のどがこわい
昨日の夕食で、食べ物が気管に誤って入りかかりせき込んで、カミサンに背中をたたいたり、さすってもらい、ようやく苦しさから抜け出した。
よくお正月の新聞に老人施設でお雑煮のモチをのどに詰まらせたという記事が出ている。他人事と今まで思っていたが、これが我が身にも襲ってきた。
年をとって体力が落ちてくるにしたがって食べ物が食道を通して胃まで届かずに、途中で呑み込みがうまくいかず気管に入りそうになる。
気管と食道をひとつの弁で操作するようになっている。どうして人間ののどはこんなに危ない構造になっているんだろうとつくづくおもってしまった。
人生の終わり近くなると、くたびれてきたり、ぐったりしたりして機能が果たせなくなって誤嚥性肺炎などを引き起こす。年をとるとのどがこわい。