’０６のＰｒｏ２５０は更に軽いぞ！

　’０６モデルのガスガスＰｒｏ２５０が届きました。今までも軽量だったのですが、フロントフォークインナーチューブにアルミをを使ったりして更に軽くなったから驚きです。押して歩いただけで軽さが分かりますし、乗ってみると車体の重さを感じさせない異次元というか、他のトライアル車とはまったく違う、そうですね自転車に近い感覚といったほうがいいかもしれません。

　この軽さはとても扱いやすくてどんな人にもメリットがあるわけで、何しろ去年の世界チャンピオンマシンですから、エキスパートな人も、ビギナーの人にはなおさら、セクション内でマシンと格闘するのも楽になるわけです。じゃあ更に軽くはできないかと考えると、トライアルのセクションを走りというだけだったらもっと軽くできると思います。しかしトライアルはセクションだけ走るのではなく、ツーリングトライアルもあるように一般の道も走ってこそ楽しいのであることはいうまでもないですね。

　軽量化含めて開発競争は今後も続くと思いますが、トライアルバイクを作っているところは、セクションだけを走るトライアルマシンではなく一般の道を走るのに充分な耐久性を持ったオートバイとして進化させていってほしいと思います。