ダーリン三浦の愛の花園

音楽や映画など徒然なるままに書いてゆきます。

明日のためにその341-deezerの現状

2019年06月10日 | 音楽サービス
堕ちた偶像?

なんと、半年近くも、ブログの更新を怠ってしまった。
期待してた読者の方々には、お詫び申し上げたい。
以前このブログで紹介したが、フランス発祥のストリーミングサービス「deezer」
このサービスに変化が起きている。
このdeezer、一番のセールスポイントは「音源」だ。
他のストリーミングが「MP3」不可逆圧縮方式を使用しているのだが、このdeezerは「flac」と言う可逆圧縮方式を使用している。
それぞれの違いだが、不可逆圧縮方式(MP3)は、可聴周波数帯以外の音はカットされて音を圧縮し、データとしての容量を削減している。
一方、可逆圧縮方式(flac)は、一切音源に手を加えず、圧縮して、音源が再生されるときに、CDと全く同じクオリティーで再生できる。
つまり、可逆圧縮方式で送信された音源は、遠隔にあるCDを手元の音響端末で聴いていることと同じとなる。
これが何を意味するかと言えば「音質の良さ」である。当然可逆圧縮方式の方が圧倒的に音質は良いと言える。
この「可逆圧縮方式」の音源を採用しているdeezerは、この音の良さをセールスポイントとしている。
しかし、現状はモバイル端末では、理由はあかしていないが「不可逆圧縮方式」のみの音声配信となっている。
では、どうすれば「可逆圧縮方式」の音源、CD音質の音源を聴くことができるだろうか。
私が調べた結果、パソコンはOS、windows8.1(windows7は未検証)で聴くことができ、他の方法は、オーディオ機器で聴く方法しかない。国内、国外のいくつかのオーディオメーカーがdeezer対応の機器を販売している。
これに関して、deezerに対して、メールにて問合せてみた。回答はなんとも重みのないもので「現在、日本向けのディスクトップアプリは開発されておらず、開発のめども立っていません」とのことだ。

現在、ストリーミングサービスは、数多ある。
そのサービス元が所持する音源数は多く、deezerの所持する音源数は、他のそれに比べるとかなり少ない。
音源数の少なさを「可逆圧縮方式」と言う、音源のクオリティーでカバーしようしたとおぼしきdeezer。
本当の彼らの頑張りはこれからだ。
くれぐれも日本からの撤退と言う形での終焉は避けていただきたい。


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