレーの下側には腕が出ていてフレームのパイプを抱き込んでしっかり取り付きます。これを設計した人が、ここにこれをおいてこうして、、、とカタチを決めていった様子が目に映るようです。
 その他では、最近では書類をビニール袋に入れて、マジックテープでシート下などに付けたりしていますが、シート下にはプラスチックのしっかりした書類入れボックスがついています。
 フレームにしてもエンジンにしても、作りが丁寧、ただ単に今のオートバイと比較して“コストがかかっている”と言うだけではない作っている人の生真面目さを感じてしまいます。