わがマチは米が自慢!!
「令和の米騒動」といわれたこの夏の米不足。テレビのニュースでスーパーのお米売場の棚が空になってる映像が映し出されました。
毎日食べる米が無い。一時期とても不安な思いがしましたが、最近少しづつ棚に並び始めましたが、新米の価格が相当高くなっています。
報道によると昨年夏の猛暑で品質が低下し1等米の供給量が減ったことと消費の伸びが10年ぶりに増加したことが影響しているという。
日本人の主食のコメは常に安定供給が求められる。いまの、政府の作況指数による生産調整は天候次第で需給バランスが崩れてしまう。
わがマチは、明治23年。道内では稲作を禁じられていたが、石狩川のほとりに移り住んだ先人が試験栽培をしたことから始まった。
現在の広大な田園風景は鍬やスコップでヤチダモを取り除き、何度も水害に遭いながら土地改良を進めて見渡す限りの黄金色の米どころになりました。
この間130年になりますが、品種改良、化学肥料、農薬を抑えたクリーン農業の導入、施設整備など積極的に努力を積み重ねてきました
その結果、ゆめぴりかは8年連続、ななつぼしは9年連続、ふっくりんこも食味ランキングで「特A」の評価で全国的に信頼を得ました。
しかし、農業経営は相次ぐ資材の高騰や農機具の値上げで、収益も少なく何時になっても安定したコメ作りが出来ない状況です。
後継者も育たないと悩んでいます。政治家や行政担当者は「猫の目農政」といわれないような政策を実施してほしいものです。