ダーリン三浦の愛の花園

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明日のためにその276-SPDIF

2017年11月26日 | オーディオ
今やデジタル機器の隆盛期、どんな種類のものも、再生専用(テレビ等)を除いては、デジタル音声出力端子(SPDIF)が装備されているだろう。
上記のとおり、一般的にデジタル音声端子は「SPDIF」と呼ばれている。これは「ソニー・フィリップス・デジタルインターフェイス」の略である。
つまりソニーとフィリップスが共同開発した、世界の規格ということになる。
私の所有している機器も、このSPDIFが装備されているものが多い。
このSPDIFを活用する方法は二種類ある。
先ずはお馴染みの「ファイバー」を使用した、光ケーブルでの活用である。
次に、「同軸」を使用した、コアキシャルケーブルでの活用である。コアキシャルケーブルとは、簡単に言うと、テレビへ接続されているアンテナ線と思っていただければ良いだろう。
問題はこの二つの使い分けである。最近は「光」と「同軸」と二つの端子を装備している機器も多い。
見た目、光の方がテクノロジーが高く、高性能に見られるが、実は光は伝送性質から「ジッター」と呼ばれる、ノイズの元になる特徴が含まれている。
一方、同軸にはそのような性質がないので、ノイズの有無は、その同軸の作りの良さに反映してくる。
最近私は、ある機器で実験をしてみた。
同じ放送を、光と同軸の二つの方法で再生してみたのだ。
光ケーブルは「ワイヤーワールド」同軸ケーブルは「ベルデン」を使用し、デジタルアンプへ直接つないでみた。
結果は同軸ケーブルの勝利。音のヴぉリーム感と音圧が違う。
実験した機器は、それぞれ光のみ同軸のみの端子しか装備されていないものを使用した。
音とは不思議なものである。
使用するマティリアルが違うと、こんなに違うものとは思ってもいなかった。
皆様のなかにも、デジタル機器に、光と同軸の二種類の端子が装備されているとき、接続先が同軸に対応しているのならば、迷わず同軸での接続をお勧めする。
自分の私意ではあるが。

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