ダーリン三浦の愛の花園

音楽や映画など徒然なるままに書いてゆきます。

明日のために203-ebay

2016年01月28日 | 日記
GSPには気をつけろ。

「ebay」世界最大のオークションサイトとしてしられている。
アメリカを中心に、様々な国のセーラーが商品を出品している。
私もたびたびこのebyを利用し、CD等購入している。
外国人との個人売買なので、取引に慎重な方は、このサイトを知っているけど利用していない方も多いと思う。
私も最初は不安だったが、今までの取引で、商品が未着と言うことが無かったので、今でも利用している。
しかし、先日ebayを利用したとき、気をつけなければならないことがあったので、本日はそれを紹介させていただく。

私はカセットテープを買った。私の好きなパンク&ニューウエイヴのコンピレーションで、三十年以上前に発売されたものだ。
当時それを買っていなかった私は、千載一遇のチャンスとばかり、それを買うことにした。
しかし、ちょっと迷った点がある。送料が大変高額なのだ。普通の取引の倍の値段である。
送料は高いものの、どうしてもそれを欲しかった私は、購入をすることにした。
問題はここからである。
送料が異常に高い割りに、到着時期が遅い。
商品の送付は「USPS(アメリカの郵便)」のプライマリータイプを使用する記載されていた。
暫く経ってから、ebayの該当商品の取引蘭を見てみると、既に到着したことになっている。
これはおかしい、すわ商品未着のままなのか、取引は失敗か、と思った。
しかし、よくよくサイトを見てみると「マルチプルキャリア」と表示されていた。
これは商品送付にかかる業者が、一業者でなく、いくつかの業者を経由するとの意味だ。
そして「GSP」と言う言葉が表示されていた。
調べてみると「GSP」とは、グローバル・シッピング・プログラムの略で、ebayが出品者有利の商品送付を行なうため方法だと知った。
その流れを簡単に説明しておく。

1 出品者はebayのグローバル・シッピング・センタへ商品を送付する。
2 商品を受取ったグローバル・シッピング・センタは購入者の宛名ラベルを作成し、荷物を出荷状態まで仕上げる。
3 グローバル・シッピング・センターは商品を「UPS」傘下の「i-parcel」と言う会社に送付する。
4 i-parcelは受取った荷物を通関させ、購入者へ発送する。
5 海外から到着した商品は、通関後、日本の運送業者へ引き渡される。
6 日本の運送業者は、購入者へ商品を配達する。

以上である、なんと簡単にまとめただけでも、6回のプロセスを経ることとなる。
因みに通常の方法であれば、出品者が荷造りし、郵便局へそれを持っていく、後は通関、輸送のプロセスで日本郵便が荷物を配達する。
たったこれだけである。いかに「GSP」が無駄に時間を使っているか分かるであろう。
複数の業者を使用している分だけ、料金も増す。
高額な輸送料を支払いながら、長い時間商品到着を待つ。出品者には利得があるかもしれないが、購入者はたまったものではない。
結局私は、二週間以上商品の到着に時間がかかった。
今まで海外から商品を何度も取り寄せているが、その中ではかなり遅い部類に入る到着時期だ。

皆様もebayを利用される場合は「GSP」に要注意だ。



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