ダーリン三浦の愛の花園

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明日のためにその388-アマゾンミュージックHD

2019年09月25日 | 音楽サービス
現在最高の音源が聴けるサービス

現在、スポティファイをはじめ、数多のストリーミングサービスが利用できるようになった。
どのサービスも、数千万曲のストックをもっており、どれか一つのサービスを利用すれば、ほぼ自分の希望する音楽は聴ける。
このようになると、サービス自体に何か付加価値がないと、なかなか契約を結ぶのは難しいだろう。
私の好きなワールドミュージックなどは、どのサービスを利用しても、大体同じ物は聴ける。
しかし、ここにきて、画期的なサービスがローンチした。
アマゾンミュージックHDである。
つい数日ほど前にサービスを開始したそれは、音質重視の方向を打ち出し、リニューアルされた。
今までのサービスの殆どが「MP3」の非可逆圧縮方式を使い、音楽をストリーミングしていた。
日本ではローンチされていない、アメリカのティダルやフランスのクオーパス、日本では既にローンチされたディーザーは、可逆圧縮方式の「FLAC」を使い、端末側では圧縮が解かれ、44.1kHz、16ビットのCD音質で音楽が聴くことができる。
アマゾンミュージックHDは、それに加え、俗に言う「ハイレゾ」(ハイレゾリューション)によるストリーミングを開始したのだ。
ハイレゾは、現時点で、192kHz、24ビットのサンプリングが最高とされているが、アマゾンミュージックHDは「ウルトラHD」と称し、その音源も既に数百万曲ストックがあると言う。
月額は1980円(個人プランの場合)、アマゾンプライム会員は1780円となっている。
同じ価格ではディーザーがあるが、こちらはハイレゾに対応していない。
ましてや、以前このブログに書いたように、ディーザーは現時点でwindos10に対応していない。
ストックの楽曲数も、6500万曲のアマゾンミュージックHDに比べ、ディーザーは4500万曲と少ない。
このままでいくと、間違いなくディーザーはアマゾンミュージックHDに淘汰されてしまうだろう。

私はアマゾンプライムの会員である。早々このアマゾンミュージックHDを試してみることにした。
初月から3カ月は月額780円、それ以降は1780円の月額設定となる。
契約をウエブで完了した私は、期待して「ハイレゾ」音源を聴いてみた。
しかし、残念なことに、私のpcスペックでは、48kHz、24ビットが上限で、折角192kHz、24ビットの音源を聴いたのだが、それを完全に試すことはできなかった。
しかし、48kHz、24ビットの音源は素晴らしく、低音ははっきりとベースラインなどが聴き取れ、高音はどこまでも伸びで綺麗に散ってゆくのがよく聴きとれた。
こうなると、USBタイプの外付けサウンド媒体を購入し、ハイレゾを楽しむしかない。全くお金のかかることだ。
一度このような経験をすると、後には戻れないのが人間の「性」である。
もうディーザーへの興味も無くなってしまった。
ただ、アマゾンミュージックHDで惜しいのは、私の好きなワールドミュージック系の音源が少ないと言うことだ。
スポティファイや、ディーザーの方がその点は有利だ。
いくつもストリーミングサービスを契約しているのは無駄なことである。
しかし、楽曲について考えるとそうもいかない。悩ましさは尽きないのである。
皆様も是非興味を持たれたら、アマゾンミュージックHDを体験することをお勧めする。
そこには、必ず新しい発見があるからだ。

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