人間の寿命

昨夜、同級生のお通夜にお参りしてきた。中学時代に280人いた同級生が、体調を崩したり、ガンになったりで、つぎつぎこの世を去った。
厚労省の資料を見ると、高齢者の死因のピークは88歳という。余命が4,97歳。みんなその余命を使い切らないうちに死んでいった。
その余命を最後まで使い切って死にたいが、そこまで出来ないのだろうか。どう考えてもどうにもならないことなのだろうか。
寿命が少し残っていると考えると、残念な気がしてならない。死んでしまえばその時点で、それがその人の寿命だったということだろうか。
誰しもその人の人生はすでに進行しているが、それがどこまでで終わるかがわからない。あらかじめ知ることが出来ないのだろうか。
いろいろ考えても単なる計算に過ぎないのか。現代人は、A1を駆使して予定を立てているので寿命がどこまでいって終わるのかが分からないではひじょうに困る。
自分の寿命が、どのくらいかを知っておきたいと思うが、どうにもならないということか、やはり、いくら考えても結局はなるようにしかならない。
高齢者の平均寿命は88歳。これが人間の耐用年数と理解するしかない。それにプラス余命4.97歳で、人それぞれ、いつ迎えが来てもいいように、今日もマイペースで過ごすことにしよう。